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お客さまのお家紹介

青山高原の山荘にシャンデリアをお届けに

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Kioの西手にある山。

青山高原。

そこには山頂だけをずうっと走ることの出来る
ドライビングロードがあります。

 

その道沿いに山荘地が二つあって、
場所によっては伊勢湾が一望出来たり、
とにかく山頂ということで空が抜けているところが多くて、
それがここの大いなる魅力。

こういった山荘地って、なかなか無いのではないかしら?

 

時代も変わって、最近では定住する人もじわじわ増えてきていると聞きます。

今日ご紹介するお家の住人Oさんも、そんな中のお一人。

昨年末に手に入れて、
すっかりお引越しも終えたコテージにシャンデリアを選んでいただき、
先日設置も兼ねて高原のてっぺんまでお届けにあがりました。

 

 

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三角屋根好きの私ですが(笑)、
中でもこの角度の三角屋根が、いちばん好きです!

破風(はふ)のさりげない装飾も似合って、素敵な屋根。

そして素敵なコテージです。

 

 

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壁も天井も、すべて羽目板でした。

おそらくレッドパインなのではと思うのですが、
赤味のあるウッドに6灯のシャンデリアの光りがあたって、
それはとても温かで、
本当に山荘のイメージそのものと言った色味にお部屋全体がなって、
Oさんも電気が灯るなり「うわ、いいねえ!」と大喜びでした。

 

 

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衣類持ちでいらっしゃるので、
なんだかショップみたいでもありますね。

 

作業は電気工事士の資格を持つ夫がおこない、
そのあいだ私は子猫のくぬぎちゃんに遊んで貰っていました。

 

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二階で寝ていた兄弟のマルタくんともども
実は私たち、Oさんよりも先に赤ちゃんの時から知っていたので、
二人が幸せになったこともシャンデリアが上手く設置出来たのと同じくらい(それ以上?)
本当に嬉しかった。

 


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朝が来ると、窓やデッキから外の景色をぼんやり眺めるのが
Oさんにとっての至福の時間なのだそう。

 

「まだ売り物件が出ていますよ」と、おすすめしてくれましたが、
私たちには高原のふもとのKioがありますし、
何よりそんなお金のゆとりもありません。。。

でも、こんなところで本を読んだり、
コーヒーをゆっくり淹れて過ごせたらいいだろうなあっていうのは
この山荘地に来るたび思いますね。

 

あと、それこそもしお金が有り余っていたら、ここに教会を建てたい!
というのもずっと妄想している(笑)

教会と言っても宗教的な何かというのではなくて、
きれいな光が差し込んできて、少し細工のされたベンチがあって、
自分を含めて訪れた人が思い思いにただただぼんやりと過ごすことの出来る空間。

木造建築で、屋根はもちろんOさん邸のような角度の三角で!(笑)

 

 

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壁の額絵たちも一緒にお求めいただきました。

 

Oさん、今回は本当にありがとうございました!

またふもとにてお待ちしております。

 

 

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おまけ。

山頂では昼間でも鹿が出ます。

この日も斜面を駆け上がっていく小鹿を見ました。

 

お客さまのピアノ教室と、モリスの鹿

三年ぶりに大阪のお客さまHさん宅へ、
家具のお届けにあがりました。

 

到着するやいなやでしたし、
手には家具を持っているにも関わらずでしたが、、(笑)
室内に入ったとたん目に飛び込んできたカーテンに
感嘆の声を上げずにはいられませんでした。

 

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ウイリアムモリスのベルベット地で仕立てられたカーテン。

小川に水を飲みにやってきたのでしょうか、
森で暮らす三頭の鹿がトレイル模様となっています。

 

あー!これに替えられたから、それでだったんだ。
ぜったいに似合う・・・・!

まだ家具を手にした状態で早々とそんなことを思っていると
Hさんにもそれがよく伝わったみたいで、
Hさん「そうでしょう!」
私「ほんとにぴったりです!」

そんな言葉を家具は静かに聞きながら、
カーテンの90度の場所に配されたのでした。

 

 

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Hさんは、この空間でピアノ教室を主宰されています。

お届けの品のキャビネットはカーテンに合わせてだけでなく、
生徒さんに出すコーヒーのカップやお菓子を載せるバッフェとしての役割も担うのだそう。

小さな生徒さんも多いHさんの教室。
子供達の喜ぶ顔を想像しながら、Hさんは嬉しそうにキャビネットを見つめていました。

 

キャビネットに載ったテーブルランプは、羊モチーフがあしらってあります。
こちらは鹿と「角つながり」ということでお求めいただきました。

 

 

幼稚園の時に習いに行っていた近所のオルガン教室。

日本建築の家の一室だけが洋間になっていて、
その洋間が教室として使われていました。
 

先生は80歳くらいの男性でした。

いま思うと洒落た方だったのですね、
キャビネットには民芸小物や西洋ドールが並び、
壁にはゴブラン織りの大きなタペストリーが掛かっていて、
「オルガン」と言うとまずそのことを思い出すくらい、
幼い私に大きな印象を与えてくれたのですが、

Hさんの生徒さん達もきっといつまでも
このピアノサロンのことが頭に残り続けるんだろうなあ。

 

 

吹き抜けにはバルコニーがせり出していて、
これもカーテンと一緒に造作されたそうなのですが、
Hさんは今年のクリスマスはここで自分のオルガン伴奏で
子供達にオペラを歌わせる企画を立てているとのこと。

 

 

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↑この上にバルコニーがあります。写真撮らせて貰えば良かった。。
譜面台もいいですね!

 

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↑三年前にお届けしたシェルフとベビージーザスにも再会出来ました。

 

 

ほんとう素敵なピアノ教室。

Hさん、Kioからまた新たに家具達をお迎えくださってありがとうございました!

 

 

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余談。。

キャビネットは店の窓辺にあったのですが、
お届けの翌日、この窓から一頭の鹿が優しい眼差しで店内を覗いているという夢を見ました。

目が覚めてからも、あれ?ほんとに鹿来てたんだったっけ?と、一瞬だけ分からなくなって。。
幸せな夢でした。

 

 


 

蓼科高原の休日

この間のお休みの日、
蓼科にあるお客さまの山荘にお邪魔してきました。

 

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中央道のインターを降りて街道を走っていると
いきなり視界が開け、
裾野までゆったり広がる山並みが姿を現しました。

陽にすっかり照らされて、赤っぽく霞んだ山々。

こちらで日々目にしている深い緑の山とはまるで違いますし
(三重の山々も神秘的で大好きなのですが)、

山と裾野の風景が醸し出す温かい雰囲気は、
買い付けで行くカリフォルニアに良く似ていて、
一瞬で好きになりました。

どうしてか胸が締め付けられるような、懐かしい気持ちにもさせられました。

 


お客さまの山荘は、木漏れ日が差し込む森の中にありました。

窓からは金色に輝く木々が続いています。

室内はモダンとクラシカルがとけ合って・・・

家具を運びながら、なんだかずっとそわそわが収まりませんでした(笑)

 

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ご主人が薪割りをされているということや、
森の中を一時間ほどお散歩するのが日課だということ、
この界隈の人たちはほとんど自炊をされているということなど、

お客さまご夫妻からお話をうかがっていると、
この森で生活を営まれているのがくっきりと感じられて、
それにも大いに共感というか感激したのでした。

 

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短い日帰りプランだったので
あっという間においとまする時間がきてしまいましたが、
早朝からキツツキが大工仕事にいそしむお話しや、
驚くほどの星空のお話しを聞いたからか、
とても長く滞在させていただいたような感覚になりました。

それともこの素敵な山荘では、時間の流れ方が違うのかな?

 

 

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街道には、コテージや丸太小屋を店舗にしたレストランやパン屋さんなど、
高原らしいお店が何軒かありました。

その中で来るとき気になっていたソーセージの専門店「ピーター」さん。
お客さまのおすすめ店でもあったので帰りに寄りました。

 

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外国に来たみたいな、楽しいお店でした。

 

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創業50年にもなるというのに、職人でもあるオーナーさんが売り場にいらっしゃり、
こちらが質問をすると熱心に答えてくれました。

 

求めた中の一品、スモークチキンは、
しっとりとしていて塩加減もちょうど良くて、とても美味しかった。

「ちぎったキャベツと一緒に食べるのがいいですよ。あとビールね」
と教えてくれたのでそうしてみたのですが、
なんか最高でした。

「骨は捨てないで。バターライスに入れてみてください」とのことでしたので、
冷蔵庫で出番待ち中です。

 

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そういえばKioの近くにも
かつて自家製ソーセージの専門店があったと聞いたことがあったなあ。
また出来ないかな。

チーズ工房とか、パン屋さんとか、お蕎麦屋さんとか、
いっぱいでなくていいので、あと少しだけ増えてくれたらいいのにな。

いつも思ったり、夫や地元の方ともよくしている話題なのですが、
蓼科を訪れてあらためてそんな思いを強くしました。

 

街道に建つお店は、
花や古道具なんかでアンティークやカントリーのしつらえに店先がされていて
それもとても良かったんですね。

Kioもよく青山高原へ向かったり、前の街道を走る人から
「ここにお店があるのが嬉しいんです」と言っていただくのですが、

「ああ本当にそう思ってくださってるんだなあ」
「これからも手を入れ続けていきたいなあ」って、
しみじみと思いました。

 

お客さまのFさんご夫妻、
この度は素敵な一日や思い出を本当にありがとうございました!

 

 

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お客さまのサロン

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家屋で言うところの「古民家リノベーション」ということになるのでしょうか、

お客さまがこのほど、お家の敷地にある古い小屋を改装して素敵なサロンをオープンされました。

 

Kioで以前に見て気になっていたというビューローを

事務のお仕事用、兼、サロンの家具としてお求めいただきました。

 

 

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イギリスのアンティークビューロー。

もとの梁を残した天井に、左官屋さんが仕上げたばかりの漆喰壁。

そして大工さんが新たに天然木を張った気持ちのいい床。

そんな、古屋リノベーションならではの空間に納まりました。

 

あまりのしっくり具合に、お客さまでありサロンオーナーの今井さんともども

「前からここにあったみたいですねえ」と、驚くと同時に、

ビューローの自然な姿に目尻がさがるばかりでした。

 

 

さて、こちらのサロンですが、

皆さま「バイオレゾナンス」という波動セラピーはご存じでしょうか?、

耳にされたことのある方も多いかと思うのですが、

 

・すべての物質は量子力学的にみると振動している

・それにより波動がでていて、それぞれが持っている周波数がある

・同じように人間の体の臓器や器官などにも周波数がある

・その周波数をコンピューターで計測して、体の不調や病気の原因を見つけ、正しい周波数に整える

 

ざっくりですが、こういった原理にかなったセラピーをメインでおこなっていらっしゃいます。

 

 

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ビューローのお届けとは別の日、

前回の記事のネムリゾートに向かう前です、

あちこち不具合がでてきた母を連れてお邪魔しました。

 

 

セラピー中「今夜のホテルの夕食は美味しく召し上がれるかもしれませんよ」と、
ちょっぴり不思議な言葉を放つ今井さん。

 

ホテルに着く頃にはそれもすっかり忘れてしまって食事をしていたのですが、

食が細くなってきた母が、どの鉢や皿に盛られた料理もすべてきれいに平らげています。

 

その時やっと今井さんの言葉を思い出し、二人でびっくりする場面がありました。

 

 

私もおまけで30分セラピーをして貰ったのですが、

視界にかかっていたモヤが晴れたような、

例えるならそんな感覚が体の中で起こったように感じたんですね。

 

それで「うまく言えないんですけど、なんだか“明るくなった”感じがするんです・・・」、

そう感想を伝えると、

今井さんにはそんな感覚もちゃんと伝わったようで、にこやかに頷かれていました。

 

 

バイオレゾナンス、

実は2年半ほど前、愛猫さくらが病気になった時から気になっていて、

さくらは受けられる動物病院を探しているあいだに間に合わなかったのですが、

こうやってご縁となったのもさくらが繋いでくれたみたいで嬉しいですし、

やはり良いセラピーなのだ!と実感することが出来ました。

また今度90分くらいのコースで受けてみたいな。

 

 

セラピースペースの反対側は、本がいっぱい。

ハンモックやカウンターもあるし、パーソナルチェアが何台か置いてあって、

カフェみたいな雰囲気。

 

この空間を使ってゼンタングルの教室なども開催されるとのことでした。

 

窓からの眺めもいいですし、今井さんの気さくで温かなお人柄もあって、

とても居心地がいいサロンです。

 

『ありすサロン』

津市庄田町にあります。

LINEのページがあるそうなのですが、

私がライン音痴なもので、、これ以上のお伝えが出来ずにすみません、、、

 

 

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今井さん、ありがとうございました!

またこれからもよろしくお願いいたします!

 

 

 

猫の日に。

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2月22日と言えば、猫の日。

 

今年は2022年。

年号までニャンニャンニャンということで、

「スーパー猫の日」と言われていたのですね。

(猫を飼っているのに、そこまで知らなかった。。。)

 

 

2月3月と公私ともにとても忙しくてなかなかダイアリーが書けず、

もう先月のことになってしまいましたが、、

 

猫の日間近のある日、

 

初来店のお客さまがいらっしゃったのですが、

入店されるなりKioをとても気に入って下さったんですね。

 

金彩されたイタリアのアイアンファニチャーであったり、

蓄音機キャビネットであったり・・・、

Kioの中でも個性的なモノにとくに感激なさいます。

 

 

 

なかなか目を向ける方の少ないこの騎士の壁飾りにも感嘆の声をあげられたので

びっくりしたくらいでした。

 

聞けば「インテリアが本当に大好き」とのこと。

お仕事も建築関係でした。

 

猫を飼ってらっしゃることも分かり、

猫談義に花が咲き始めたとき・・・・・、

 

お客さまの目がある燭台型のテーブルランプに留まりました。

 

 

 

 

そしてそのままその場から動かれなくなりました。

 

それくらいそのランプのことを気に入ってくださって・・・。

 

ランプの灯りがお客さまのお顔を優しく照らしています。

 

 

ランプはそのままお客さまの元へと行くことになったのですが、

お客さま、「このランプ、猫の日の記念にします」とおっしゃったのです。

 

それでまたびっくり。

 

うちは、新しいおもちゃを買っていつもの三倍くらい遊ぶ、ということをやったのですが(笑)、

お部屋で必要でもあるものを猫の日の記念に選んで

猫ちゃんと一緒に楽しもうとするお客さまの想いが素敵だなあと思ったのでした。

 

 

そして冒頭のようなお写真や、こんなお写真が届きました。

 

 

「猫の日にちなんでのランプ購入(一目惚れ)したら、ラーちゃんがいつも以上に輝いて感動です」

とのメッセージもいただきました。

 

ラーちゃん(猫ちゃんの名前)、ほんとうに輝いていますし、

ランプのことが分かってるみたいな感じがして嬉しくなりました。

 

 

 

なんだかじーんとなる写真・・・・

 

 

今年の猫の日、私にとっても記念の日になりました。

 

 

 

お客さまは鈴鹿市在住のKさん。

 

実は先日、新たにお求めいただいた家具のお届けにあがったのですが、

ランプ、お茶のテーブルに飾られた桜越しにちょうど見えていて

素敵な春の午後を過ごさせていただきました。

 

 

 

 

ラーちゃんはあいにくお昼寝中で会えませんでしたが、

 

 

お届けしたこのデスクのことも気に入ってくれているかしら?

 

 

Kさん、そしてラーちゃんも、どうもありがとうございました!

 

(公開が遅くなりすみませんでした、、、、)

 

これからも素敵な季節や記念日をともにお元気でお過ごしください!

 

 


 

 

蓼科高原のお客さまの山荘

こちらは蓼科高原に佇むお客さまの山荘です。
 
 
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建築にあたって、Kioでシャンデリアをお求めいただきました。
 
 
こちらのオーナーのFさんからはお電話でのご注文でした。
 
「これから建てる山荘に吊り下げようと思っているんです」とのことで、
山荘が大好きなのでとても嬉しかったのを覚えています。
 
 
「山荘」と聞いて真っ先にイメージするのは、
三角の屋根、勾配した天井。
この仕様がまた、たまらず好きで。
 
ですのでFさんからのお写真を見て、
左右が等しく勾配した、どこか教会を思わせる気持のいいリズムの天井から
Kioにあったシャンデリアが下がる様子に感激でした。
 
同時に、モダンとクラシックでしつらえられた美しいインテリアにも息をのみました。
 
 
「クリスタルの影、天井にこうやって広がったんだ・・・!」と、
照明担当の夫の目を奪ったのは、夜の風景。
 
 
 

 

Fさんのメールには

「山荘を訪れるたびに幸せな気分になります」と、

シャンデリアとの出会いをとても喜んでくださっていることが書かれていました。

 

 

 

 

夕暮れ時、中央アルプスのシルエットが目前に浮かぶ頃、

シャンデリアを灯して、スパークリングワイン片手にジャズを聴きながら過ごすひとときが

一日のうちでご夫妻がいちばん好きな時間・・・とのこと。

 

 

窓からの風景も光の感じも素敵・・・・・

 

 

 

 

山荘、憧れてしまいます。

(Kioも高原の中としばしば思われることがあるのですが、あるのは高原の麓の里なんですよ)

 

でもこうやってお写真とお便り拝見させていただくだけでも

自分もこの場所にふわぁ~っと飛んで行って帰ってきたかのような、

そんな余韻みたいなものが感じられますし、

 

もうすぐ夕刻になりますが、

Fさんの山荘からの光や風景がここからも見えるような感覚がするのでした。

 

 

 

以上、Fさんの山荘のご紹介と記事でした。

 

 

Fさん、

どうもありがとうございました!

 

続・名古屋のSさんのお部屋

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以前にお部屋紹介をさせていただいた名古屋のSさんが、

 

(https://www.kio-deco.com/blog/2021/07/post-157.php その時の記事です)

 

11月下旬のある日に、

お友達と一緒にKioへご来店くださいました。

 

迎えたのは夫。

 

二階の住まいにいた私のところにもみんなの歓声が聞こえてきたので

きっと馴染みのお客さまなのだわと思ったのですが、

 

思ったのですが、、、

降りてゆくことが出来ませんでした、、、、、、

 

何故ならば、この前々日にギックリ腰をおこしてしまい、

なんとかつかまり立ち出来るようになったばかりだったから、、、、、、

 

どなたなんだろう?と、とても気になっていたところへ夫がやって来て、

名古屋からSさんがお友達とお見えだと教えてくれました。

 

えええ!

 

そして「ランプを早々に二台もお求めくださってね」とのことで、

真上にいるというのにご挨拶もお礼も出来ず、

ほんとうに情けなくて申し訳ない気持ちになりました。

 

 

私「ゆっくりしていって貰ってね」

夫「うん、今ハーブティを淹れているよ」

 

私「楽しまれてる??」

夫「うん、Sさんもお友達も楽しそうだよ」

 

熱や絶えず痛みが襲ってくる腹痛などと違って、

ギックリ腰は動いたりクシャミしたりすると激痛が走りますが、

意識は普通な状態。

ついつい、いらん世話を焼いてしまうのです。。。

 

 

「そう言えばSさん達、Kioに来る前にルーブル美術館に行って来られたそうだよ」

 

??何のこと??と、お思いの方がいらっしゃると思います(笑)

 

実はあるんです、ルーブル美術館がKioのすぐ近くに!

 

正式には「ルーブル彫刻美術館」。

 

名前を勝手に名乗っているのではなく(笑)、

パリのルーブル美術館の許可を得て本物から型を取って作った彫刻作品ばかりが並んだ、

正真正銘、世界で唯一のルーブルの姉妹館なんです。

 

炎のような情熱の持ち主のオーナーが幾度もパリに足を運んで交渉を重ねた結果、

この白山の地に誕生したのだそう。

 

はるばるお越しくださったSさん達、ここも楽しまれたと聞き、

少しほっとしました。

 

 

自分が不在だったため、変な角度から書いておりますが、、、

すっかり回復をした後日、

Sさんからお写真が届きました!

 

それが冒頭の写真です。

 

 

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今回お求めいただいたのは、こちらの二台のテーブルランプ。

 

 

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寝室に置かれるのかしら?と思っていたのですが、

リビングで前回のランプたちと一堂に会していました。

 

空間が立体的に感じられて、ますます素敵ですね!

 

それに、どこに目をやっても楽しそうですし、

寛げそう・・・・・

 

 

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名古屋時代にお求めいただいた懐かしいミラーの写真も添えられていました。

 

Sさんのお部屋、モダンな雰囲気もありますが、

ランプや小物がクラシカルで、

このバランス、私とても好きです。

 

 

Sさんからおまけで送られてきた美術館での写真をおまけで。。

 

屋外用に拡大して作られた

サモトラケのニケと、ミロのヴィーナス像。

 

かっこいいアングル!

 

こうやっていちばん目に映ったのですね。

 

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今回、キューピッドモチーフのランプを選んでいただいたのも

何かご縁だったのかなあと思ってしまう私でした。

 

 

以上、Sさんのお部屋の続編でした。

 

Sさん、ありがとうございました!

お友達の方もどうもありがとうございました。

 

これに懲りずにまた遊びにいらしていただけたら嬉しいです。

 


 

お客さまのお家/岡山市M様 

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「これは、あるだけで、それでいい」

 

たとえばそれが古い扇風機だったとして、

それはたとえ動かないものだったとしても、

そんなふうに思えるものと巡り会えたら幸せだと思う。

 

 

今日はそんなふうにあらためて思わせてくださったお客さまのお部屋のご紹介です。

 

岡山市在住のM様。

 

 

19世紀末のラジエーターをお求めいただいたのですが、

到着後にお送りくださったお家の写真には

長い年月をかけて集めてこられたというアンティークの数々が集結していました。

 

 

リビング。

 

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ショップ空間さながらのボリューム!

 

しつらえがとても美しくて、目や心が洗われるような感覚になります。

 

 

 

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左端のチェアは、ウイリアム4世時代の作品とのこと。

 

すごく古いのに、M邸で佇む姿からは若々しさを感じます。

 

 

 

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ラジエーターは、寝室に配されました。

 

隣りのビクトリアンのロッキングチェアとは、おそらく同世代。

 

ぴったりですね!

 

以前Kioでもこのタイプのロッキングを扱ったことがあったので、

ラジエーターとのツーショット、なんだか不思議な感じもします。

 

 

 

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ピアノスツールに置き換えた写真もお送りくださいました。

 

アンティークのラジエーターをお探しだったところに

Kioにてご縁があったのですが、

剛毅な鋳物にロココ調の装飾がされたこの作品は

M様のイメージ通りだったみたいで、

とっても気に入っていただけました。

 

これを買い付けて良かった!

 

 

 

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洗面室までアンティークのしつらえ。

 

勉強になります。

 

 

 

 

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書斎。

 

どんな内装になっているんだろう?って思ってよく見てみると、

カウンターだったのですね~。

このアレンジ、すごいですよね!

 

 

 

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奥に佇むのは、アンティークの蓄音機。

 

実際に音を奏でることが出来るのだそう。

 

古いジャズが好きだとおっしゃるM様。

お家での至福のひとときに思いを馳せてしまいました。

 

蓄音機にはずっと憧れがあったのですが、

私まで欲しくなってきました。

蓄音機から流れる音楽と蝋燭の灯で、夜を過ごせたら・・・・・


 

 

以上、私見をいっぱい交えてしまいましたが、、

M様のお家のご紹介でした。

 

ラジエーターのお求めだけでなく、

素敵なお家やアンティークを見せてくださり、

M様、本当にありがとうございました!

 


 

搬入日記「グランドピアノのあるお部屋/大阪府H邸」

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今日お家をご紹介するのは、

大阪は八尾市にお住いのHさん。

 

Kioの近所にあるアマゴ料理店の帰りにうちを見つけ、

慌ててUターンして来てくださって以来、

子供の頃からのお気に入りだというアマゴのお店に来るたび

Kioに寄っていただいています。

 

 

お買い物はいつも車に積んでお持ち帰りいただいてたのですが、

この日は鏡のついたキャビネットだったため、

私達もドライブがてら大阪にお届けにあがることに。

 

 

インテリアもアンティークもアートも、

そして建築も大好きなHさん。

 

築年数のあるご実家をリフォームされたとのことだったので、

お邪魔するのが楽しみでした。

 

 

Hさんは、ご自宅でピアノ教室を主宰されています。

 

リビングに入ると、黒く艶めくグランドピアノが、

和とモダンを融合させた内装の中で

気配や輪郭を浮き彫りにさせながら美しく佇んでいました。

 

そんなピアノのかたわらに鎮座することになった

Kioのキャビネット。

 

 

 

 

良く似合ってくれたと思う!

 

Hさんも喜んでくれて、ほんとう嬉しかったです。

 

 

 

リビングの続き間は、Hさんのお部屋。

 

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モダンなビンテージ家具やライトなどがあり、

ああ、私はこんな空間もほんとに大好きだなあ!って、

自店や自宅の雰囲気とは違うのですが、

でも大好きなのだから仕方がない!私の真実だ!と、

誰に聞かれて答えるわけでもないのに、

なんだかどんどん興奮状態になっていってしまったのでした(笑)

 

 

 

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Hさんのお家に着いたのは、夕暮れ迫る頃。

 

ピアノのレッスンを終えた子供たちがちょうど帰る時で、

キャビネットの到着を待ってくれていたそうなのですが、

H邸の間際まで来て道に迷ってしまったため

間に合わせてあげられず・・・・・・。

 

元気のいい子供たちと道ですれ違ったのですが、

こっちをちらって見てたし、

きっとあの子たちが生徒さんだったんだろうな。

 

素敵な人柄のHさんと

あんな空間のもとで音楽を学べるなんて、

とても良い体験になっているに違いないだろうなあ。

 

キャビネットのことも、気に入ってくれてますように!

 

 

以上、Hさんのお家のご紹介と、その日の日記でした。

 

Hさん、どうもありがとうございました!

 

(毎度同じ締めくくりの言葉で恐縮ですが、

搬入日記、とても遅れておりまして、、、、

Hさん、公開がたいへん遅くなってしまってすみませんでした、、、)

 

 

 

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↑以前お求めいただいたベビージーザスに再会することも出来ました。

 

 



 

搬入日記「名古屋のSさんのお部屋」

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名古屋時代の店舗、

もう懐かしいと感じてしまう。

 

でも、それもそのはず。

6年以上前になるのですものね。

 

 

さて、今回ご紹介させていただくのは、

そんな名古屋時代のKioの、ご近所のお客さま宅です。

 

 

お家の住人は、Sさん。

 

何度か店頭で家具をお求めいただいていました。

 

そんなSさんから、ある日インターネット経由でご注文が。

 

ペンダントランプだったので、取り付けもさせていただきたかったですし、

Sさんも町も懐かしくて、

店を終えて夜の名古屋へお届けに向かいました。

 

 

名古屋、ときどき行きますが、

行くたびに新しいものが出来ている。

 

暮らしているときはそれが当たり前の感覚でしたが、

今の場所にいると、街が進化するそんなスピードにも驚いてしまいます(笑)

 

Sさんのマンションの近くにも大きくてスタイリッシュなスターバックスが出来ていて

びっくりでした。

 

 

Sさんのマンションも、街に似合う設計。

落ち着いた照明のエントランスは、シティホテルのラウンジのようで、

夜のお届けで得をしたような気分になりました。

 

 

お届けしたのはペンダントランプ三台。

 

一台は、こんなワイヤーのバスケットのような作品。

 

 

 

 

Sさんのお部屋の天井は、

シーリングがニッチにも設けられた、なかなか珍しい仕様。

 

それを活かしてランプを取り付けたら、

こんなカフェのようなスペースが出来上がりました!

 

 

(壁際のコンソールテーブルも、以前Kioでお求めいただいたものです)

 

 

 

あとの二台は、ペアのグラスシェードランプ。

 

 

 

 

数年前にこのマンションにお引越しされて以来、

代用のランプをお使いだったところ、

HPでこのランプを見つけ、即決してくださったとのこと。

 

 

冒頭の写真は消えているところですが、

ステイ金具のゴールドがカーテンにぴったりで、かっこいいですし、

 

色んな要素が見事にブレンドされたお部屋は、

外国の集合住宅の一室のよう!

 

 

 

 

 

こちらのキャビネットも、Kioにてお求めいただいたもの。

 

使いやすいと言って、とても気に入っていただいています。

 

お届けにあがると、

以前の家具との再会もまた懐かしいです。

 

 

Sさんは本当に幅が広くて、

写真を撮りませんでしたが、フィレンツェのテーブルなんかもお使いです。

 

もう無くなってしまいましたが、

名古屋にインテリアのセレクトショップがあり、

そこが大好きだったのですが、

その店のことが思い出されました。

 

 

SさんとSさんのお部屋の明かり、

そして、かつて毎日を送っていた街の明かりにも見送られて、

帰路は、心にも温かい明かりが灯っていました。

 

 

Sさん、どうもありがとうございました!

 

(お届けした皆さんには公開の都度謝っていますが、、、)

ものすごく遅くなってすみませんでした、、、!