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アンティークモールとシャモアピンクの夢

今日、面白い夢をみました。

 

関東のお客さまのところを初めて訪ねていったら、

大きなアンティークモールだったという。

 

 

敷地には、夢でしかありえない鉄塔ほどの巨大なウィンドミルがあり、

それをコの字に囲んでモールが建っています。

 

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〈写真は過去の買い付けからのイメージです〉

 

 

 

モールは一階建てで、

アメリカの50年代のモーテルのようなレトロモダンな佇まい。

 

アメリカでもあまり見ないような、アメリカ色の濃いモールでした(笑)

 

 

ほとんどがジャンクやインダストリアルを扱うブースの中、

ひとつだけシャモアピンクをまとった家具ばかり並べた空間がありました。

 

 

入ってみると、家具は19世紀の納屋にあったような素朴なものばかり。

 

糸巻機みたいなのもありました。

 

どれも小ぢんまりとしていて、線がきれいで、田舎風なのに上品で、

そしてピアノのような塗装の薄いピンクにペイントされているので、

ものすごくかわいいんです。

 

中でもシェーカー風のチェアが素敵でした。

ちゃんと値段もついていて、2万5千円でした(笑)

 

それを宝物と出会ったように大喜びで買って、

Kioで売ってもいいですか?とお客さまに訊ねたところで

目覚ましが鳴りました。

 

寝ぼけていたのと、あまりにいい夢だったせいか、

「あれ?椅子は・・・!?ちゃんと持ってきたんだったっけ・・・・」

と、一瞬(笑)

 

 

よほど買い付けに行きたいのかな(笑)

 

もっと模索も出来るよ、との暗示でもあったのか・・・・・・

(ちなみにお客さまは、コーヒースタンドのブースも併設されていたり、

お父さんとおじいちゃんもモールで一緒に働いていて、素敵だなあと思ったのでした。

もちろん夢の設定で、お客さまはそもそもアンティークのご職業ですらありません。。)

 

 

ああでも、ほんとにいい夢だったなあ。

 

 

がんばろうって思う気持ちが

さらに増しました。

 

 

 

 



 

買い付け再開に向かって

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今日から七月。

一年も半分過ぎたのですね。

 

二月から五月は信じられないくらい長く感じましたが、

六月は反対に、ものすごく早かったです。

 

 

店の営業再開からは、一か月経ちました。

 

 

この間、敷地の手入れをしていると、

脇の小道を走ってきたパトカーが、こちらに気づいて止まりました。

 

窓が開いたので近づいてみると、

乗っていたのは、近くの駐在所のおまわりさん。

新任のときにKioにも巡回がてら立ち寄ってくださったことがあります。

 

何かあったのかな?

ちょっぴり緊張する一瞬。

 

するとおまわりさんから発せられたのは、

「お店再開されたんですね。良かったですねえ」との声。

 

休んでたのを知ってくれてたことも嬉しくて、

「はい!ありがとうございます!」と、張り切って返事をしてしまいました。

 

二か月近くだったし、

家具屋は休業補償もないので心配してくださってたみたいです。

 

お客さまや周り以外でも

見守ってくれているひとがいるのだな。

 

 

 

買い付けのことでも色々な方からご心配いただいています。

ありがとうございます。

 

 

今のところも、前に書いたダイアリーと同様で、

在庫ではまだ困る事態にはなっていないです。

 

どんなに状態が良くても、

どこかしらには手を入れる箇所があるのがビンテージやアンティーク。

 

そうすると、少人数ということもあり、

その工程が大きいものほどどうしても後回しになってしまいがちで・・・・

 

なので意外とまだ大型家具などありますし、

そんな家具のアクセサリーのようになっていた小物類もあったりします。

 

ひきだしからも、エプロンやカーテン、クロスやキルトなんかが出てきます。

あとアクセサリーも。

 

商品として買い付けたのですが、

売り場を作るにはまだ数が足りず、

HPに載せるにも他の商品ページと毛色が合わなくて

なんとなくストックになっていました。(ごめんね。。。)

 

ただいま洗い直したりしており、

ある程度まで仕上がったら、店頭やHPでも売り場を作ってお披露目していこうと思います。

 

 

こんなふうにモノに再び光を当てるような時間が持てたこと、

そして営業自粛や買い付けに行けないことで、店づくりに費やす時間が持てたことは

それはそれで良かったと思っています。

 

 

とは言え、何とか秋くらいには行きたいところです。

 

ディーラー達もビジネスを再開し始めているので

出来ることなら今すぐにでも飛んで行きたいのですが、

 

アメリカ入国後と帰国後にはそれぞれ二週間ずつ自主隔離をしなければならないとなると、

感染の問題はそれで大丈夫かもしれなくても、

なかなか現実的ではないですね・・・・・

 

(今、奈良美智さんが個展開催のためにLA入りされていて、

少し前に二週間のステイホームを終えられたところなのですが、

Twitterから毎日される発信を、関心深く見させていただいています)

 

 

長くなりましたが・・・・・

 

今月もどうぞよろしくお願いいたします!

 

世の中が良い方向に向かう月でありますように。

 

 

 

 

Kioの夏時間

梅雨の晴れ間。

 

 

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からっとして、光りも白く眩しく、

今日はまるで梅雨明けのような一日でした。

 

 

 

 

 

 

それで朝は、子供の頃の夏休みを思い出していました。

 

 

私は午前中の時間がとても好きでした。

 

家の中でいちばん涼しい部屋は座敷だったのですが、

ラジオ体操から戻って、朝ご飯を食べ終えると、

宿題をかかえて日の光の入ってこない座敷に移り、

「夏休みの友」に向かう時間が好きだったんです。

 

集中して宿題に取り組んだ記憶はあまりありませんが(笑)

 

ふすまを開けた座敷からは玄関が続いていて、

開け放った玄関扉から見える夏の庭を

ただぼんやりと眺めていたものです。

 

海のことや、そこにぽっかりと浮かぶ大きな船のこと、

空にもくもくと出ている雲のことを思うときもよくありました。

 

家のほの暗い一室にいながら

果てしなく続く世界のことを思うのは素敵な時間でした。

 

 

 

今日はお休み。

 

外に散歩に出ました。

 

 

 

 

爽やかだったのですが、

さすがにしばらく歩いていると暑くなってきて、

たまに止まっては、道の脇を流れる小川に手をひたして(気持ち良かった!)、

ゆっくり散歩しました。

 

 

すると白っぽい花のにおいがしてきました。

 

辺りを見回しても、そんな花らしき姿は見当たりません。

 

この間まで栗の花が界隈でたくさん咲いていたけど、

それももう終わったみたいだし・・・・・

 

でも、においは確かにしてきます。

 

「あれ?・・・もしかして、おまえなの?」

 

田んぼの土手に咲いているヒメジョオンの、

群れというには遠慮気味な、でも群生。

 

近づいてみると、やはり漂っていたのはこのにおいでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

散歩から戻って、スコーンを焼きました。

 

 

夏は私にとって、

いちばん静寂な時間が流れる季節です。

 

 

 

 

 

 


アンティーク発掘と再生物語

名古屋時代は

店の外にモノを並べたり飾ったりが出来るスペースなんて無かったので、

移転したらアメリカのディーラー達のように

外にガーデン家具とかを色々と出すのが楽しみでした。

 

移転をして、

張り切ってさっそく軒下まわりに色々出したは良かったのですが、

やはり湿度の高い日本、

アイアンにはすぐに錆がまわってきましたし、

ウッドも気がつくと痛み始めてきていました。

 

今では錆止めをほどこしますし、

ウッドにもクリアラッカーを塗布するので

もうこんなことにはならないのですが、

気候がモノに与える影響が

思った以上に大きいのを実感したものでした。

 

 

だけど、錆びたり風化したりしたモノの様子だって面白いので

初期に並べた子たちには、

そのままでKioの敷地の住人としていて貰うことにしました。

 

 

その中のひとつ。

 

 

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古い時代のスクールデスクです。

アメリカ製。

100年以上の時が経っています。

 

地面から伸びたワイヤープランツがウッドのところにも根を張って、

すっかり自然な風景へとなったのもお気に入りでした。

 

 

すると先日。

この姿にいたく感激されたお客さまがあり、

「このままで譲っていただくことは出来ませんか」とのお申し出をいただいたのです。

 

自分ではとても面白いと思っていても、

朽ちてしまったようなモノをいざ販売・・・となると、

どうしてもためらう気持ちがわいてきます。

 

しかも、今では店の子。

 

それでもお客さまがデスクを私以上に気に入って下さっているのが分かりました。

 

そうなると、あとはお値段的なことになりますが、

こちらでも良い折り合いがすぐについて、

ずっとKioにいると思っていたスクールデスクに

新しい棲家が決まったのです!

 

 

お客さまは「自分で動かして持っていきたいので、見守ってだけ下されば嬉しいです」

とおっしゃいました。

 

こちらに気を遣われたのではなくて、

本当にそうしたいのだろうなあと思いました。

 

私も買い付けで同じ気持ちになることがあるのでよく分かるのです。

 

買い付けが決まった家具を車に積み込むのは手伝って欲しいですが(笑)、

ひきだしひとつひとつを本体から外して見てみたり、

背や、天板や、底はどんな作りがされているか、

どこかにメーカーや工房の刻印はないか、

家具がどんな歴史を辿ってきたかが分かる手掛かりがどこかにないだろうか、

そんな見えない部分を探る作業は自分ひとりの手でやりたいのです。

 

 

「〇○さんを見ていたら、買い付け中の自分のことを思い出しました」

そう言うと、お客さまは手をとめて嬉しそうにしてくれました。

 

 

 

 

 

 

ほうきで丁寧に汚れも掃って、

30~40分ほどかけてスクールデスクのサルベージが終わりました!

 

お客さまの嬉々としたお顔!

 

 

 

 

色々な角度からデスクを眺められて、

その姿もまた自分の買い付けと重なりました。

 

ひょっとしたらディーラーもこんなふうに嬉しのかな?、

なんて、ディーラー達の気持ちまで考えてしまったり。。

 

 

 

「木は防腐加工をして、穴が空いたところはボンドを流して修復しようと思うんです」

とのことで、

翌日さっそくそんなメンテナンスの様子の画像がお客さまから届きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして完成後の姿も。

 

 

 

 

お客さまは育てている多肉植物を、デスクにディスプレイするご予定とのこと。

 

 

 

『モノは受け継がれていく』ってよく言います。

もちろんそれは世の中にあるモノぜんぶに対して言えることではないですが、

でも確かにそうだなって、あらためて思ったのでした。

 

 

デスク、本当に良かったね。

 

お客さまも本当にありがとうございました!

 

 

 


実店舗の営業を再開いたします

実店舗の営業が長らくお休みとなりまして
大変ご迷惑をお掛けいたしました。

 

また、ご理解もいただきましてありがとうございました。

 

 

5月30日(土)より営業を再開させていただきます。

 

それに際していくつかご案内があります。

 

 

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まず営業時間ですが、
しばらくの間、11時から17時までとさせていただきます。

 

(ネットショップでのメールやお電話でのご対応は、

通常どおり11時から19時までおこなっております)

 

 

営業日はこれまで通りです。
水曜木曜が店舗の定休日です。

 

 

スタッフはマスク着用とさせていただきますのでご了承下さいませ。

 

また、定期的に店内の換気をおこないますので、こちらもどうかご了承下さい。

 

 

なかなか不行き届きの部分があるかと思いますが、
以前よりもゆったりとした店内に模様替えをいたしました。

 

楽しくご滞在いただけましたら幸いです。

 

 

それではまた皆さまにお会い出来ることを楽しみにしています!
 

 

まだまだ気の抜けない日々ですが、
どうぞご自愛のうえ、お元気で毎日をお過ごしくださいますように。

 

 

 

グリーンとブルー

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いま、空がきれいになっているって、

色んなところからそんな声が聞こえてきますね。

 

今年の緑はいつも以上にきれい、

そんな声もまたよく聞かれます。

 

 

本当にそうだと私も思います。

 

ここは里山なのに、

それでも今年は空も緑もいつにも増してきれいって感じます。

 

 

それどころか、びっくりするほどきれいと思うときもあります。

 

これまではしばしば、

「なんだか目が悪くなったなあ」なんて、

かすんだ視界によくそうやって思うことがありました。

 

実際に少し悪くなっているので、その実感は確かなことでもあるのですが、

けれどいま思うと、ただ大気がかすんでいただけとうことも多かったんですね。

 

ところが今年よく思うのが

「目が良くなったのか?!」という感覚(笑)

 

 

私ほど空や景色を見ない夫も

「なんかすごいね」と言って、

磨き上げた銀器でも見るように

窓外の景色に大きく目を見開いています。

 

 


 

 

飛行機も少なくなりました。

 

昼間は飛行機雲も前みたいに見つかりませんし、

家のなかにいても、飛行機の飛ぶ音が前ほど聞こえてこなくなりました。

 

 

毎日深夜、

ベッドに入って、ナイトテーブルのうえのランプを切って、

うとうとし始めると、

 

ちょうどそんなタイミングで、

ゴォォォォ......と、

はるか上空を飛んで行く飛行機の

くぐもった音が聞こえてきて、

それに耳を傾けるのが好きでした。

 

そんな音がここのところは聞こえて来なくなって

少しさびしく感じられます。

 

 

インスタグラムを始めてから、

あちらのほうにビジュアル的なものを載せるようになったので、

ダイアリーではインテリアやアンティークから離れる内容が多くなってしまいまして。。。

 

冒頭の画像は、過去に取り扱っていたランプになります。

緑つながりで、イメージで載せてみました。。。

 

 

 



 

買い付けこぼれ話 2019年9月ロサンゼルスにて

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今日HPにアップをした油絵。

 

 

 

前々回なので、

9月の買い付けになるんですね、

そのときにハリウッド界隈で出会ったものです。

 

 

サンセット大通り沿いに

馴染みのビンテージディーラーがあるのですが、

LAの明るい光りが差し込むウィンドウに

この絵は飾られていました。

 

 

 

 

見た瞬間、

「Kioにぴったりの色だ!」と思いました。

 

そして、買い付けられたらいいなあって。

 

 

お店の奥の壁、入り口、床の上・・・・、

ディーラーにお願いして

絵を色んな場所に移して見せて貰ったのですが、

 

どこで見てもやっぱり素敵で、

ディーラも、それにその場その場で居合わせたお客さんも、

「色が好き!」と口を揃えて言っていました。

 

 

 

ずい分と前のことなのですが、

 

ネットショップの常連のお客さまで

「ぜんぜん必要じゃないし、探していたものでもないのに、

どうしても欲しくなってしまう物がときどきアップされるんですよねぇ。

それでそんなときは、悪あがきでとりあえずその子のアラ探しをしてみるんです。

でもけっきょくはお願いすることになっちゃうんですよねぇ。

岡田さん、困ります!」

なんて、電話口で笑いながらおっしゃっていたことがあったのですが

(ごめんなさい。。。)、

 

私も買い付けのときに、まさに同じようなことがあります。

とりあえずアラ探しをしてみるという心理が、とくにそっくり(笑)

 

この絵も、Kioの商品としてぜったい必要だったかというと

そうでもなかったと思うのですが、

どうしても欲しい気持ちになりました。

 

アラ探しもしてみました(笑)

(もちろん前述のお客さまもそうですが、

本気でアラ探しをするわけではなくて、

買わない材料がひとつでもないか・・

要はいつもしている状態チェックと同じことなのですけれど。。)


 

 

そうやって色々悩んだり?して行き着いたのが

この絵を買ったら未来のKioに繋がっていきそうだし、

健全な気持ちにもなれそうっていう答えだったんですね。

 

 

 

それにしてもLA、懐かしいような気持になります。

 

みんな元気かな。

 

早くロックダウンが解除されますように!

 

 

 

 

 

 


 

クローバー便りと、クローバーレシピ

いまクローバーが真っ盛りです。

 

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どこででも見掛けるものですが、

子供の頃からすごく好きなんです。

 

葉っぱは、鮮やかなのに深みのある色をしていて、

うまい具合に縞模様が入っていて、

なんて素敵なんだろうって思います。

 

 

 

 

 

 

子供時代は友達とよく

クローバーの花かんむりを作りました。

 

適当に結わえてただけで、

かぶっているとすぐにほどけてきたので

ちゃんとした作り方じゃなかったんだろうなあ。。

 

私も友達も作り方なんて気にしたこともなかったので、

すぐにばらばらになってしまうようなかんむりを

それなのに毎日のように作り続けていたっけ。。

 

なんだか急にまた作ってみたくなってきて、

それで大人になった今ごろになって、ちゃんとした作り方が知りたくなってきました。

 

 

 

 

 

 

でも花よりも、とにかく好きだったのは葉っぱ。

 

ハイジみたいなベッドが作りたくて

部屋でいっぱい乾かしていましたが

とてもそこまでは到達しませんでした。

 

仕方ないのでハンカチでくるんだ人形のベッドが何台か出来たかな。。

 

 

そんな乾燥クローバーが

江戸時代にオランダから船で運ばれてくるガラスをおさめた木箱に

緩衝材として入れられていたというのを知ったのは

働くようになってからでした。

 

びっくりすると同時に、ロマンも感じました。

 

 

 

さて、そんなクローバー、

花かんむりへの再挑戦もですが、

見ていたらふと思ったんです。

「食べられるのかな?」って。

 

生えてきたばかりの、しなやかな若い葉を見ていたら、

三つ葉みたいって思ったんです。。

 

 

そこでネットで見てみると、

クローバーのレシピがちゃんといろいろ紹介されているではありませんか!

 

天ぷら以外は、まず茹でてから水にさらすのが基本のようで、

それから炒めたり、あえたりするとのこと。

 

さっそく試してみようと思いました。

 

 

 

 

 

そして出来上がったのがこちらです。

 

 

 

油っぽさと和風味が欲しかったので、

オリーブオイルで炒めてから、鰹節であえました。

 

思ったよりシャキシャキしていて、野菜っぽくて、

三つ葉よりも菜花に近い味でした。

 

こんどは桜エビと一緒に、かき揚げにしてみよう!

 

 

 

なんかこんなクローバーで

こんなに書けるとは思ってませんでした。。。笑

 

 

とりとめがなかったですが、

お付き合いどうもありがとうございました!

 

 

 


 

インテリアへの思いと、お知らせと。

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実店舗の営業ですが、

色々と悩みましたが、

もうしばらく自粛したいと思います。

 

ご不便お掛けして申し訳ありませんが、

どうぞよろしくお願いいたします。

 

オンラインショップは可動中ですので、

ぜひ遊びにいらしてください!

 

 

 

営業が再開したら

皆さまを新たな雰囲気でお迎え出来るよう、

これまでにない規模で店内の模様替えをしています。

 

ほんとうは買い付けにも行けれていて

新しいコンテナが届いる中でお迎え出来れば

いちばん良かったのですが。。。

 

 

でも少し前のダイアリーでも書きましたが、

メンテナンスが追いついていなかった商品がまだまだあり、

 

すべて自分で買い付けてきたモノばかりなのにヘンかもしれませんが、

「こんなのもあったんだった!」

なんて感じで、在庫の洗い出しに喜びを見出しているこの頃です。。

 

この事態だったからこそ得られたこともありました。

 

 

 

しかし、このまま買い付けに行けなかったら・・・・・

そんなことを考え出すと、

頭の中でいくつものパラレルワールドが出来上がっていきますが(笑)、

 

とにかくしばらくはこの仕事(メンテナンスと店づくり)に専念しながら、

やっていきます。

 

 

そしてこれからもインテリアのことがやりたい。

 

うまく書けないけど、

これまで肌で嫌いだと感じてきた使い捨て文化だったり素材のことだったりが、

今回のこととどこかで繋がっているように思ったんですね。

 

それで自分の考え、

一周まわってみても・・・・・、

やっぱりアンティークやインテリア・・もっと言えば暮らしのことですかね・・にたどり着いたのです。

 

 

 

ところで、しかしだからといって気が緩んでもいけないのでしょうけれど、

ここにきてようやく収束へと向かい始めてきたような気がします。

 

このまま乗り切りたいですね!

 

どうぞご自愛ください。

 

 

 

 

 


 

すみれ咲く春の日に

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ゴールデンウイークに入りましたね。

 

Kioの前の街道、

いつもだったら伊勢と関西を行き来する車で

ときに混雑することだってあるのですが、

今年ばかりはさすがに静かです。

 

 

昨日の定休日は、

店の裏手を散歩しました。

 

名古屋にいた頃も

住まいのマンションの界隈をぶらぶらするのが

実はいちばん好きなことだったので

近所を歩くのは楽しいです。

 

 

 

 

 

 

名古屋時代は、

街並みを楽しんだり、思案を巡らせたりしながら、

路地裏に入って小さなお店を見つけたり、

甘いお菓子を買いに寄り道したり、

教会や公園のベンチに座って小休憩したり、

 

遠くまで行き過ぎたときにはバスに揺られて帰ってきたり・・・、

そんな散歩がお気に入りでしたが、

 

こちらではもっぱら自然観察です。

というか、ほぼそれしかすることがありません。。。笑

 

この時期は、すみれやアザミ、

カラスエンドウ、シロツメクサがかわいいです。

 

 

昨日は同じ地区内にある別荘地まで足をのばして、

ちらちらっとお家拝見をさせていただきながら、

散策をしました。

 

すると丘をのぼったところに、小さな池を発見!

 

 

 

 

自治体の柵で囲われていて、ほとりには行けませんでしたが、

Kioの目と鼻の先にこんなのがあるなんてぜんぜん知らなかったので、

ちょっと嬉しくなりました。

 

何の鳥だろう・・・・

こちら側では聞くことのない澄んだ鳥の声が、林にこだましていました。

 

 

 

 

 

 

こんな田園地帯でも、

たまにすれ違う人はみなマスク姿で(自分も含めてですが)、

異常な事態が起きていることを思わずにいられませんでした。

 

 

青山高原だってきっと人に来て貰いたいだろうになあ、

なんて、

普段なら確かに感じられる観光で来た人達の明るい気分、

それが漂わない街道から、高原をのぞみながら、

そんなふうに思いました。

 

 

早くみなが安心して

どこへでも出かけられる日がきますように。