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アメリカ買い付け紀行『トレジャーハンター』

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夫がディスカバリーチャンネルで見つけて

さいきん二人してハマっているアメリカのテレビ番組があります。

 

『廃墟 お宝ハンター』

 

三人組の男性が

廃墟になった工場やホテル、農場の納屋などを回り、

そこからお宝を発掘するという内容。

 

 

三人はペンシルバニア州で活動をしている、

実際のアンティークディーラー。

 

発掘したお宝を時間を掛けて手直しし、

そしてそれらを販売するまでを

すべて自分たちでおこなっています。

 

 

お宝の情報が入ると現場に向かうのですが、

州をまたいでの出張も頻繁です。

 

そうやって出向いても、

交渉の段になって廃墟のオーナーが渋りはじめ、

けっきょく収穫があまり得られないなんてことも多々あります。

 

そんなときリーダーのジェイがカメラに向かっていつも言うのが、

「こんなに時間を掛けてやってきたのに、これでは損をすることになります」

とのセリフ。

 

この番組を見ているとき、

いち視聴者として純粋に楽しんでいる自分と、

ジェイ達と同じ、いちアンティークバイヤーとして共感しながら見ている自分がいます。

 

モノがあまり買えなかったときは、

「せっかくこんなに苦労して発掘までしたのに、可哀そうに・・・・」と

視聴者目線で思ってしまうのですが(笑)、

 

そのあとの「これでは損をすることになります」というジェイのセリフを聞いて、

色々とハッとさせられるんですね。

 

 

廃墟で売れるようなモノを探す。

 

それは何かにとりつかれた男達の夢物語のように見えて

(じっさい、ジェイ達の廃墟の中での様子を見ていると、

探検ごっこをしている無邪気な子供のようなのです)、

れっきとしたビジネスなのだということ。

当然と言えば、当然のことなのですが・・・

 

 

ジェイの姿からは、誇り高いものを感じます。

 

自分も無邪気に、そしていつもシビアな気持ちで買い付けにのぞんでいるだろうかと

(無邪気は大丈夫だと思う。。。)、

この番組のお陰で自問することが出来たのでした。

 

 

 

買い付け紀行と言いながら、

違う記事になってしまいました。。。

 

 

じつは今回、一時間くらいの道のりではあるのですが、

原っぱにぽつんと一軒だけあるディーラーが

野火の延焼で焼失してしまっていたという事態があったんです。

つい最近の出来事だったようです。

 

ディーラーのことを思って、泣けてしかたがなかった。

 

その日はどこへ移動してもモノとの出会いに恵まれず、

それでこのことをどうやって記事にしようか、

それとも辞めようか考えていたときにお宝ハンターの番組のことが頭に出てきて、

話があまり繋がらないのは分かりつつ、

今回の買い付け紀行としました。

 

 

読んでくださってありがとうございました!

 

 

 

 

↑上記の日に買えたもの。
Kioでは珍しい、でもなんだかKioらしい感じのする

アコーディオンモチーフのバーツール・ホルダー。

さいきんcobaの曲ばかり急にまた聴くようになったからか、

「アコーディオンだ!」と、目に飛び込んでくるのの早かったこと(笑)

 

 

 

↑こんな天使が連なったハンガーも買えました。

かわいい!

かなり古いです。

どんなところから出てきたんだろうなあ。。

 

 

 

アメリカ買い付け紀行『ローズボウルフリーマーケット』

かつてはフリーマーケットで全体予算の2割くらいを使っていました。

 

しかし今では

フリーマーケットで出会ったディーラーの倉庫やショップへ直接買い付けに行くケースが増えたのと、

 

以前はどこへ行くよりもソファが多く見つかり「フリーマーケットはそんな場所」との認識だったのですが、

ここ数年で素敵なソファの出物はめっきりと減ってしまい、

 

そんなこんなで、フリーマーケットからだんだん足が遠のきつつあったのですが

(「マダムたちのフリーマーケット」は、主催者の方向性が変わり、残念ながら幕を閉じてしまいました)、

今回、久しぶりにローズボウルに行きました。

 

 

 

 

 

 

ローズボウルとは、LA近郊の町にあるフットボールの競技場。

 

その駐車場を使って第二日曜日に開かれる

南カリフォルニア最大のフリーマーケットです。

 

 

間に川まで流れるだだっ広い駐車場で、

そこにみっしりとディーラーのブースが集結しています。

 

世界中からやって来るバイヤーに、広域から訪れるショッパー。

 

その規模や熱気に、初めて訪れたときは圧倒されたものでした。

 

 

あまりの広さに

買い付け商品を預けたディーラーのブース番号をノートに控えても、

ピックアップのときになかなか見つけることが出来なかったり、

 

ピックアップの順序も上手く組み立てられず、

無駄に場内を行き来して、そんなことに体力を消耗してしまったり、、、

 

 

思い出すと、懐かしい。。。

 

 

 

 

 

そんな新規バイヤー泣かせ(笑)の会場ですが、

山並みが望めたり、バラのガーデンがあったり、

丘のうえに建つ瀟洒な家々が間近に見えたりして、

なかなかの素敵なところであります。

 

家具の搬出だけは大変ですが、

今だと「あともうちょっと広くてもいいかな」、なんて思ったりもします。

 

 

 

 

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さて、バイイングですが・・・、

 

ソファはけっきょく一台も買い付けることが出来ませんでしたが、

箱物の家具が思った以上に集まりました!

 

 

 

 

 

大きい物も小さい物も揃い、

バランスの良い出来高。

 

 

 

 

 

 

そうなってくると決まって、

“何かスペシャルな物”を仲間入りさせたくなります。

 

 

するとあったのです。

こんなピアノが!

 

 

 

 

ピアノの周りを何周もして、食い入るように見て、

ぜったいに買おうと思ったとき、

ディーラーの女性がブースの奥から現れ、

手に持っていた紙をぺたりとピアノに貼りました。

 

見ると「SOLD」の文字!

 

「え!いつ売れたの?!」と訊くと、

「今」だと言います。

 

私の他に見ているひとはいなかったのに、

今ってどういうこと・・・!?

 

「あなたより前に気に入ったひとがいてね。ホールドになってたのよ。

今電話があって売れてしまったの。ごめんなさいね」

 

縁が無かったというのは、こういうことなのか。。

 

だけどこんなのは後にも先にも、見つからないだろうな。

そう思うと、さすがにショックでした。。。

 

このブースの前をもっと先に通っていれば、買えていたかもしれない。

やっぱり会場、広いですね。。。(笑)

 

でも見れて嬉しかった!

 

 

そして、ローズボウルに来て良かったです!

 

 

 

そういえば今回いちばん感じたのが、

古着のセクションが再び勢いづいていたということ。

 

流れとして、次に家具にそれが飛び火すると思うので、

これからまた楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

アメリカ買い付け紀行『セコイアの森にほど近い町での出会い』

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サンフランシスコのベイエリアへ行く前日は、

SFとLAのちょうど中間に位置する町での買い付けでした。

 

 

内陸にある町で、

前にも来たことがあるのですが、

どうだろう・・・10年ぶりくらいだろうか。

 

 

当時と今とではKioの主力アイテムも変わっています。

 

「今行くと、前よりもっと集まるような気がする」

 

記憶を辿りながらそう思い、

そして直感のようなものも働いて・・・・、

久しぶりの訪問となりました。

 

 

デイーラー達が一様にお喋りだったので、

その印象ばかりが残っていて、

町はどんなだったか・・・よく覚えていなかったのですが、

 

ヨセミテやセコイア国立公園にほど近い町とあってか、

レストランにしても、銀行にしても、ホテルにしても、

背後にヒマラヤ杉を携えたロッジ風の建物が目立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディーラーはほとんどが健在でした。

 

そして彼らのアンティークモールやウエアハウスの中の印象も変わっていなかったのですが、

予想通り、今回は買い付けられる物が多いのです。

 

 

 

 

 

 

あるモールでは、たくさんバイイングする私の様子を見て、

「ローズボウル(次の日曜日のフリーマーケット)に持っていく物をトラックから降ろしてきたよ」と、

すっかり積み込みが終わっていた商品をわざわざ見せてくれたオーナーもいました。

 

「ありがとう。でも私もローズボウルに行くんだったのに・・」と言うと、

「ええ?!」と驚かれ・・。

 

どうやらこの町の住人だと思われていたみたいで、

モールのレジを任されているオーナーのお母さんにも

「あなたはデザイナーのお仕事をしてるの?」と、会計のときに訊かれました。

 

 

10年ぶりだものね・・・

 

次回からもこの町はコースに入れていこうと思うので、

ここのディーラー達との信頼関係作りは、また一からですね。

 

 

 

フレンチスタイルの物を多く扱っている新しいディーラーも見つかりました。

かなり嬉しい出会いです。

 

 

 

 

 

フロレンタインのこんなベンチも買い付けました!

 

初めて見る品です。

 

 

 

 

 

サンフランシスコの古いお屋敷やホテルからの出物もあり、

とくに建具などは圧倒されるほどの風格や存在感がありました。

 

 

 

 

 

ハリウッドのディーラーのところで見かけるようなベッドもあったり。

 

 

 

 

 

 

 

こんな実物の馬と同じくらいの大きさのカルーセルも。

 

(ベッドもカルーセルも買い付け商品ではありません)

 

 

そのうちに感動が押し寄せてきて・・・・・・

 

こことまったく同じような品揃えになるということではなくて、

私がここで味わったのと同じような気持にお客さまにもなっていただくには

Kioはどうなっていけば良いのだろう・・・とか、

 

この何か揺さぶられるような感じが

やっぱり私は好きだ・・・とか、

 

色んなことをいっぱい思いました。

 

 

 

この町に来たのはほんとうに正解で、

あまり振るわなかった翌日のベイエリアでの買い付けを

じゅうぶん補ってくれるに値するほどでした。

 

 

 

 

この町では前夜とこの日と、合わせて二泊。

 

ホテルに戻り、ヒマラヤ杉の木立の向こうに陽が沈む様子を眺めていると、

空がぴかっと光り始めて、そのうちに雷鳴が。

 

雷の音はどんどん大きくなって、風も吹いてきました。

そして雨が降り出し、夜になる頃には嵐のような天候に。

 

ヨセミテやセコイアの森が近いことが思い出されて、

自分はいったいどうして今こんなところにいるんだろう?って、

とても不思議な感覚になったのでした。

 

 

 

心配していた雨も朝にはあがっていました。

 

フリーウェイからの眺めは、ほとんどが農場と牧場。

 

そんな道を二時間半かけて走り、

次なる目的地、ベイエリアに移動しました。

 

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アメリカ買い付け紀行『北カリフォルニアへ』

5月8日から18日までアメリカ買い付けでした。

 

(帰国後、色々とバタバタしてしまって、スタートが遅くなってしまいました、、、)

 

 

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今回は初めてサンフランシスコのベイエリアまで足を伸ばしました。

 

・・エリアと言っても、サンフランシスコへは車でまだ2時間以上かかります。

 

それでもせっかく行ける距離のところまで来たので

本当はサンフランシスコへも行きたかったのですが、

するとあと一日余分に必要。

 

荷下ろしはロサンゼルスの運送会社さんでしか出来ないので、

車の積載量の関係で、そこまで日程が組めませんでした。

 

 

ベイエリアは、

いちばん期待していたアンティークモールは

規模のわりにKioで買い付け出来そうな物が少なく、

 

反対に個人ディーラーは素晴らしい品揃えのところばかりだったのですが、

しかしこちらは何軒も回ったにも関わらず

値段の折り合いが付かないところがほとんどで、

残念ながらあまり今後につながらない結果となりました。

 

自分で実際に足を運んでみないことには分からないことなので、

これも収穫ですし、

くだんのモールは長年行きたいと思い続けていたところだったので、

これでやっとすっきりしました(笑)

 

 

 

↑アンティークモール。

元はイワシの缶詰工場だったというヒストリックな建物を改装したモールです。

 

 

↑町には缶詰工場跡がたくさんありました。

スタインベックの小説の舞台にもなったのだそう。

今はどれもレストランや雑貨店などに様変わりしていて、観光地として賑わっていました。

 

 

↑この町に水産産業の繁栄をもたらしたのは日系移民だったのだそうで、

通りには記念碑が建っていました。

 

 

 

カリフォルニアも北まで来ると

ずい分と景色も違います。

 

 

↑カーメルの町。

 

 

町並みも、家々も、

落ち着いていたり、可愛いかったりする。

 

 

 

 

 

今回はこんな結果だったけれど、

こういった土地柄からの出物、

どんなのがもっとあるのだろうって、やっぱりまだすごく気になる・・・・・・

 

また行こう。

そのときはさらに北上して、サンフランシスコへも。

 

 

 

 

 

自然もまた、南と北とでは違いました。

 

南カリフォルニアの、

明るい陽光に照らされたロッキーロードも、

どちらかと言えば低くて多肉な植物も、

それに砂漠も大好きなのですが、

 

北の自然は、それと比べると厳しさが感じられます。

山は切り立っているし、

木々も鬱蒼としていて、ときに風のあおりで斜めになったりしている。

海も違っていた。

こちらも大好きになりました。

 

 

 

 

 

通い始めて15年目に入るカリフォルニアですが、

今回はその多様性を深く知って感動を得た旅にもなりました。

 

そんなこともあってなのか、

いつもよりも元気で仕事が出来ました(笑)

 

これからもここに買い付けに来たいです。

 

 

(次回からは買い付けの内容も綴っていきますね!)

 

(あと、カーメルの町についてもあらためて記事にしたいと思っています)

 

 

買い付け出発前の日記

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「アンティーク、楽しいですねえ」

 

さいきんお客さまからそんな声がよく聞かれます。

 

もちろん以前から変わらずある声なのですが、

このところすごく増えてきた実感があります。

 

 

今の時代だからこそ求められているものが

アンティークにもあるのかもしれません。

 

 

 

今日から買い付けです。

 

いつものようにまずロサンゼルスに入り、

今回はサンフランシスコにほど近いエリアまで北上します。

初めてのところにも行くので、とても楽しみです。

 

 

「心の琴線に触れるような、ざらつきのあるもの」

Kioはそんなものを探し求めた結果として出来た店。

 

ビンテージやアンティークがそれにずっと応え続けてくれている。

 

 

お客さまが楽しみにしてくれている。

 

 

出会いに期待を込めて、

今回もバイイングに励んできたいと思います。

 

 

 

それでは、行ってきます!

 

 

 

 

ノスタルジー版画展

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四日市の「山画廊」さんから嬉しいハガキが届きました。

 

それは、須藤陽子さんの個展のお知らせ。

 

 

 

 

 

須藤さんは四日市在住の画家。

 

明治から昭和30年代頃にかけての日本文化を題材にして

独自の世界観を描いていらっしゃいます。

 

 

たとえその時代を生きていなくても

日本人なら誰しもが懐かしいと感じるような須藤さんの作品群。

それらは「ノスタルジー版画」と呼ばれているそうです。

 

 

まだ名古屋にいる頃だったと思うのですが、

ベニシアさんの「猫のしっぽカエルの手」の再放送で

須藤さんが出演されているのをみて、

その絵の世界に強く惹きつけられました。

 

 

以来、記憶の中にずっと残っていた絵、

その個展が近くでおこなわれる・・・・・・!

 

土曜の昼までだったら何とか時間が作れそうだったので

前夜に決めて、朝いちから強行で(笑)行ってきました。

 

 

 

 

 

ひな祭りの絵

 

博多人形の絵柄の着物を着た少女の絵

 

日本の玩具の絵

 

昭和30年代のお正月の絵など、

 

50点ほどの作品が一堂に会していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に作品を目の当たりにして、

やはりテレビでみたときと同じように

須藤さんの世界としか言いようのない絵の世界に魅了されました。

 

 

そしてあと色彩にも感動しました。

 

私は日本の伝統色が大好きです。

雅やかなものもあれば、枯れたようなものもある。

 

その多様な色が美しく組み合わされていて

すばらしいと思いました。

 

 

江戸の版画も好きで、現代に刷った手ごろなものばかりですが

ひと頃よく集めていたものでしたが、

私は須藤さんの絵の方が好きになりました。

 

 

そんななか、「Kioに来て欲しい!」と強く思った絵がありました。

(ここで言うKioは、店としてのKioではなく、

私たちの暮らしも含めた広義のKioのことです。。)

 

 

 

文化人形を抱いた女の子の小さな絵。

 

版画なので同じ作品のストックがまだありますよとのことで、

さっそく持ち帰りにしていただきました。

 

 

 

在廊中の須藤さんにもお会い出来て(素敵な方でした!)、

作品にまつわる楽しいエピソードをたくさん聞かせていただきました。

 

行けて本当に良かったです。

 

 

 

 

 

作品展は今月28日まで開催中です。

(月・火はお休み)

 

もし機会がありましたら

須藤さんの世界を体験しに、

ぜひ山画廊さんへお出かけされてみてください!

 

 

〈須藤陽子 ノスタルジー版画と陶板画展〉

 

『山画廊』

三重県四日市市安島1-6-13

ポポロビル二階

 

10-18時まで (最終日16時) 

 

 

 

 

 

山画廊さんの上階で山さんの奥さまが営まれているセレクトショップ『napa』さんにも

ちらりとお邪魔して帰りました。

 

(左側のボックス型什器の手前の小さなテーブルは、

“おたたみ台”として、さいきんKioでお求めいただいたものです!)

 

 

 

五度目の春

 

 

 

白山町にやってきて五度目の春を迎えました。

 

 

コンテナの入荷が先月だったこともあってか、

越してきてからの中で、いちばん忙しい春です。

 

 

 

市街地よりも数日遅れて開いた白山町の桜。

 

昨日の雨でだいぶ散ってしまいましたが、

おとといが満開でした。

 

 

ちょうど両親が近くの榊原温泉に泊まりで来ていて

帰りにKioに寄っていってくれたので、

目と鼻の先にある山寺まで一緒にお花見に行きました。

 

 

 

 

 

 

丘をのぼると風がわりと吹いていて、

西陽に照らされた桜吹雪が、山を背に舞う様子が

本当にきれいでした。

 

 

 

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上着のポケットからメモ帳を取り出した父。

何をするのかと思ったら、なにやら俳句を詠んでいました(笑)

 

 

 

 

 

 

そういえば、この丘からの写真はまだいちどもアップをしていなかったような気が・・

 

手前がKioのある集落。

(Kioは、もう少し右にいったところです)

 

奥は別荘地です。

 

 

 

 

 

 

前夜。

私たちも夕食だけ合流しに、両親がいる榊原温泉へ。

 

見事な枝垂れ桜がありました。

 

 

温泉郷の夜桜は

それぞれの宿からの明かりがライトアップ代わりになって

里山じゅうとてもいい雰囲気でした。

 

 

 

なかなかどこにも出掛けて行けず

「せっかくの春なのに~」なんて思っていましたが、

身近のものごとがじゅうぶんな癒しになってくれました。

 

 

いや、それになんて言うか・・・・

何もかもがすごく有り難いです。

 

 

 

お客さまのお家/明和町Mさん

伊勢の隣り町、三重県明和町。

 

斎王の御所があった歴史のある町です。

 

今日はそんな明和町に昨年完成をした

M様邸へのお届け日記です。

 

 

「いま建てている家が、アンティークが似合いそうなんです」とのことで

何度もKioに足を運んでくださったMさんご家族。

 

その度に存在感たっぷりのアイテムをお選びになるので、

どんなお家になるのだろうと、

完成が楽しみでした。

 

 

そうして何か月かが過ぎて、

出来上がったM邸に訪問をすると・・・・・

 

 

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それは、イギリスのカントリーハウス意匠の

とっても瀟洒なお家でした!

 

 

 

 

 

 

 

中にお邪魔します・・・・・

 

 

 

 

 

天井が吹き抜けになったリビング。

 

 

 

 

 

階段に寄せたフレンチアンティークの二人掛け、

Kioからのお届けです。

 

 

 

 

 

そしてダイニングの間仕切り壁にぴったり納まった

イタリアの寄木細工のビューローもKioでお求めいただきました。

 

 

 

M邸の中にはじめて一歩足を踏み入れたとき、

 

「ナチュラル」と「重厚」が同居したというか・・・、

 

あるいはそれらがブレンドされて、

ナチュラルと重厚の中間くらいの感じになっている、といえばいいのか・・・、

 

とにかく、ほっと寛げる感じと、

気持ちの良い緊張感とがあったんですね。

 

「ああ、こんな着地点というのがあるんだ・・・!」と、

内装の塩梅に感激したものでした。

 

 

それでなのか、

M邸にはどんなテイストのものも受け入れてしまうキャパがあるように思います。

 

 

 

 

 

ダイニングに吊り下げられたペンダントランプもKioにて。

 

 

 

 

 

スペイン調の素晴らしい食器棚があり、

思わず「素敵ですね!」と声をあげてしまいました。

 

すると奥さまが、

こちらはお母さまが遺された家具であることを教えてくれました。

 

 

お母さまが嫁ぐときに家具屋さんにオーダーメイド依頼した家具なのだそうで、

「ぜんぜん知らなかったんですけど、こんなのが入ってたんです」と言って

奥さまがひきだしから紙を取り出して広げてくれたのですが、

何とそれは、この食器棚の図面だったのです。

 

お揃いのドレッサー(こちらも寝室で使われているとのことでした)のものもありました。

 

昔の家具を扱う仕事を十数年やっていますが、

こんなのはこれまで一度もお目にかかったことが無かったので、興奮していまいました。

 

同時に何かに強く心を打たれました。

 

 

 

 

 

このお家を建てたのも、

お母さまの遺した家具を入れるため・・・というのが

そもそものきっかけだったのだそうです。

 

 

そんな想いに応えたのは、松阪市のビルダー「キャトルウッド」さん。

 

Mさん夫妻を介して私も知り合いになったのですが、

社長さんは夢と情熱のある方で、

Mさんも自分たちの希望を叶えて貰ったと、とても喜ばれていました。

 

 

 

 

 

 

二階の書斎。

 

天窓のある斜め天井、いいなあ。。

 

花柄チェア、ブラケット、ペンダントランプ、Kioより。

 

 

 

 

 

玄関には、ご夫妻の念願だったアンティークのホールツリーを。

 

ペンダントランプはダイニングとお揃い。

 

あ、あと、傘立ても。。

 

 

 

 

 

 

ご家族の想いのこもったお家に

Kioからの家具たちを仲間入りさせて貰えて、

そしてそれらが良く映えていて、とても嬉しいです。

 

 

M家の皆さま、

本当にありがとうございました!

 

 

春のコンテナ 荷受けにともなうお知らせ

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もう三月だなんて早いですね。

 

 

越してくるまでは、ここ白山町、

もっと寒いところだと思っていて、

 

実家の父なども

「冬は、こもるしかないだろうな」

なんて言いい、

それに頷いたりしていたものでしたが、

 

いざ暮らし始めてみると予想に大いに反し、

名古屋と比べてもそう大差のない気候でした。

 

 

それでもさすがに、この先の青山峠は凍てつくこともあるみたいで、

いつも12月半ばを過ぎた頃から

前の街道を行く車がいっきに少なくなります。

 

それまで流れていたものの流れが弱まるのは

けっこう心淋しいものなのですが、

二月の終わりくらいから街道の流れもやっと戻ってきて、

そんなところからも春の訪れを感じる今日この頃です。

 

 

 

さて、そんななか、

買い付けのコンテナがやってきます!

 

本日、輸入許可が下りまして、

あさっての水曜日の荷受けとなりました。

 

そのあと、いつものように開梱と陳列作業のためお休みをいただき、

10日日曜日からのお披露目です!

 

 

当初、もう少し早いお披露目を予定していたのですが、

10日ほど前に「名古屋港でストライキ」との情報が入り、

ストライキは結局解消されたのですが、

通関関連で色々と混乱が生じてしまった関係で、

荷受けが延びてしまいました・・・。

 

店頭やお電話口などでは

遅くとも9日にはお披露目出来ていますと

お伝えさせていただいていましたが、

こんなことで遅れてしまいますこと、

お詫び申し上げます。

 

 

 

毎シーズンに一度やってくるKioのコンテナも

白山町の季節の風物詩になっているとかいないとか(?)

 

 

今ですと梅がきれいな里山にて、

アンティーク&ビンテージともども

皆さまのご来店をお待ちしております!

 

 

*画像は、近くを流れる雲出川です。

 

 

アメリカ買い付け紀行『アンティークと空模様』

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カリフォルニア買い付け中盤。

 

 

まず向かったのは、サンディエゴ。

 

 

 

 

 

道中ずっと晴れていたのに、

川を越えたらディーラー・・というところになって

霧が出てきました。

 

海が近いので不思議ではないのですが、

長く通ってきたなかでこんなシチュエーションは初めてですし、

この町で霧にあうのも初めて。

 

 

 

 

 

 

ディーラーのファサードには

パリをイメージした白黒ストライプのテントが付いているのですが、

霧がかかって、

そこだけ見ると、ほんとにどこだろう?と思えるような景色になっていました。

 

 

(冒頭の画像は、こちらの売り場。

バレンタインパーティの準備を始めているところでした)

 

 

 

 

 

 

こんなタッセルモチーフ脚のアイアンシェルフが見つかりました。

 

 

アイアンインテリアはお洒落ですし、空間にメリハリもつけてくれるので、

とても良いアイテムだと思います。

 

 

それにしても、このゴールドアイアンのシリーズ。

 

同じテイストや技法で作っているのに、

たとえばこんなシェルフひとつとっても、

シェイプが変えてあったり、サイズが少し違えてあったりと、

まったく同じモノになっていないのが愛すべきところ。

(なかには同一のモノもありますが)

 

これまで何種類の作品と出会っただろう。

 

ひとつ見つけるたびに、

「あなたはこんな子なのね」と、目じりがさがってしまいます。

 

 

 

美術品ほどのプライスだったので、買うのは無理でしたが、

こんなタペストリーもありました。

 

 

 

 

「生命の木」を題材にした、19世紀末イングランドの作品。

 

ウイリアム・モリスを思わせる、

アーツアンドクラフツ・ムーブメント期の大作です。

 

 

 

図柄も質感も、それにインド更紗のような色使いも、

すべてが本当に素敵でした。

 

 

 

この界隈のディーラーを数軒まわって、

時刻は13時。

 

到着してから三時間が経ちますが、

霧は晴れる兆しはありません。

 

霧に乗って、海の匂いまでしてきます。

 

海、どんなだろう・・・?

 

霧の海がどうしても見てみたくなって、

桟橋まで車をまわしました。

 

 

 

ジョン・カーペンターの映画「ザ・フォッグ」の世界みたいでした!

 

 

 

 

霧の町を出て、

それからどんどん内陸に進むコースで買い付けを続け、

さいごの町を出る頃には、山の稜線に彩雲が。

 

 

 

 

 

そして夕焼けの中を抜けて、

ロサンゼルスに戻りました。

 

 

 

 

 

アリゾナ往復を除くと、この日がいちばん長距離移動でした。

 

 

買い付けも、

それにお天気もめまぐるしい一日だったなあ。。。