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2019年12月

アメリカ買い付け紀行第一話と、年の瀬のご挨拶

12月19日から26日までアメリカ買い付けでした。

 

 

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日本をそんなに留守に出来ない・・・

でも在庫的に来月に繰り越すことも出来ない・・・・

今回そんな状況だったため、いつもより2~3日短い日程で組みました。

 

そんななか、予算はいつもと変わらず。

 

果たしていつも通りモノが集められるか・・・・

 

さすがに不安もありましたが、

今回運よく家具の放出が多く、

納得のいくモノを予算分買い付けてくることが出来ました。

 

欲を言えば、いつもくらい時間があれば

ガーデン関連など、主力商品以外のモノも丁寧に探すことが出来たし、

せっかくホリデーシーズンの真っ只中だったのに

クリスマスのモノもゆっくり見れなかったなあ・・・と、

心残りはそれくらいです(でもけっこう残念でした・笑)。

 

 

 

↑クリスマス色で溢れた町には、おおいに癒されたり元気を貰いました!

 

 

 

 

初日、買い付け紀行ですっかりお馴染みになった、

しかめっ面のマダムのウエアハウスへ。

 

 

 

こちらのトールペイントのコモードが今回の買い付け第一号になりました。

フロレンタインの大ぶりな子です。

 

出会った瞬間、夢見心地の気分にさせられました。

(時差ぼけや、マダムのしかめっ面を差し引いても。。。)

 

 

それで、“夢見心地”という感情やワードを

そのあとの買い付けの間じゅう、ずっと意識することになったんですね。

 

同時に、昔に作られたモノはどうしてこうも素敵なモノばかりなのだろうって、

これは常日頃から思っていることなのですが、

そんなこともいつも以上に思ったりもして・・・

 

 

するとあるときふと出てきた自分なりの答えが、

昔は夢見心地な気分になることもとても大切にしていた時代で、

モノ作りにおいても、そんな想いが反映されていたんじゃないのかなって。

 

 

こういうの(夢見心地な気分になること)って、

無駄なことだとはけっして思わない。

 

むしろこれから先の時代には

また大切なこととして揺り戻してくるんじゃないかな。

 

じっさいそんなムードは、もうだいぶ前から生まれてきていますよね。

 

 

 

買い付け紀行、まとめみたいな初回になりました。。。

 

 

そしてお話まで逸れてしまいますが、

Kioの年内の営業、昨日がラストでした。

 

この一年も皆さまからの沢山のご愛顧、

本当にありがとうございました。

 

 

今の世の中のことも(たとえば使い捨ての文化のことだったり)、

じつは(じつはというのもアレですが・・)いつも考えています。

夢見心地な気分でいることと同じくらいに(笑)

 

お客さまともよくそんな話題になります。

アンティークの話をしていると、その流れで自然となっていく感じです。

 

自分がやっている商売だから贔屓目に見ているわけではないと思う(笑)、

何か紐解く物が、この素敵なモノたちのなかに、それを通した事柄のなかに、

あるように思うのです。

 

 

 

 

 

来年もKioをどうぞよろしくお願いいたします!

 

そして皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください!

 

 



 

買い付け当日の日記

このところひときわバタバタしていて
いつもの「買い付け前日の日記」が書けませんでしたが、
今日から買い付けで、
いま船上で記事を書いています。
 
 
え?なぜ船上なのかって?
 
(笑)
 
ここ津市は、空港のある常滑と、
伊勢湾を挟んでちょうど向かい合わせにあり、
それで移動手段として高速フェリーが出ているんです。
 
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買い付けではジグザグ、ジグザグと、
方々に動き回ることになると思いますが、
この高速船みたく、きびきびと進んで、
モノを沢山見つけてきたいと思っています。
 
 
現地からはまたインスタグラムで投稿しますので、よかったら見にきて下さい!
 
 
それでは、行ってきます!

キャンプファイヤー in 白山町

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このところ地域の異業種の方と交流させていただく機会が増えてきています。

 

お話ししていて感じるのは、

皆さん、白山町を愛していて、

もっと魅力を広く知って貰いたいと強く望んでいること。

 

 

そんな熱い想いを共有できることもですが、

 

鹿の猟をしているひとだったり、

地元食材でお菓子を作っているひとだったり、

ゲストハウスをしているひとだったり、

 

クラインガルテンを運営しているひとや、

陶芸家さん、

杉板でじっくり焼いた肉の製造販売をしているひと・・・・・

 

この環境ならではのユニークな事業をされている方にお会い出来るのが

新鮮で楽しいです。

 

 

 

そんななか先日地元の猪倉温泉の敷地でおこなわれた

「インターナショナルフェスティバル in HAKUSAN」というイベントに

お邪魔してきました。

 

地域に暮らす外国人のひと達が作ったモノの紹介や販売を通して、

彼らと地域住人との交流を深めるというのが主旨。

 

前述のゲストハウスのオーナーさんがかねてより抱いていた

「白山町に外国人の旅行者や移住者をもっと増やしたい」との想いをカタチにしたものです。

 

 

一回目の開催です。

 

17時スタートとのことで、店が終わってから出かけました。

 

 

 

 

 

 

猪倉温泉は、山の中腹にあります。

Kioから車で五分の距離。

 

 

真っ暗な山道をあがっていくのですが、

そうすると温泉に併設されたブルーベリー農園のハウスから

白熱色の明かりが暗闇の中で灯っているのが見えてきて、

それがなんとも温かで素敵な景色なんです。

 

 

そして会場へ行くと、今度はいつもは見慣れない大きな焚火が

星空に向かって火の粉をあげていました。

 

こんな時間からのスタートにしたのは、

どうやらこのキャンプファイアーを楽しんで貰いたくてだったみたいです。

 

 

 

 

 

焚火って大好き。

いつまでも眺めていたくなる。

 

 

 

屋台では、くだんの杉板で焼いたお肉を出店するシダーワークスさんや、

世界のビールと一緒に鹿肉の燻製をふるまう猟師さん夫妻の姿も。

(お肉も燻製も美味しかったです!)

 

 

 

 

 

 

辺りからは楽器の演奏も聴こえてきて、

普段は静まり返った白山町の山の中が別世界になっていました。

 

 

 

 

 

 

「コーヒールンバ」の演奏が始まって、

宴もたけなわ。

 

 

お客さまの姿もありました!

 

 

 

 

 

 

 

 

外国人の皆さん、踊る踊る(笑)

つられて地元の皆さんも、踊る踊る。

(私も誰かに引きずられて、踊りの輪へ。。)

 

 

楽しい夜でした。

 

 

 

 

環境を活かした魅惑のイベント、

地元のひとにもだし、それ以外のひとにもこれから広く知れ渡っていったらいいなと思いました。

(温泉のお泊り客のひとも楽しまれてました!)

 

 

そしてキャンプファイヤーの炎のように、

白山町の熱気もこれからさらに大きくなっていくといいな!