十字脚のアンティークテーブル

アンティークのテーブル。

1900年代初頭頃のもの。
国ははっきりと分かりませんが、フランスなどのヨーロッパ製です。

オケージョン(多目的)テーブル。

バラスター(欄干)仕上げの支柱を、フレンチスタイルの優美な脚が取り囲み、十字脚として成しています。

曲線・モチーフ・透かしが多様されていて複雑ながらも、過剰な感じはしない、何とも素敵な脚です。
建築的な美しさも感じます。

ティーテーブルにしたり(座面の高いソファに合わせても良いと思います)、こんなのをデスクにもいかがでしょう。

コンソールテーブルとして使っても良いですし、ショップのディスプレイ台としても使いやすく、空間の雰囲気をぐっと高めてくれると思います。

材質はウォールナットかと思います。

天板は縁(厚みの部分)が、ミゾ彫り仕上げされています。

支柱はリングターン。

脚は、リーフと花、そしてアニマルのモチーフなど伝統的なモチーフが用いてあります。
とくにスクロールした先端にあしらわれた大きな花モチーフ・・花からリーフが垂れてスワッグのようになったところが素敵ですし、二段になったようなフットのデザインも面白いです。

接地部分には、モールディング仕上げの小さな台座があしらってあります。

色はリペイント。アイボリーとオフホワイトの中間くらいの白。石膏質の塗料で重ね塗りされていて、質感も面白いです。角や端部分にいくらかといった程度ですが、ほんのちょっとした塗装の剥がれがあります。

天板の角にひとつ、わずかな欠けがあります。こそげた程度ですし、上から塗装されているので目立ちませんし、不快な感じもありません。(分かりづらいですが、画像でもご確認いただけます)

しっかりとした状態です。

サイズ
H75cm/W91.7cm/D48.5cm

接地部分
W49cm/D49cm

天板の厚み/3cm