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2022年1月

続・名古屋のSさんのお部屋

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以前にお部屋紹介をさせていただいた名古屋のSさんが、

 

(https://www.kio-deco.com/blog/2021/07/post-157.php その時の記事です)

 

11月下旬のある日に、

お友達と一緒にKioへご来店くださいました。

 

迎えたのは夫。

 

二階の住まいにいた私のところにもみんなの歓声が聞こえてきたので

きっと馴染みのお客さまなのだわと思ったのですが、

 

思ったのですが、、、

降りてゆくことが出来ませんでした、、、、、、

 

何故ならば、この前々日にギックリ腰をおこしてしまい、

なんとかつかまり立ち出来るようになったばかりだったから、、、、、、

 

どなたなんだろう?と、とても気になっていたところへ夫がやって来て、

名古屋からSさんがお友達とお見えだと教えてくれました。

 

えええ!

 

そして「ランプを早々に二台もお求めくださってね」とのことで、

真上にいるというのにご挨拶もお礼も出来ず、

ほんとうに情けなくて申し訳ない気持ちになりました。

 

 

私「ゆっくりしていって貰ってね」

夫「うん、今ハーブティを淹れているよ」

 

私「楽しまれてる??」

夫「うん、Sさんもお友達も楽しそうだよ」

 

熱や絶えず痛みが襲ってくる腹痛などと違って、

ギックリ腰は動いたりクシャミしたりすると激痛が走りますが、

意識は普通な状態。

ついつい、いらん世話を焼いてしまうのです。。。

 

 

「そう言えばSさん達、Kioに来る前にルーブル美術館に行って来られたそうだよ」

 

??何のこと??と、お思いの方がいらっしゃると思います(笑)

 

実はあるんです、ルーブル美術館がKioのすぐ近くに!

 

正式には「ルーブル彫刻美術館」。

 

名前を勝手に名乗っているのではなく(笑)、

パリのルーブル美術館の許可を得て本物から型を取って作った彫刻作品ばかりが並んだ、

正真正銘、世界で唯一のルーブルの姉妹館なんです。

 

炎のような情熱の持ち主のオーナーが幾度もパリに足を運んで交渉を重ねた結果、

この白山の地に誕生したのだそう。

 

はるばるお越しくださったSさん達、ここも楽しまれたと聞き、

少しほっとしました。

 

 

自分が不在だったため、変な角度から書いておりますが、、、

すっかり回復をした後日、

Sさんからお写真が届きました!

 

それが冒頭の写真です。

 

 

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今回お求めいただいたのは、こちらの二台のテーブルランプ。

 

 

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寝室に置かれるのかしら?と思っていたのですが、

リビングで前回のランプたちと一堂に会していました。

 

空間が立体的に感じられて、ますます素敵ですね!

 

それに、どこに目をやっても楽しそうですし、

寛げそう・・・・・

 

 

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名古屋時代にお求めいただいた懐かしいミラーの写真も添えられていました。

 

Sさんのお部屋、モダンな雰囲気もありますが、

ランプや小物がクラシカルで、

このバランス、私とても好きです。

 

 

Sさんからおまけで送られてきた美術館での写真をおまけで。。

 

屋外用に拡大して作られた

サモトラケのニケと、ミロのヴィーナス像。

 

かっこいいアングル!

 

こうやっていちばん目に映ったのですね。

 

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今回、キューピッドモチーフのランプを選んでいただいたのも

何かご縁だったのかなあと思ってしまう私でした。

 

 

以上、Sさんのお部屋の続編でした。

 

Sさん、ありがとうございました!

お友達の方もどうもありがとうございました。

 

これに懲りずにまた遊びにいらしていただけたら嬉しいです。

 


 

モノは、景色でもあり・・・・・

大変遅ればせながら、

新年あけましておめでとうございます。


 

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皆さまはどんな初夢を見ましたか?

 

私は買い付けに行く夢でした(笑)

 

買い付け初日の一軒目でモノが大量に見つかり、

そこ以外のディーラーがまわれなかったという内容。

 

とくべつに面白いわけでもなかったのですが、

なかなかの嬉しい初夢でした。

 

正夢になるといいなあ。。。

 

 

モノ。

 

「モノ」と、

それとか「モノが欲しい」と、

そんなふうにひとことで言ってしまうと、

なんだか唯物論みたいなイメージで聞こえてしまうこともありそうなのですが、

 

なんだろう・・・・

 

もちろんそれはそれで良いと思っているのですが、

 

たとえば私が「モノが欲しい」と思うとき、

「実用品として必要だから」というのがまずあったとしても、

 

それを超えたところに、

「それがあることで景色が良くなる」イコール「幸せな気持ちで部屋で過ごせる」

というのがあるんですね。

 

景色は良ければ良いだけ、眺めていて楽しくなります。

理屈抜きにそうだと思います。

 

だから、そのモノがあることで景色が良くなるのだったら、

積極的に部屋にモノを取り入れたい。

 

もう少し別の言い方をすれば、

モノを増やすというよりも、

きれいな景色にはモノがまだ足りていないからそうするということ・・・。

 

唯物ではなくて、精神的な・・心の満足のためにそうしたいのです。

 

 

・・・・・と、

こんなことを書いていますが、

アンティークやインテリアが好きな皆さまとは

たぶん同じような気持ちですよね(笑)

 

 

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これから精神的な世界も大切にされる時代になっていくような気がしています。

 

そんな中でも、

うーん、だからこそかな・・・・?、

Kioも、Kioとして出来ることやお手伝いがしたい。

 

今に思ったことではないのですが、

この頃とくに強く思うことだったので、

こに書き留めておきたくなったのでした。

 

お読みくださりありがとうございました!

 

 

末になりましたが、

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

皆さまにとって良い一年でありますように。

 

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