アンティークの黒いチェスト

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商品コード：SBD044

アンティークの黒いチェスト

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アンティークのチェスト。

1920-40年代頃のアメリカ製です。アメリカ国内以外にもフランスなどヨーロッパ輸出向けとして作られた製品かと思います。

フレンチスタイルの作品。

黒をまとった、パリシックな佇まいがとても素敵です。

チェストと謳っていますが、リビングボードのような面持ちがあります。
金彩フレームの鏡などと合わせて、リビング使いにいかがでしょう。大きな花器にいけたお花を飾ったり、洋書を積み上げたり、テーブルランプを載せてみたりして、自由にお洒落に空間コーディネートを楽しんでみてください。
ソファは、どんなスタイルのものとでも似合ってくれそう。

寝室ででしたら、洋服箪笥として、または鏡と合わせてドレッサーに。
小さなチェアやスツールを手前や脇にセットしてもいいですね。

テレビ台にも。

材質はマホガニー。
素材も良く、堅牢な作りによる逸品です。

天板はモールディング仕上げ。
フロントだけでなく、サイドも曲線を描いていてきれいです。
角はカットされていて、柱と調和しています。

柱は、付け根に巧妙なアカンサスの装飾がされていたり、ミゾ彫り細工もされていて、とても美しいです。

ひきだしの取っ手は、ブロンズ。リーフ装飾がされたラウンドプレートから、スワンネックのハンドルが垂れています。

ひきだしは組み木仕上げがされています。底板も杢が現れたマホガニーが使われており、高級家具として手掛けられたことが分かります。
上段ひきだしは間仕切られています。左側ですが、元は上にスライド式のトレイが付いていたようで、それを受けるレイルだけが今は残っています。

上段ひきだしのオーナメントもまたとても素敵です。伝統的なモチーフを組み合わせたものですが、あまり見かけない意匠です。ハンドルとの吊り合いもとても良く取れています。

エプロンには、古代ローマ式の渦巻き装飾があります。

前脚は先端がスクロールした猫脚。向かって右側の脚ですが、スクロール装飾部分が片方(右側)欠けています(画像でもご確認いただけます)。上から塗装されているので目立ちませんし、実際に接地する部分ではありませんので、ご使用にあたっての問題はありませんが、こちらを価格に反映いたしました。

後ろ脚は半曲線を描いています。

色はキツさの無い上品な黒。ディーラーの手によるリペイントです。マットな質感ですが、薄くクリアワックスで仕上げてあるのでさらりとした手触りもあり、使いやすさもあります。
角や縁、ひきだしの端や、装飾の盛り上がった部分にはペーパー掛けがほどこされていて、木肌が顔を覗かせる自然な風合いで仕上げがされています。*エプロンのちょうど真ん中の木肌は、擦れて出来たものになります。

裏側は塗装されていません。裏も良い状態です。

しっかりとした状態です。