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アメリカ買い付け紀行『アパッチジャンクションへ行った日』

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アリゾナとひと口で言っていますが、

私が今のところまわっているのは

「グレーター・フェニックス」と呼ばれる、

アリゾナの州都フェニックスから、車で半径40分くらいのエリア。

 

カリフォルニアでは半径3時間くらいのエリアをまわるので、

正味二日間ですが、

こうやってコンパクトに動ける買い付け日が出来たこと、

なんだか気持ちの切り替えにもなっています。

 

(カリフォルニアから車ですごい時間をかけて移動してきているのだから

変に聞こえるかもしれませんが(笑)、アリゾナ滞在中はほんとにそんな感じなのです。

あと、渋滞が無いのも気に入っています!)

 

 

 

二日目。

 

朝から大物がいくつも見つかりました。

 

 

↑珍しいところでは、こんな真鍮製のホールツリーも。

 

 

お昼を過ぎた頃にはもう、バンの荷台も三分の二ぐらい埋まりました。

 

 

そこで、ちょっと予定変更。

 

ディーラーの数が少ないので、

後まわしにしているうちにタイムオーバーとなり

前回けっきょく行けなかった町が同じグレーター・フェニックスにあり、

今回も最後に行こうと考えてたのですが

そこへ先に出かけてみることに。

 

 

 

町の名前は、アパッチ・ジャンクション。

 

 

フリーウェイに乗ってしばらく走ると、

前方に山が見えてきました。

 

 

 

 

LAからアリゾナへ向かう道中の砂漠にも

こんな形の山がときどきありますが、

フェニックス界隈では見たことがなかったので

テンションがあがってきました。

 

 

 

 

 

 

町に到着。

 

目的地に向かう道の先には、さっきの山が。

 

 

フェニックスやメサ、スコッツデールなど、

グレーター・フェニックスを構成するほかの町と同じようなのを想像してたのですが、

ここアパッチ・ジャンクションだけが砂漠の景色です。

 

思えば、訪れる前までの私の中でのアリゾナのイメージって

こんなだったなあって。

 

 

 

 

 

 

そして目的地のアンティークモールに。

 

張りぼてですが、それなりに古い建物。

こんなウエスタンな感じ、大好きです!

 

ウエスタンの町並みというより、

砦を表しているんだろうか?

 

 

 

 

 

 

あの山のだいぶ近くです。

 

 

むかし買い付け紀行で、

アメリカの好きなところのひとつを挙げたことがあります。

 

短い歴史だからこそ、人間的なドラマが町や建物に張り付いているような感じがして、

そこが好き」

そんなことを書いたのですが、

ここに来たときもそうやって思いました。

 

 

 

ワインカントリーなど、観光地でもある町だと

モールの感じが、なんとなく観光客仕様になってるなって思うところがあります。

 

ここもそんな感じかな・・と思って入ると、

ガラスやおもちゃなどのアイテムが充実していて、

コレクターが遠くからでもやって来て、自分にとっての宝物を探す・・・

そういった毛色のモールでした。

 

 

 

 

 

GEのビンテージの扇風機、発見!

 

なんてかっこいいんだろう。

 

店でも回せるし(もちろんエアコンはありますよ!冷気の循環用にです)、

欲しかったのですが、

なかなかGEのビンテージ、高値なのです。。。

 

 

ここではテーブルランプやフロアランプが何台か見つかりました。

Kioにとってこの二者が集まるのは、大収穫です!

 

 

主だったディーラーは、調べる限りここだけでしたし(小さそうなところならいくつかあったのですが)、

モールのオーナーに聞いても、

「あんたの買い物ならフェニックスの方がいいだろう・笑」とのことでしたので、

アパッチ・ジャンクションはもう引きあげることに。

 

 

 

 

 

しかし、この山がなぜかすごく気になるのです(笑)

 

 

 

 

それで、山がいちばん良く見えそうな道を、遠まわりになるというのに曲がってみたり。。

 

「私は山の写真を撮りに来たんかい!」と、自分につっこんでいました。。。

 

 

アパッチ・ジャンクション、とても良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

このあとは別の町のディーラー5軒をまわり、

画像のフィレンツェのテレフォンスタンド・・過去にもいちど買えたことがあったアイテムが久々に!・・をはじめ、

小さめの家具、それに雑貨やランプなど、

バランスのいい買い付けをすることが出来ました。

 

 

 

買い付け、これで終わったわけはなく、

むしろこれから。

 

でも気持ちをこの後のカリフォルニアに繫ぐことが出来て、

今回もアリゾナ、良い滞在でした!

 

 

 

アメリカ買い付け紀行『アリゾナ初日』

アリゾナでの買い付け初日。

 

 

 

 

頭のなかでは、

前回の記事に書いたイベントで家具を5~6点・・

うまくいけば7~8点くらい見つけ、

あとは2月の買い付けで小物が多く買えたところをまわって、

バンの荷台の半分くらいを埋めるイメージだったのですが、

 

なかなかそうもいきませんでした、、

 

このイベント、

建物ふた棟と、ヤードまで使っての大きな規模でしたし、

ブースの作り込みも素敵で、

期待がもてたのですが、

 

けっきょく連れて帰りたいという気持ちになったのは、

このチェスト1台だけでした。

 

 

 

 

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↑チェストのブース

 

 

残念でしたが、

「どこかしらビクトリアンな雰囲気がある、1920年代くらいの・・・」、

そんなチェストを一年くらい前から探していたので、

納得いく品とのやっとの出会いに、

嬉しい気持ちが勝りました。

 

エンジンだって、かかります!

 

さっそく作戦変更、

前回同様、ディーラーの数をこなして集めていくことに。

 

 

 

二回目だと、なんとなく地理も分かってくるのですが、

肝心のディーラーの傾向が掴めないというか・・、

 

前回と同じイメージで出かけて行くと、

そのままの感じのところもありますが、

違うディーラーかと思うくらい、何も見つからないところ、

小物しかなかったのに、今回小物はぜんぜんで家具が豊富なところ、

家具はぜんぜんで、小物しか見つからないところ、

または「あれ!」と興奮するくらい、素敵な品揃えになっているところがあります。

 

「13年通い続けて勘を培ってきたカリフォルニアと同じなんだ・・・」

ということに気づいて、ひとり苦笑い&納得していました。。

 

 

 

 

 

 

ところで前回も思ったのですが、

アリゾナは雲が違う。

 

たまたま今回もそうだっただけなのかもしれないけど、

細い筋雲が出来やすいみたいで、空を見上げるとたいてい浮かんでいます。

 

飛行機雲も消えないで何本も残っているものだから、

たまに雲が枡の目を描いてあがっていることも。

 

 

「たまには観光とかしないんですか?」と

ときどききかれます。

 

時間に余裕があればぜひしたいところなのですが、

でも車で移動しながら景色を見たり、

地味ですが、こうやってその土地の雲を眺めるだけでも面白いです(笑)

 

 

 

さて、買い付けですが・・・・・

 

そんな雲のしたをずっとずっと移動しながら、

 

こんなのや、

 

 

 

こんなのなんかを集めました。

 

 

 

 

それから変わったところでは、こんな絵も。

 

 

 

アンティークモールで出会ったのですが、

しばらく考えているところにお客で来ていた白人女性が通りがかり、

「その絵、あなたらしいと思うわ!」って言ってくれたんです。

 

「ありがとう! 買うことに決めるね」 そう言うと、

「まあ、それは良かったわ!」と。

 

こんなことがときどきあって、

けっこう買い付けの間の心の支えになってくれたりします。

 

 

 

 

 

アリゾナでもチョークペイントを扱うディーラーが何人かいます。

先のイベントでも、チョークペイントで再塗装した家具がこぞって出されていました。

 

さいきんは違うカラー同士ミックスして、

オリジナルカラーを作るのがチョークペイントフリーク?の間でのブームなのだとか。

 

ここのマダムのお気に入りは、ミント系。

今回もおすすめされましたが、私は「アントワネット」というパウダリーピンクを。

(店内を撮らなかったみたいで、チョークペイント塗装の自転車を飾ったファサードのみに。。)

 

 

 

 

 

 

カリフォルニアは日本よりも気温が低かったのですが、

アリゾナは朝から暑く、日中は30度をゆうに超えていました。

 

メイドさんが冷房を入れておいてくれたので、

ホテルの部屋に戻ってから有り難かったこと!

 

 

次の日は前回時間が足りなくて行けなかった町に行くので、

とにかく明日が楽しみなアリゾナ第一夜でした。

 

アパッチジャンクションという、すごい名前の町が次回は登場します!

 

アメリカ買い付け紀行『薄暮の砂漠と、アンティークイベント』

5月18日から28日まで、アメリカ買い付けでした。

 

 

 

 

今回もアリゾナへ。

 

 

到着が週末(金曜)だったので、

空港を出る時点から、フリーウェイがすでにもう大渋滞。

 

けっきょく今回もアリゾナに着いたときには22時をまわっていました。

 

ただ、いまの時期はサマータイムなので、

暗くなり始めたのは20時を過ぎたころから。

 

薄暮の砂漠のドライブも素敵でした。

 

 

 

 

前回もそうだったのですが、

不思議と長時間走ったような感覚がしない道です。

 

日本でも、アメリカの他の道でも、

なんか書くのが恥ずかしいですが、、

「こうなっていきたい」って、未来に向かいながら走るというか(笑)、

自分にとってのドライブって昔からだいたいそんな感じで

(スピードが関係するのかな?)、

 

そんなふうな気持ちになれるのも

ドライブが好きな理由のひとつなんですが、

 

この道は、なんていうか、

“受け流し”みたいな・・・・・

 

もちろん色んなことが浮かんだりするんですが、

それがあまり尾を引くこともなく、

ほんとにただただ走っているだけというか。

 

けれど道を走った記憶は逆にくっきりと残っていて、

でもそれは、いい夢をしまい込んだひきだしの中に

夢といっしょに入っているような感覚なのです。

 

 

 

 

また道中のことで引っ張ってしまいました。。。

 

 

 

翌日からの買い付けでは、

まずいちばんにディーラーのアンティークイベントに行きました。

 

 

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後日カリフォルニアのディーラーに

「先週末はアリゾナに行ってたの」と言うと、

ディーラーの名前をあげ、「ここのイベントに行ったんじゃない?」とのことで

ご名答。

 

「私は行ったことないけど、いつもFacebookでチェックしてるわ」

「良かった?とっても大きいんでしょう?」と。

 

そう、個人の規模とは思えないくらいのスケールでした。

 

集客もすごくて、首にかける番号札まで渡されたほど。

 

 

 

↑この画像だと集客少なめに感じられますね。。

こちらは別館です。

 

 

初対面のディーラーの目には

ひとりでアンティーク家具を買いに来ている日本人女性は

買い付けで日本から来てるとは思えないみたいで、

 

(ここに限ったことではありませんが・・。

ある程度の量がまとまってきて初めて「ひょっとして日本にシッピングするの?」と聞かれます)

 

私はほかのお客さんたち同様アメリカ在住の、

「家で使う家具を買いに来たアンティークファン」という設定になっていました。。

 

「メジャー要る?なくて大丈夫?部屋に置けそう?」って、

スタッフのみんなが言います。。

 

スタッフも10人以上いて、いまから説明するのもあれでしたし、

そのほうが自由に見れるかもと思い、そのままで会場をまわっていたのですが、

 

長くなってきましたので、

また次回から「買い付けのダイアリー」として、

ここでのことから書いていきたいと思います。

 

 

それではいったんさようなら!

 

 

 

買い付け前日の日記

明日から買い付けです。

 

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前回は、アリゾナまで大きく移動したことで成果があがりました。

 

「それならば、次はサンフランシスコに行ってみよう」と思い、

計画を立てていたのですが

(LAからだと、アリゾナに行くのとサンフランシスコに行くのと、

だいたい同じくらいの距離です)、

 

前回タイミングが合わなかったアンティークディーラーのイベントが

今週末からフェニックスでおこなわれることが分かり、

今回もアリゾナ~カリフォルニアのルートでの買い付けの旅となりました。

 

(何人かのお客さまに「次回はサンフランシスコですよ~」とお伝えしておりましたが、

そんなことで変更となりました。。。)

 

 

 

 

 

 

ところで、前回の買い付け紀行で、

「アリゾナには思ってた以上にフレンチ系のディーラーが多く、

ここ数年の傾向なんじゃないだろうか・・」と書きましたが、

 

ちょうど帰国して数日後に見た経済番組だったかで、

「アリゾナを第二のシリコンバレーに」との合言葉で、

なんでも今、フェニックスに起業や移転をするIT企業がすごく増えているとのことを

報じていました。

 

土地が高騰したカリフォルニアにかわる場所ということで、

カリフォルニアからの地の利もいいフェニックスに注目が集まったらしく、

すでに「シリコン・デザート(砂漠)」との呼び名もあるのだそうです。

 

アリゾナのアンティーク市場がホットだったのも、

それとは無関係ではないんじゃないかな。。

 

そう思って、今回も良い出会いに期待をしているところです!

 

 

 

カリフォルニアでも新たに、

寒いと雪が降るような山の中にもかかわらず、

フレンチ系のディーラーが急増中のエリアがあるのを知り、

足を運んでみようと思っています。

 

ここも楽しみ・・・!

 

しかしなぜ、そんなエリアに集まったんだろう?

 

 

話が膨らみますが、

名古屋時代からのお客さまで

白山町にとても興味をもたれている方が先日おみえになり、

「ここにお洒落な雰囲気の店が増えていったら面白い」、

そんなようなことをおっしゃいました。

 

ちなみにその方も、

そんな店の一員になることを思い描かれることもあるみたいで・・・・、

 

「そうなったら、もっと喜んで貰えることが出来そうですね!」と

盛り上がっておりました。

 

 

Kioを続けることで、

色んな角度から楽しいことのお手伝いが出来たり、

こぼれ種みたいにもなれたら嬉しい。

 

そんな夢にだって、

いっかいいっかいの買い付けをしっかりやることで

繋がって行けるんじゃないかと思う。

 

 

きっとまたそそっかしいことの

ひとつふたつがありそうですが(苦笑)、

帰国後に買い付け紀行で綴っていきたいと思います。

 

 

それでは、行ってきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マダムとフロレンタインのデスク

 

 

 

この間の水曜日は、名古屋へお届けに。

 

お持ちしたのは、フィレンツェのデスク。

 

そしてお邪魔したのは、

何度かダイアリーにご登場いただいたことのあるマダムのお家です。

 

 

 

フロレンタイン(フィレンツェの家具や工芸品)を、いくつかお使いのマダム。

 

デスクにもずっと想いを馳せられていて、

Kioが名古屋にあったころから頭のなかのイメージをうかがっていました。

 

 

 

そして二月の買い付けで見つかったこの子、

 

 

さいしょのイメージよりも小ぶりでしたが、

かえってこのサイズ感を気に入っていただき、

マダムとのご縁となったのでした。

 

 

 

 

 

Kioのお客さまにもファンの多いマダムのお家。

なかでも人気の「ファッション画のあるお部屋」。

 

 

マダムは今回ソファを動かして、

ファッション画のしたにデスクを配置される構想でした。

 

 

このダイアリーでなんども書いている気がしますが、

モノを単体で見たり味わったりするのも

もちろんとっても好きなのですが、

それ以上にもっと好きなのが、

「モノとモノを組み合わせることによって生まれた素敵な風景」・・・

・・・つまり、素敵な部屋が大好きなんです。

 

なので、この空間にフィレンツェのデスクを入れたところに立ち会えること、

朝からドキドキでした。。

 

 

 

・・・でもその前に・・・・・

 

アトリエに入れるとどんなふうだろう!と、

まずは楽しい試みを。

 

あらかじめ、スペースを空けて待機してくれていたマダム。

 

 

 

なんだかギャラリーの設営みたいで、エキサイティングでした!

 

 

 

そして、本番。

 

「あらかじめ測ってみたら、色々とぴったりだったの」とのことで、

ひとまずはソファとデスクと入れ替えただけにもかかわらず、

いきなりこんなに素敵になってしまいました。。。

 

 

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大喜びされるマダムの傍らで、ぼーっと言葉をなくしてしまった私でした(笑)

 

 

 

ソファはアトリエに移動する予定でしたが、

思いがけずお部屋のコーナーにしっくりとおさまり、ここが定位置に。

 

 

 

 

 

ここは和室をリフォームしたお部屋なのですが、

障子を残されたことが絶妙の雰囲気や空気感になっているようにいつも思います。

 

 

 

 

↑写真を撮るマダムを撮る。。。

冒頭の写真は、この続きです。。

 

 

 

 

模様替え前の様子。

 

 

 

ふすまに張った鏡が、楽しい効果を発揮していました。

 

 

 

Kioを立ち上げてすぐのころですが、

店に遊びにきてくれた学生時代の友達が、

「私もマダムビンテージやりたかったんだ!なんか嬉しい!」と言ってくれたことがありました。

 

マダムビンテージ。

聞き慣れない言葉でした。

 

たぶん彼女が作った言葉なんじゃないかなって思うのですが、

だけどその言葉は何かとびきりなものをひと言で表しているように聞こえ、

以後、ずっと頭に残ることに。

 

マダムのお部屋を見ていると、

私のなかで素敵な意味として定着した

「マダムビンテージ」という言葉が浮かんでくるのです。

 

 

 

 

おまけ。

 

 

お部屋づくりのあと、マダムがご近所の美味しいイタリアンに連れて行ってくれました。

 

 

 

 

マダム、今回もどうもありがとうございました!

 

 

最後にマダムのインスタグラムをリンクします!

https://www.instagram.com/eimieko/

 

 

 

菰野町 Nちゃんのお家

御在所岳のふもと、

三重県菰野町。

 

 

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最終的に縁があったのは白山町でしたが、

移転を決めた最初の一年間くらいは

ずっとこの町で土地や物件を探していました。

 

 

白山の里山風景とはまた違って、

標高の高い御在所が背後にそびえるからか、

きりりとした表情や空気感のある素敵な町です。

 

 

 

そんな菰野に、姉の幼なじみNちゃんが暮らしています。

 

今日はNちゃんのお家へのお届け日記です。

 

 

Nちゃんといえば、

以前にKioに来てくれたときのことを

このブログでご紹介させて貰ったことがあります。

 

 

家にお邪魔するのははじめて。

 

 

 

 

レンガの壁の平屋と聞いていたので楽しみでしたが、

やはり素敵なお家でした。

 

 

ご主人のお仕事の関係で、アメリカ暮らしの長かったNちゃんファミリー。

 

このお家は、アメリカで住んでいた家を再現して建てて貰ったのだそう。

その想いや熱意に打たれました。

 

しかし、レンガは都市にも田園風景にも良く似合いますね。

 

 

お邪魔したときはまだ寒い時期だったのですが

(Nちゃん、公開が遅くなってごめんなさい。。。)、

いま花壇では色んなお花が咲いているみたいです。

 

 

 

さて、

 

Nちゃんは「ゆったりもたれかかれる自分用のソファ」を探しにKioに来てくれたのですが、

 

 

この子にひと目ぼれ。

 

「玄関にぴったりかもしれない」とのことで、

ウェルカムチェアとしてお求めいただきました。

 

 

いざお届けしてみると、雰囲気も、それにサイズもほんとにぴったり・・・!

 

「ここでお茶を飲んだり、お客さんと談話も出来る」と、

玄関ホールの活用の幅も広がって、Nちゃんは大喜びでした。

 

私も名古屋時代のマンションのとき、

キッチンに脚立かわりにスツールを置いたことがあったのですが、

そこでパスタを茹でる短い時間や、ふとしたときに腰をおろして、

キッチンの窓から通りをぼんやり眺めたり、エッセイを読んだりと、

変わらぬいつもの我が家で

ささやかな・・でも至福の楽しみが出来たのが嬉しかったことを思い出しました。

 

 

 

そして、こちらをパーソナルチェアに。

 

 

 

 

座り心地をまず気に入ってのお求めでしたが、

古き佳きアメリカの感じがする花柄模様に「ああ・・・・」と、

懐かしそうにしながら喜んでくれました。

 

Nちゃん、ゆっくり寛いでくださいね!

 

 

お家にはアーミッシュから買ったという手作り家具や、

大きなダイニングセットなど、

帰国するときにアメリカから輸送したという家具も色々とありました。

 

アメリカで買い付けをする私には、とくにアーミッシュの家具は興味深かったです。

(写真を取らせて貰えば良かった。。)

 

Kioからの子たちも、

思いがけずアメリカの空気感のなかに身を置けることになって嬉しかったんじゃないかな。

 

 

そしてNちゃん、

「アンティークは出会いなんだね。

まず出会いがあって、出会って好きになったのをどう家に当てはめていくか。

そこが・・・、その順序が面白い」と、

正確にはもっと違う言い方でしたが、そんなふうなことを言い、

私にも面白く新鮮に響きました。

 

 

 

Nちゃん、どうもありがとうございました!

 

また白山町でもお待ちしていますし、

それに菰野にもまた遊びに行かせてくださいね~。

 

 

*ちなみに冒頭の画像は、私が菰野でいちばん好きな場所・・というか風景です。

あの杉並みのところにアンティークショップを携えたコテージがあればなあと妄想しておりました。。。

当然ながら調整区域でしたので、妄想は妄想のままで終わってしまいましたが(笑)

 

 

 

 

古い古いキング&クイーンの椅子

三月のコンテナに載ってやってきた椅子。

 

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ディーラーによると、

100年ほど前のイタリア製とのこと。

 

(100年でも充分すぎる古さですが、それどころではないように私の目には映ります)

 

 

「エインシェント」と言えばいいのか・・・・・

 

うまく当てはまる言葉が見つかりませんが、

とにかくこの長い年月を経たことで生まれた質感や気配に惹かれて買い付けてきました。

 

 

Kioで扱っているその他の商品に比べると年季が入りすぎていて、

何ていうか“足並み”が揃いそうもない気がした。

 

それでどうしようか悩んだのですが、

 

「たとえ販売しなくても、Kioに来て欲しい。

これが店のどこかにあるだけでも、HPの背景にぼやけて写っているだけでも、

古い扉が素敵な雰囲気を醸し出してくれるように、

この椅子たちもきっとそんな存在になってくれるはず・・・!」、

 

そんなふうに自分を納得させました。

 

そして、その場でも誰かと気持ちを分かち合いたくなったのですが、

誰かと言ってもディーラーのマダムしかいないので

マダムに「ただあるだけでいいですね」と、椅子への思いを伝えると、

マダムも「わかる」という言葉のかわりに深々と頷いて・・・・・

 

もう椅子たちを置いて日本に帰ることなんて出来なくなったのです(笑)

 

 

 

それぞれ背丈と装飾が異なります。

 

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マダムはこちらを、「男性」と言いました。

 

 

 

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そして、こちらが「女性」だと。

 

 

「キング&クイーン?」 そう訊くと、

「ええ、それでもいいわね」とのこと。

 

 

 

さて、それで、彼らが入ってきてからのお客さまの反応も気になるところだったのですが、

思いのほか(というのも、好みが分かれるだろうなと思っていたからです)、

皆さま目を留め、「これ、すごくいいですねえ」「うわ、すごい・・・・」と、見入っていかれます。

 

それだけでとっても嬉しくて、買い付けてきてほんとに良かったと思います。

 

 

 

漆喰の壁に静かに配してあげるといいと思うのですが、

なかなかKioではそんなスペースが無いのが残念なところ。。

 

(写真は、外扉の前で撮りました)

 

 

 

それにしても、古い扉だったり、こんな椅子だったり、

風化したものに魅力を感じるのはどうしてなんだろう。

 

この椅子などは、革の破れたところから中の詰め物の木毛が垣間見れるところもあって、

本造りの家屋の板塀から、藁をまぜた土壁が顔を覗かせているような風情があります。

 

きれいな夕陽や絵画などを見ると心を“打たれ”ますが、

古びたものはそれとはまた違って、心に“ひっかかる”何かがあるように思う。

 

でもそれぞれ、本質的なところでは繋がるものがあるんだろうな。

 

 

 

 

椅子は「欲しい方、きっといると思いますよ」とお客さまも言ってくださいますし、

値段をつけて展示をしています。

 

HPにも載せたいのですが、革の破れ箇所とか具体的に挙げるのは困難ですし、

この椅子はこれで良いはずなのに、

正確に明記したことで、すごい欠陥品みたいなことになってしまいそうで、

それでは椅子に申し訳ないので(笑)、

掲載は見送ろうと思っています。

 

もしご興味ある方いらっしゃいましたら、お気軽にお問合せくださいね!

 

近いうちにも、商品ページの背景に登場して貰おうと思っています!

 

 

Kioのガーデンとファミリーツリー

Kioの敷地に、あけびの花が赤く咲いてきました。

 

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「ここに座って、あけびで籠を編みたい」

 

越して来た年の秋、

訪ねてきてくれた叔母が

キョウチクトウに絡まるあけびのツルを見つけて言ったことば。

 

わが叔母ながらではありますが、

聞いた瞬間、なんかいいなあって思いました。

 

むかしからハンドメイドが好きで、

お菓子、部屋の敷物やソファカバー、そして籠・・・・

生活に関するものなら何でも自分の手で作る叔母らしいことばです。

 

 

母の父(つまり私の祖父ですが、姉が生まれた年に他界したので私は会ったことがありません)も

手作りが得意だったようで、

ときにそれは家具作りにまでおよぶこともあったのだとか。

 

そんな祖父に“スジ”を見込まれて、

叔母は祖父の素材集めのお供として、

小さい頃から休日になるとよく山に連れて行かれていたのだと、

後日、母が聞かせてくれました。

 

「へえ~。  お母さんは行かなかったの?」

 

「お母さんは、牡蠣とか食べる物をとりに行くときによく連れていかれたわ」

 

(食べ物のときか・・・・ なるほど・・・・) 笑

 

 

 

そんな叔母が敷地の隅っこに群生していたのを見つけて、

母と一緒に店の手前側に何株か移植してくれたオキザリス、

 

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しっかり定着して、今年もまたかわいい花を咲かせてくれています。

 

 

 

オキザリスみたいにもとからあった花や、

こぼれ種で増えひろがった花、

以前の所有者さんが植えた木々、

私たちで植えたハーブやつるバラ、

鉢植えたち・・・・、

 

そして従姉がわけてくれたイワダレ草や、

それに「どんどん生えてくるんだったら、“かわいい”のだけ残したら、うまくいかないだろうか?!」と思いつき、

かわいくないのだけを抜いて(ごめん。。)自然の成り行きに任せていた雑草が

いよいよ良い感じでグランドカバーになってきてくれて

(お陰で、すごく大変だった草取りも年々ラクに!)、

 

そんなこんなで、色んな植物が花を咲かせたり芽吹いたりして、

今のKioの敷地、

なかなか楽しい景色となり嬉しいです。

 

 

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↑オオデマリがいちばんの見ごろを迎えました!

 

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これであとは東側の敷地にもっと賑やかしく花を植えて、

コテージガーデンを完成させたい。

(風に負けない花も分かってきましたし。笑)

 

 

「花だけやなくて、実のなる木も植えるとええよ!」と、ご近所の気のいいおじさん。

そう、それもやりたくなってきて!

オオデマリがある空間を果樹園&畑みたいにしたいなあ。お母さんが喜びそう。。

 

 

 

叔母は久しぶりにまたKioに来たいと言ってくれているみたいですが、

叔父が車の運転がだんだんままならなくなってきたため、

すんなりとは来ることが出来ないのだそう。

 

また迎えに行ってあげよう。

 

そしてカメの歩みだけど、最初の頃よりかは良くなった敷地を見て貰いたいし、

籠の編み方も教えて貰いたい。

 

それと、私も会ってみたかったなあって、

今になってすごく思う祖父の話ももっと聞いてみたいです。

 

 

 

 

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続・津市 Mさんのお家

昨年の9月にご紹介した津市のMさんのお家。

 

母娘さん揃ってのお洒落なお部屋、

皆さまからも大好評でした。

 

前回の記事はこちら

 

そんなMさん邸、

今日はリビング&ダイニングのご紹介です。

 

 

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Kioが津に移転をしたのと、

Mさん宅が「これから部屋の模様替えを・・・」と思われていた時期がちょうど重なったこともあって、

 

シャンデリア、ソファ、キャビネット、テーブル・・・・・

 

見回すと、空間にいっぱいのビンテージ&アンティークをお求めいただきました。

 

 

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19世紀のキャビネットも、Mさん母娘の手にかかるとこんなに自由に、お洒落に。

 

 

「この町の人たちは、古いモノを取り入れて、新しいモノを生み出すのが得意」

 

Eテレでやっている『レイチェルのキッチンノート』で、

主人公のロンドンの料理人レイチェル・クーがメルボルンの町を巡りながら

古い建物を使ってお洒落な店を開いている町の人たちについて語った言葉です。

 

 

これを聞いたとき、

あ・・・、なんだかこれ、部屋づくりに置き換えると、

自分の好きな部屋って、こういうことかも・・・って思ったのですが、

 

Mさんのリビングにもすごく当てはまるように思います。

 

 

 

リビングの反対側、

ダイニングの壁面です。

 

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〈オープンシェルフ、フィレンツェのトレイとラックなど、お求めいただきました。

あと、フレンチプードルのぬいぐるみも!〉

 

独特の色づかい。

絵を観ているときのように、気持ちが高まりました。

 

 

 

お二人は、模様替えもお好き。

 

お母さまのお部屋はがらりと変わって、こんなレイアウトに。

 

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お昼間などは、よくおひとりで飾り付けを変えたりされているのだそう。

 

私も先々歳を重ねても、こんな感覚を持ち続けていたいなあ。

 

 

 

 

Mさんのお部屋の一角は、いまはこんな様子。

 

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フロアランプにされているイタリアのアイアンランプは

さいきんお求めいただいたもの。

 

 

 

「部屋は、シャンデリアも入れるとランプがいっぱい増えて、

それでちょっと多いかなあと思って、他の部屋に移動させたものもあったんだけど、

 

このランプが来たら、ランプがランプを呼び寄せるっていうのか・・・、

移動させたのをまた戻したりして。

 

けっきょくさらにランプが増えたわけなんですけど、

不思議と今度はそれでしっくり落ち着いたんですよね」

 

 

先日お会いしたとき、そんなことをおっしゃっていました。

 

部屋づくりをまた別な角度からとらえたような、

とても興味深いお話しでした。

 

 

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フィレンツェシリーズもお二人ともお好きで、

いちばんさいきんのお届けは、この小さなチェスト。

 

ギンガムチェックのフレンチソファとの組み合わせ、

私の頭にはないコーディネートで新鮮でしたし、

こんなにお洒落になるんだあって、新発見でした。

 

 

 

以上、再びMさんのお家にご登場いただきました。

 

 

きっとまた素敵に模様替えなどされると思うので、

さらなるご紹介の機会があるんじゃないかなと。。

あることを願って。。。(笑)

 

 

Mさん、お母さま、

今回もどうもありがとうございました!

 

 

 

 

Kioとウインドミル

週の半ばまでは初夏のようですらあった陽気も一転、

また肌寒くなりました。

 

まだまだ本格的に暖ったかとは言えませんね。

 

 

 

「マダムたちのフリーマーケット」で買ったビンテージのウインドミル。

 

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冬のあいだは強風から守るために

東側の外壁にずっと寄せてありました。

 

やっと敷地に出せると思って先日から“すす”も掃い、

週末に向けてスタンバイ中だったのに、

 

今日などは白山町、風もとっても強しで、

ときおりみぞれ混じりの雨も。

 

 

また出番を逃してしまったウインドミルでしたが、

せっかくなのでどこか置けないか・・・・

 

すると目にとまったのが、エントランスのミニブース。

 

入れてみるとちょうどぴったり。

 

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せっかくだし、もっといい気候になるまでこのまま飾っておくことにしました。

 

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しかしKio、外はこんなふうなので、

通りがかって見つけたひとから、

「てっきり、もっとジャンクな感じの店なのかと思いました」とか、

「男のひとしかいないと思いました」(そうなんだー。苦笑)とか、よく言われます。

 

それでいざ店のなかに入ってみると、

「ギャップが面白いですね」とのこと。

 

 

もちろん、「思った通りでした!」とも言われます。

 

「ジャンクなものを使って、ロマンチックにしつらえるのが好き」

店を今みたいなコテージスタイルにしてから、

そんなひとにもよく出会うようになりました。

 

 

 

買い付け先のアメリカでは、

農場の古い納屋や穀物倉庫なんかを手に入れて

それをショップやウエアハウスにしているディーラーが大勢います。

 

そんな彼らのところには、大きなウインドミルが立っていたりして、

Kioも移転が決まったときには、「同じようなミルを立てたいなあ」って思ったものでしたが、

白山町の風を知るやいなや断念したのでした(笑)

 

 

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↑これはワイナリーのウインドミルですが、

こんな雰囲気に憧れます。

 

 

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けど、今はこのちびっこミルが大好き。

 

このブースに入れたことで、

ジャンク×ロマンチックのひきだしを増やしてくれました。

 

(これから風のシーズンはここに入れておけばいいんだ!)

 

 

 

Kioのどこかにいるこの子ともども、

皆さまのご来店をお待ちしております。

 

 

はじめての方もぜひ扉を開けて中に入って、

ギャップを楽しんでいってくださいね!