DREXELのビューローキャビネット

こちらの商品はSOLD OUTしました

ビンテージのビューローキャビネット。
(ライティングビューローとキャビネットが一体になった家具のことで、ビューローブックケースとも呼ばれます)

1903年創業のアメリカ『DREXEL HERITAGE』社のもの。

高い木工技術で世界的に名を馳せるこのメーカー。

こちらは、1960年代頃のものかと思います。

ヨーロピアンスタイルの素敵な一台。

幾重にもなったモールディング仕上げによるアーチ型ボネット(屋根)、ブレイクフロント(少し奥行きをもたせた仕上げ)の扉、台座もまたたっぷりとしたモールディング仕上げがされて・・・。

そんな重厚な作りににたいして、それぞれのパネルには金彩の枠に囲まれてピンクとブルーとイエローの花模様が描かれています。
そして深いアイボリーの下地に、ミモザ色に彩色されたモールディング・・・。

18世紀イタリアの可愛くもハイエンドなペイント家具をどこか思わせる、けれども生活空間にすんなりとけ込む親しみ易さもあって、そんな異なるイメージの二者が両立したところが嬉しい、そんなとびきりの作品です。

こんな家具は凝った内装をする以上に、お部屋を素敵にお洒落に仕立ててくれるのではないでしょうか。

縦に大きいだけで、奥行きも幅も少なく、設置もし易そう。

書き物や読み物、それにPC作業もできるブックケースとして、自室に備えてみてはいかが。

あるいは食器やリネン棚として使っても洒落ています。
ビューロー部分は、カトラリーなど小物の収納にあてたりして。

またはワードローブに見立てて、バッグや服飾小物の収納に使ってもいいですね。

フラップを開け、花や雑貨をディスプレイしたりして、ショップ気分を楽しんでみても。


材質はウォールナット。

キャビネットの扉は、観音開き。
召し合わせのパーツも付いています。
マグネットで留まります。
扉はスムーズに開閉できるように、長いヒンジが付いています。上下に飾りが付いていて洒落ています。白く塗装された金属製です。

扉の取っ手は、デコラティブなバックプレートに、リングのハンドルをあしらったもの。
下のハッチの扉も同じものが付いています。
こちらも白く塗装された金属製。

扉は、内側も枠が描かれています。

棚板が二枚。
こちらは可動が出来ます。

フラップは、モールディング仕上げ。
取っ手は、白く塗装されたリング状の金属製。

フラップですが、下に仕込んである2本のレバーを引き出して支えるため、安定があります。

デスクセクションには、細かく仕切られたシェルフと、四つの小ひきだしがついていて、見た目の良さ
だけでなく使いやすそうです。

ハッチのヒンジも長いヒンジが用いてあります。
こちらもマグネット式。
扉を開けると、ひきだしと棚板仕様。棚板は取り外しが出来ます。

サイドパネルにも枠が描かれていて、家具がかっちりと引き締まって見えます。

色はオリジナル。
刷毛仕上げで、黒っぽい石目が全体に散らしてあります。
ダークカラーでエイジング仕上げもされています。

ボネットのモールディングと、扉のモールディングの内側は、ニッケルゴールドで彩色されています。
年月で色味が深まったり、逆に褪せたりしています。
ミモザ色のモールディング部分もまた同様の色味具合です。

モールディングや角部分、フラップを中心に、大きいもので指の腹で押したくらい、小さいもので米粒サイズほどの凹みがいくつか見られます。
至近距離でないと目立たないですし、そういう仕上げかと思えるほど家具に馴染んでいて不快感はありません。

裏側は、灰色がかった白で塗装されています。

もともとの作りも良く、今尚しっかりとした状態です。

*こちら一体型で、上下で二分割は出来ません。


サイズ
H199.5cm/W86.5cm/D48.5cm

身幅/75cm

キャビネットの内寸
H89cm/W70.5cm/D23cm

デスクトップまでの高さ/74.5cm

フラップのサイズ
W71cm/D29.5cm

フラップを広げたときの奥行き/75cm

ハッチの内寸
H40cm/W70.5cm/D40cm

ひきだしのサイズ
H12.5cm/W55cm