ホーム>Diary>2023年1月

2023年1月

そして、壁も装い新たに。

店内は壁をリニューアルしました。

 

20231271601.jpg

 

横板のウッドパネルから、縦板のウッドパネルへ。

 

以前のも気に入っていたのですが、
下地で使う安価の木材を張ったからか、
半月もしないうちからびっくりするくらい反ってしまい、、
大きな隙間があちこちに生じておりました、、、

すぐに変えるのもあれなので、数年そのままで過ごしたのですが、
今回のリニューアルを機にチェンジ。

前の板くん達は現在、裏の小屋で冬眠?中。
アジを活かした何かに再生したいなあと思っています。

 

壁の塗料は、やはりチョークペイント。

・板壁は「ダッグエッグブルー」で。
・上側の石膏ボードは「ルイブルー」。

そして境界にはモールディングを。

 

「住まいでいつかやりたい!」と、長年思い続けてきた壁。

店に先を越されてしまいましたが(笑)、
思った以上に良くて、
「自宅でも出来ますか?」と訊ねるお客さまもさっそくみえます。

嬉しいですね。

 

「楽しい」とか「美しい」とか・・・
これからも皆さまと分かち合っていきたい。

アンティークやインテリアを通じていちばんさせて貰っていることは、
こういったことなのかもしれません。

 

*ちなみに窓際の壁も、同系色なので分かりづらいかもしれませんが、、
どす黒い感じになってきてたので塗り替えたんですよ。
 

チョークペイントの「プライマーレッド」で。
寺院の赤のイメージなのだそうで、
落ち着きが出ましたし、家具の品が増したような気がします。

色はどの色も好きなのですが、しかしほんとに面白いですね!

 

 

生まれ変わったカウンターブース

お陰さまで冬休み中には
計画していた部分の店内改装を終えることが出来ました。

 

作業はとても楽しくて、
朝が来ると「早く続きがやりたいなあ」と思うほどでした。

年末のダイアリーには「この期間に強くなりたい・・」なんて書きましたが、
自分たちのリフレッシュになったような気がします。

 

 

2023115174420.jpg

 

 

カウンターブースは、家具だけを什器にあてたので、
売り場がもうひとつ増えたみたいな感じに。

 

壁は、チョークペイントの「グラファイト(薄墨のような色)」でペイント。

これまで白だったので、雰囲気がかなり変わりました。

 

「黒にはすべての色がある」と聞いたことがあります。

街で通りすがりに流れていたラジオか何かだったので、
聞こえたのはそこだけたったのですが、いまでも耳に残っています。

「光をいちばん吸収する色だから」ということなのかな?

今回の壁でも、明かりをつけると、
ランプ類のゴールドがグラファイトに響く様子が何ともきれいで。

色というかインテリアについて、改めて学ぶ機会にもなりました。

 

黒で引っ張りますが、、、

クレヨンを全色使って画用紙いっぱいに虹を描いて、上から黒でもって塗りつぶして、
そうやって出来た〝キャンバス〟に釘で絵を描く。

すると色鮮やかな線画が出来上がる。

それが見たくて、幼少の頃いつもいつもやっていたのを思い出しました。

面白いもので、黒以外の色で塗りつぶしても同じような感動は得られなかったんですよね。

余談でしたが、、
そんなわけでカウンターは、自分の基地みたいな空間にもなったのでした(笑)

 

 

キャビネットは19世紀の東欧製。

随分前の買い付けの品なのですが、Kioの子として使っており、
かつてはカウンターブースのいちばん奥にいたのを
皆さまの目に留まるところまでやって来て貰いました。

これまではさっと取り出したいもの・・梱包やお磨きの道具の収納優先で、
ロッカーが並んだストレージみたいな風景になっていて、

それはそれで面白くもあったのですが、
やっと納得のいくしつらえになりました。

 

買い付けで訪れるディーラーが、
こういった大型のアンティークキャビネをカウンターの中で使っていて、
よくそこでスツールに腰かけてサンドイッチを食べたりしてて、
「なんかいい景色だなあ」と思っていました。

さすがにお客さまがみえたら撤収してしまいそうですが(笑)、
コーヒーのマグくらい載っているの、良さそう。。。

 

 

他の改装したところのことも書こうと思っていたのですが、
カウンターブースで思った以上に長くなりましたので、
また次回にすることにします。。

 

そして末になりましたが、
皆さまにもっと楽しんでいただける店づくりに励んでゆきますので、
本年もどうぞよろしくお願いいたします!