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秋の日便り第一号は「皆さまへのお詫び」です

昨日までの四連休は、

いかがお過ごしでしたでしょう。

 

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白山町も行楽日和が続き、

Kioにも大勢のお客さまにご来店いただきました。

 

ありがとうございました。

 

 

それだというのに、

私が不在で申し訳ありませんでした、、、、、

 

実は連休初日に突然激しい腹痛に見舞われまして、

四日間ずっと床に伏しておりました、、、、、

こんなことは初めてです、、(涙)

 

 

病院もお休みでしたし、

そのうちに良くなるだろうと思っていたのですが、

いっこうに治まらないので

昨日近くの総合病院に電話をしてみると

救急外来で診ていただけるとのこと。

 

診断は、急性大腸炎でした。

 

 

薬を出して貰って

(乳酸菌の整腸剤だったので、見た瞬間から安心しました)、

その効果もさっそくあってか、

昨夜には回復しました。

 

何の症状か分からないうちから

“毒消し”だと思っていっぱい飲んでいたマコモ茶や、

お腹に手をずっと当て続けていたことも良かったみたいで、

「もうしばらくかかるかもしれませんね」

とのことでしたが、

これを書いている今ではすっかり元通りです。

 

 

ご来店の中にはKioを楽しみに

わざわざ遠方から来てくださったお客さまも何組かいらっしゃいました。

 

また、HPのほうも商品アップがストップしておりました。

 

この場を借りまして皆さまにお詫び申し上げます。

 

 

 

今日明日と定休日ですので

金曜日からになりますが、

また皆さまにお会い出来るのを楽しみしています。

 

商品アップも再開してゆきますので!

 

塗装状態が極めて悪かったリビングテーブルを

夫がリペイントしましたので

(今朝久しぶりに店にいったら、

ビフォーを知っているだけに、見違えるようになったテーブルにびっくりでした)

そちらも近くご紹介出来ると思います。

 

二倍働いてくれた夫にも感謝です。。。

(夫は皆さまといつもに増してお話が出来て、

とても楽しかったみたいです)

 

 

 

寝室には開け放った窓から

金木犀のにおいが毎日入って来ていました。

 

少し出遅れましたが、

私も秋を満喫していきたいと思います!

 

 

 

ウインドベル物語

エントランスのところにある「ショーケース」も

以前と比べて賑やかになりました。

 

 

こんな大きな三角錐のベルも仲間入り。

 

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農場からの出物とのことで、

70-80年くらいは経っていそうです。

 

 

八年くらい前のフリーマーケットで

ペンダントランプを買い付けたディーラーの足元に

無造作に置いてあるところを出会いました。

 

何だか分からなかったので見ていると、

「これ?これは素晴らしいんだよ!」と言って、

ディーラーはその“塊り”を重たそうに持ち上げて

テントのポールに引っ掛け、

ハンドルを振りました。

 

すると鳴り響いたのは、

見た目からは想像出来ないような厳かな鐘の音。

 

見た時には買うだなんてまったく予想もしていなかったベルだったのに

後先考えずに決めてしまいました。

 

 

天井への取り付けは、アイボルトを使って上手く出来ましたが、

しかし、店内の雰囲気に馴染みませんでした。。。

(外には吊り下げる場所はありませんでした)

 

そうこうしているうちに、移転計画が持ち上がり、

ベルは「その時」を楽しみに、寝かせておくことに。

 

 

そして今の場所が見つかり、

ようやくベルが取り付けられることになりました。

 

場所は玄関の軒下。

良く似合うだろうなと楽しみでした。

 

 

ところが引っ越してきて二日目の夜、

寒い季節特有の白山町の強風にさっそく見舞われ・・・。

 

まるで台風のような風の唸り声を聞いていたら

ベルは軒下になんてとても無理だと思いました。

 

そして「ショーケース」もまた然りだろうと。

 

 

こうして吊り下げが断念されたベルでしたが、

なんだか意地になった私によって

ディーラーがやっていたように直置き状態で「外」に居続け、、

気がついたお客さまに音を聞いていただいたりなんかもして、

それなりに楽しい存在になっていました。

 

 

そして今夏。

 

植物も飾って賑やかになったショーケースを見ていたら

封印していたベルの吊り下げをどうしてもやってみたくなりました。

 

試すだけでもと思いやってみると、

これがすごくぴったりなのです。

 

ちょうどお盆の頃で、

鐘を打つたび、天国にいる祖父母や愛猫さくらにも

音色が届いているような気がしました。

 

角にあるスリットの長さのせいなのでしょうか、

三枚のパネルは、ぞれぞれ異なる音を奏でます。

 

いよいよ外したくなくなり、

とりあえずそのまま下げておくことにしました。

 

 

二度三度ほど、森の木が大きく揺れるような風が吹きましたが、

ベルは大丈夫でした。

 

ここならいざとなったらすぐに外せます。

この場所がベルの定位置になりました。

 

 

お客さまにも好評です。

 

エントランスで滞在される方も増えました。

 

ときどきゴーンゴーンという音がして

しばらくしてから扉が開いて

お客さまが入ってこられることもあり、

そんなときは嬉しくなります。

 

 

ゴーンと鳴ったのに誰も入ってこないことがあり、

「?」と思っていると、

赤いバイクが去っていくのが見えました。

 

どうやら郵便配達のひとが

郵便受けの上にあるベルに当たってしまったみたいです。

 

ごめんなさい!

 

郵便受けの位置だけ替えなければ。。。。

 

 

 

反対側のショーケース

(アイビー、今はベルのほうにいます)

 

 

 

 

 



 

カウンターをリメイクしました

夏季休業中に、念願だったカウンターのリメイクが出来ました。

 

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飲食店時代に料理の提供台として使われていたもので、

レジカウンターではなかったのですが、

 

高さ90cmに横幅180cmというまさに理想的なサイズをしていたため、

それだけは壊さずに残し、

サファリブラウンに塗って使っていました。

(いつも後から気づくので、ビフォー写真がありません。。。)

 

 

天板の下(お客さま側)は、

お皿やグラスを仕舞うための棚と、ミニ冷蔵庫用の小スペースになっていました。

 

棚には小物、小スペースには小さな家具が飾れて

けっこう重宝したのですが、

何しろ料理のサービング台、

どう飾っても見た目が良くなることはなく、

お客さまのお会計の都度、気になっておりました。。

 

 

そこで、棚と小スペースをパネルで覆い、

装飾的なカウンターに変えることにしたのです。

 

 

パネルに付けたのは、アンティークミラーのフレーム。
 

フレームの内側の枠が大きく損傷して

ミラーとしては再生できなくなったものが寝かせてあるのを思い出し、

壊れた部分を慎重に取り外して、全体を組み直し、

もとのゴールドを活かしながらチョークペイントのピュアホワイトで塗装しました。

 

パネルと天板も、チョークペイントの同じ色で。

ミラーフレームと馴染むよう、ダークワックスで軽くエイジングをして仕上げをしました。

 

 

これだけだと間が空いた感じがしたので(この時点の写真もまた無い。。。)、

フレームの中にモールディングを付けようかと考えたのですが、

思い付きでブラケットと額絵を付けてみたところなかなか楽しくなり、

Kioっぽくなった気もして、

これで完成としました。

 

マリア像や、スモールシャンデリアにもやって来て貰ったら

今度はなかなかほんとにKioらしい感じです。

 

 

 

 

 

ちなみにシャンデリアも一部が破損したため

売り物にはならなかったもの。

 

そんな子たちも集まって、

みんなで頑張ってKioの番頭さんになってくれています!

 

 

*レジが壊れてしまったので替えなくてはいけないのですが、

これでビンテージのかっこいいのがあれば、さいこうなのですが。。。

 

 

 

コテージルームからの眺めと、お知らせ

 

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8月10日(月・祝)から20日(木)まで

夏季休業とさせていただきます。

 

オンラインショップからのご注文は随時承っておりますが、

発送は21日(金)からとなります。

 

大変ご不便とご迷惑をお掛けしますが、

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

休みの間は、また店づくりをおこなう予定です。

 

エントランスとカウンター。

お客さまに入っていただくところと、

お会計をしていただくところ。

 

この大切な二つの箇所を、

もう少し楽しい雰囲気に、

そして快適に感じたり使っていただけるようにしたいと思っています。

 

 

エントランスは、扉の前にショーケースみたいな小さな空間があり、

サファリブラウンにペイントして、ガーデン雑貨を少し置いているのですが、

 

このショーケース付近、まだまだ殺風景だからか、

今だと手指消毒液のボトルがいちばん目立つ存在になっているので(笑;)、

ここにも植物を飾るなどして、お客さまのお出迎えにもっとつとめたいですし、

 

カウンターは、もともとあった飲食店時代からのものをペイントして再利用しているのですが、

ここをがらりと変えたいのです。

 

 

あとは余裕があれば、

この間の営業自粛期間中に作業を進めていて

いちぶ塗り残しがあった天井の塗装も仕上げたいと。

 

 

本当は床も造作したいし、

壁もリメイクしたいところが色々とあるし、

挙げればきりがありませんが、、、

今回は「気持ち良く」をテーマに取り組もうと思います。

 

 

画像は、コテージルームからの眺め。

 

買い付けに行けてないので店内もモノが減りましたが、

その代わりに窓外が良く見えるようになりました。

 

するとこの眺めをお客さまがすごく喜んでくださるんですね。

 

(実は私もそうで、今日は定休日なのでPCをコテージルームに移動させてこれを書きました・笑)

 

 

総合的に楽しい店を目指したいです。

 

 

 

もちろんゆっくりする日も作ります。

 

急に川に行きたくなり(しかもまだ行ったことのない川)、

この間から川のことばかり考えているので(笑)、

前からずっと行きたかった三重県南部にある清流に行ってみようと思っています。

 

 

だんだんとりとめがなくなってきそうなので、

この辺にて・・・・

 

皆さまもどうぞお元気で良い夏をお過ごしください。

 

 


 

旧倭村役場再生プロジェクト

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今から遡ること、五年と九か月。

 

売り出し中だったKioの場所を見学するため

私たちは白山町を訪れました。

 

ゆったりと広がる里山の風景に感激しながら車を走らせていると、

一軒の古い木造の建物が視界に入りました。

 

 

 

 

 

 

和洋折衷の二階建てで、

昔の郵便局とか役場のような佇まい。

 

「わあ、あれ、いいね!」

「使われてないみたいだね」

「こんな建物も店にしてみたいね」

 

目的地直前でテンションが高まるなか、

好みの建物がふいに現れ、

夫と二人、大いに興奮したものでした。

 

 

やはり古い建物好きにはたまらないみたいで、

これまで何人もの方と、このオールドハウスの話になりました。

 

地元の方に聞いて、村役場跡だということが分かりました。

 

 

そして月日は流れて、

二か月ほど前のある日。

 

村役場が売れたとのニュースが飛び込んできました。

 

売りに出されていたことも知らなかったのとで

とてもびっくりしましたが、

老朽化とかでそのうちに取り壊されるんじゃないだろうかと気掛かりだったあの建物が

これで生き延びられるんだ!って嬉しくなりました。

 

 

手に入れられたのは、

白山町にあるゲストハウス「イロンゴ」のオーナーさん。

 

子供時代から慣れ親しんだ村役場が売りに出たのを知ったとき

オーナーさんはその行く末を案じ、

ご自身での取得を決意されたのだそう。

 

彼女とは交流があり、

先日Kioにみえたときそんなお話を聞かせてくれました。

 

 

役場は、ゆくゆくワークショッププレイスとして活用していきたいとのことで、

そのための再生プロジェクトとして、

建物と手前の空き地を使って、さっそくチャリティ市が行われることになりました。

 

日程は、今日明日(23日・24日)の二日間。

 

私たちも朝いちにお邪魔してきました。

 

 

 

 

役場はKioから1キロほどの距離。

同じ街道添いにあります。

 

何年も前から通るたびいつも外観を眺めていた建物に入れるとあって、

どきどきしました。

 

 

 

 

窓口。

大きな欄間窓があって、とってもユニークな造りです。

 

 

 

 

二階は大広間でした。

天井が高くて、光と新鮮な空気がたっぷり入ってきてて、

じつに気持ちのいい空間でした。

この広間は、建物見学の場として開放されていました。

 

 

じつはこのチャリティ市で、

Kioのお客さまのお嬢さん(6歳)がバイオリン演奏をするというので

それも楽しみにしてきたのですが、

演奏は午後からとのことで、

仕事に戻らなければならない私たちのために

お嬢さんが大広間でとくべつに披露をしてくれたのです。

 

 

 

 

「おぼろ月夜」

「われは海の子」

と続きました。

 

子供が一生懸命演奏している姿は涙が出てきますね。

 

音が良く響いていて、とっても素敵な音色でした。

 

「選曲もいいわあ」

いつの間にかひとも集まってきて、皆さんも楽しそう。

 

「アメージンググレイス」では、

この日のスタッフでもある尺八演奏家の方が飛び入り(実際にはゆっくり入り?)してくれて

バイオリンと尺八の思いがけないセッションが始まりました。

感動的でした。

 

 

 

 

関係者の皆さんが懸命になられているし、

それになんだかバイオリンと尺八の世代を超えたセッションが自然に生まれる場所なんて素敵であり、

この村役場の再生と活用の輪、

幅広く広がっていくように思えたのでした。

 

 

旧倭村役場のこれからを楽しみにしています!

 

 

 

 

 

チャリティ市ではオリジナルTシャツや食材や

作家さんの作品などが販売されていました。

 

 

 

屋外でもお嬢さんと尺八の方が、今度はギターの方もまじえて演奏披露してくれました。

 

 

アンティークモールとシャモアピンクの夢

今日、面白い夢をみました。

 

関東のお客さまのところを初めて訪ねていったら、

大きなアンティークモールだったという。

 

 

敷地には、夢でしかありえない鉄塔ほどの巨大なウィンドミルがあり、

それをコの字に囲んでモールが建っています。

 

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〈写真は過去の買い付けからのイメージです〉

 

 

 

モールは一階建てで、

アメリカの50年代のモーテルのようなレトロモダンな佇まい。

 

アメリカでもあまり見ないような、アメリカ色の濃いモールでした(笑)

 

 

ほとんどがジャンクやインダストリアルを扱うブースの中、

ひとつだけシャモアピンクをまとった家具ばかり並べた空間がありました。

 

 

入ってみると、家具は19世紀の納屋にあったような素朴なものばかり。

 

糸巻機みたいなのもありました。

 

どれも小ぢんまりとしていて、線がきれいで、田舎風なのに上品で、

そしてピアノのような塗装の薄いピンクにペイントされているので、

ものすごくかわいいんです。

 

中でもシェーカー風のチェアが素敵でした。

ちゃんと値段もついていて、2万5千円でした(笑)

 

それを宝物と出会ったように大喜びで買って、

Kioで売ってもいいですか?とお客さまに訊ねたところで

目覚ましが鳴りました。

 

寝ぼけていたのと、あまりにいい夢だったせいか、

「あれ?椅子は・・・!?ちゃんと持ってきたんだったっけ・・・・」

と、一瞬(笑)

 

 

よほど買い付けに行きたいのかな(笑)

 

もっと模索も出来るよ、との暗示でもあったのか・・・・・・

(ちなみにお客さまは、コーヒースタンドのブースも併設されていたり、

お父さんとおじいちゃんもモールで一緒に働いていて、素敵だなあと思ったのでした。

もちろん夢の設定で、お客さまはそもそもアンティークのご職業ですらありません。。)

 

 

ああでも、ほんとにいい夢だったなあ。

 

 

がんばろうって思う気持ちが

さらに増しました。

 

 

 

 



 

買い付け再開に向かって

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今日から七月。

一年も半分過ぎたのですね。

 

二月から五月は信じられないくらい長く感じましたが、

六月は反対に、ものすごく早かったです。

 

 

店の営業再開からは、一か月経ちました。

 

 

この間、敷地の手入れをしていると、

脇の小道を走ってきたパトカーが、こちらに気づいて止まりました。

 

窓が開いたので近づいてみると、

乗っていたのは、近くの駐在所のおまわりさん。

新任のときにKioにも巡回がてら立ち寄ってくださったことがあります。

 

何かあったのかな?

ちょっぴり緊張する一瞬。

 

するとおまわりさんから発せられたのは、

「お店再開されたんですね。良かったですねえ」との声。

 

休んでたのを知ってくれてたことも嬉しくて、

「はい!ありがとうございます!」と、張り切って返事をしてしまいました。

 

二か月近くだったし、

家具屋は休業補償もないので心配してくださってたみたいです。

 

お客さまや周り以外でも

見守ってくれているひとがいるのだな。

 

 

 

買い付けのことでも色々な方からご心配いただいています。

ありがとうございます。

 

 

今のところも、前に書いたダイアリーと同様で、

在庫ではまだ困る事態にはなっていないです。

 

どんなに状態が良くても、

どこかしらには手を入れる箇所があるのがビンテージやアンティーク。

 

そうすると、少人数ということもあり、

その工程が大きいものほどどうしても後回しになってしまいがちで・・・・

 

なので意外とまだ大型家具などありますし、

そんな家具のアクセサリーのようになっていた小物類もあったりします。

 

ひきだしからも、エプロンやカーテン、クロスやキルトなんかが出てきます。

あとアクセサリーも。

 

商品として買い付けたのですが、

売り場を作るにはまだ数が足りず、

HPに載せるにも他の商品ページと毛色が合わなくて

なんとなくストックになっていました。(ごめんね。。。)

 

ただいま洗い直したりしており、

ある程度まで仕上がったら、店頭やHPでも売り場を作ってお披露目していこうと思います。

 

 

こんなふうにモノに再び光を当てるような時間が持てたこと、

そして営業自粛や買い付けに行けないことで、店づくりに費やす時間が持てたことは

それはそれで良かったと思っています。

 

 

とは言え、何とか秋くらいには行きたいところです。

 

ディーラー達もビジネスを再開し始めているので

出来ることなら今すぐにでも飛んで行きたいのですが、

 

アメリカ入国後と帰国後にはそれぞれ二週間ずつ自主隔離をしなければならないとなると、

感染の問題はそれで大丈夫かもしれなくても、

なかなか現実的ではないですね・・・・・

 

(今、奈良美智さんが個展開催のためにLA入りされていて、

少し前に二週間のステイホームを終えられたところなのですが、

Twitterから毎日される発信を、関心深く見させていただいています)

 

 

長くなりましたが・・・・・

 

今月もどうぞよろしくお願いいたします!

 

世の中が良い方向に向かう月でありますように。

 

 

 

 

Kioの夏時間

梅雨の晴れ間。

 

 

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からっとして、光りも白く眩しく、

今日はまるで梅雨明けのような一日でした。

 

 

 

 

 

 

それで朝は、子供の頃の夏休みを思い出していました。

 

 

私は午前中の時間がとても好きでした。

 

家の中でいちばん涼しい部屋は座敷だったのですが、

ラジオ体操から戻って、朝ご飯を食べ終えると、

宿題をかかえて日の光の入ってこない座敷に移り、

「夏休みの友」に向かう時間が好きだったんです。

 

集中して宿題に取り組んだ記憶はあまりありませんが(笑)

 

ふすまを開けた座敷からは玄関が続いていて、

開け放った玄関扉から見える夏の庭を

ただぼんやりと眺めていたものです。

 

海のことや、そこにぽっかりと浮かぶ大きな船のこと、

空にもくもくと出ている雲のことを思うときもよくありました。

 

家のほの暗い一室にいながら

果てしなく続く世界のことを思うのは素敵な時間でした。

 

 

 

今日はお休み。

 

外に散歩に出ました。

 

 

 

 

爽やかだったのですが、

さすがにしばらく歩いていると暑くなってきて、

たまに止まっては、道の脇を流れる小川に手をひたして(気持ち良かった!)、

ゆっくり散歩しました。

 

 

すると白っぽい花のにおいがしてきました。

 

辺りを見回しても、そんな花らしき姿は見当たりません。

 

この間まで栗の花が界隈でたくさん咲いていたけど、

それももう終わったみたいだし・・・・・

 

でも、においは確かにしてきます。

 

「あれ?・・・もしかして、おまえなの?」

 

田んぼの土手に咲いているヒメジョオンの、

群れというには遠慮気味な、でも群生。

 

近づいてみると、やはり漂っていたのはこのにおいでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

散歩から戻って、スコーンを焼きました。

 

 

夏は私にとって、

いちばん静寂な時間が流れる季節です。

 

 

 

 

 

 


アンティーク発掘と再生物語

名古屋時代は

店の外にモノを並べたり飾ったりが出来るスペースなんて無かったので、

移転したらアメリカのディーラー達のように

外にガーデン家具とかを色々と出すのが楽しみでした。

 

移転をして、

張り切ってさっそく軒下まわりに色々出したは良かったのですが、

やはり湿度の高い日本、

アイアンにはすぐに錆がまわってきましたし、

ウッドも気がつくと痛み始めてきていました。

 

今では錆止めをほどこしますし、

ウッドにもクリアラッカーを塗布するので

もうこんなことにはならないのですが、

気候がモノに与える影響が

思った以上に大きいのを実感したものでした。

 

 

だけど、錆びたり風化したりしたモノの様子だって面白いので

初期に並べた子たちには、

そのままでKioの敷地の住人としていて貰うことにしました。

 

 

その中のひとつ。

 

 

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古い時代のスクールデスクです。

アメリカ製。

100年以上の時が経っています。

 

地面から伸びたワイヤープランツがウッドのところにも根を張って、

すっかり自然な風景へとなったのもお気に入りでした。

 

 

すると先日。

この姿にいたく感激されたお客さまがあり、

「このままで譲っていただくことは出来ませんか」とのお申し出をいただいたのです。

 

自分ではとても面白いと思っていても、

朽ちてしまったようなモノをいざ販売・・・となると、

どうしてもためらう気持ちがわいてきます。

 

しかも、今では店の子。

 

それでもお客さまがデスクを私以上に気に入って下さっているのが分かりました。

 

そうなると、あとはお値段的なことになりますが、

こちらでも良い折り合いがすぐについて、

ずっとKioにいると思っていたスクールデスクに

新しい棲家が決まったのです!

 

 

お客さまは「自分で動かして持っていきたいので、見守ってだけ下されば嬉しいです」

とおっしゃいました。

 

こちらに気を遣われたのではなくて、

本当にそうしたいのだろうなあと思いました。

 

私も買い付けで同じ気持ちになることがあるのでよく分かるのです。

 

買い付けが決まった家具を車に積み込むのは手伝って欲しいですが(笑)、

ひきだしひとつひとつを本体から外して見てみたり、

背や、天板や、底はどんな作りがされているか、

どこかにメーカーや工房の刻印はないか、

家具がどんな歴史を辿ってきたかが分かる手掛かりがどこかにないだろうか、

そんな見えない部分を探る作業は自分ひとりの手でやりたいのです。

 

 

「〇○さんを見ていたら、買い付け中の自分のことを思い出しました」

そう言うと、お客さまは手をとめて嬉しそうにしてくれました。

 

 

 

 

 

 

ほうきで丁寧に汚れも掃って、

30~40分ほどかけてスクールデスクのサルベージが終わりました!

 

お客さまの嬉々としたお顔!

 

 

 

 

色々な角度からデスクを眺められて、

その姿もまた自分の買い付けと重なりました。

 

ひょっとしたらディーラーもこんなふうに嬉しのかな?、

なんて、ディーラー達の気持ちまで考えてしまったり。。

 

 

 

「木は防腐加工をして、穴が空いたところはボンドを流して修復しようと思うんです」

とのことで、

翌日さっそくそんなメンテナンスの様子の画像がお客さまから届きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして完成後の姿も。

 

 

 

 

お客さまは育てている多肉植物を、デスクにディスプレイするご予定とのこと。

 

 

 

『モノは受け継がれていく』ってよく言います。

もちろんそれは世の中にあるモノぜんぶに対して言えることではないですが、

でも確かにそうだなって、あらためて思ったのでした。

 

 

デスク、本当に良かったね。

 

お客さまも本当にありがとうございました!

 

 

 


実店舗の営業を再開いたします

実店舗の営業が長らくお休みとなりまして
大変ご迷惑をお掛けいたしました。

 

また、ご理解もいただきましてありがとうございました。

 

 

5月30日(土)より営業を再開させていただきます。

 

それに際していくつかご案内があります。

 

 

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まず営業時間ですが、
しばらくの間、11時から17時までとさせていただきます。

 

(ネットショップでのメールやお電話でのご対応は、

通常どおり11時から19時までおこなっております)

 

 

営業日はこれまで通りです。
水曜木曜が店舗の定休日です。

 

 

スタッフはマスク着用とさせていただきますのでご了承下さいませ。

 

また、定期的に店内の換気をおこないますので、こちらもどうかご了承下さい。

 

 

なかなか不行き届きの部分があるかと思いますが、
以前よりもゆったりとした店内に模様替えをいたしました。

 

楽しくご滞在いただけましたら幸いです。

 

 

それではまた皆さまにお会い出来ることを楽しみにしています!
 

 

まだまだ気の抜けない日々ですが、
どうぞご自愛のうえ、お元気で毎日をお過ごしくださいますように。