この間の水曜日は、名古屋へお届けに。
お持ちしたのは、フィレンツェのデスク。
そしてお邪魔したのは、
何度かダイアリーにご登場いただいたことのあるマダムのお家です。
フロレンタイン(フィレンツェの家具や工芸品)を、いくつかお使いのマダム。
デスクにもずっと想いを馳せられていて、
Kioが名古屋にあったころから頭のなかのイメージをうかがっていました。
そして二月の買い付けで見つかったこの子、
さいしょのイメージよりも小ぶりでしたが、
かえってこのサイズ感を気に入っていただき、
マダムとのご縁となったのでした。
Kioのお客さまにもファンの多いマダムのお家。
なかでも人気の「ファッション画のあるお部屋」。
マダムは今回ソファを動かして、
ファッション画のしたにデスクを配置される構想でした。
このダイアリーでなんども書いている気がしますが、
モノを単体で見たり味わったりするのも
もちろんとっても好きなのですが、
それ以上にもっと好きなのが、
「モノとモノを組み合わせることによって生まれた素敵な風景」・・・
・・・つまり、素敵な部屋が大好きなんです。
なので、この空間にフィレンツェのデスクを入れたところに立ち会えること、
朝からドキドキでした。。
・・・でもその前に・・・・・
アトリエに入れるとどんなふうだろう!と、
まずは楽しい試みを。
あらかじめ、スペースを空けて待機してくれていたマダム。
なんだかギャラリーの設営みたいで、エキサイティングでした!
そして、本番。
「あらかじめ測ってみたら、色々とぴったりだったの」とのことで、
ひとまずはソファとデスクと入れ替えただけにもかかわらず、
いきなりこんなに素敵になってしまいました。。。
大喜びされるマダムの傍らで、ぼーっと言葉をなくしてしまった私でした(笑)
ソファはアトリエに移動する予定でしたが、
思いがけずお部屋のコーナーにしっくりとおさまり、ここが定位置に。
ここは和室をリフォームしたお部屋なのですが、
障子を残されたことが絶妙の雰囲気や空気感になっているようにいつも思います。
↑写真を撮るマダムを撮る。。。
冒頭の写真は、この続きです。。
模様替え前の様子。
ふすまに張った鏡が、楽しい効果を発揮していました。
Kioを立ち上げてすぐのころですが、
店に遊びにきてくれた学生時代の友達が、
「私もマダムビンテージやりたかったんだ!なんか嬉しい!」と言ってくれたことがありました。
マダムビンテージ。
聞き慣れない言葉でした。
たぶん彼女が作った言葉なんじゃないかなって思うのですが、
だけどその言葉は何かとびきりなものをひと言で表しているように聞こえ、
以後、ずっと頭に残ることに。
マダムのお部屋を見ていると、
私のなかで素敵な意味として定着した
「マダムビンテージ」という言葉が浮かんでくるのです。
おまけ。
お部屋づくりのあと、マダムがご近所の美味しいイタリアンに連れて行ってくれました。
マダム、今回もどうもありがとうございました!
最後にマダムのインスタグラムをリンクします!
https://www.instagram.com/eimieko/