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米ミシガン州で1866年創業『Berkey&Gay Furniture』社製。 1920-30年代のものです。 名高いデザイナーによるデザインや、堅牢な作りで人気を博したこのカンパニー。 こちらは、この時代の様式美が色濃く反映された、クラシカルでモダンなデザインの一台。 控えめですが、フィレンツェ家具の影響を受けたという装飾(トップのシェイプや花のオーナメント、扉のグレージング(さん)のユリモチーフなど)は、美しくもフェミニンで、この素敵な家具の雰囲気づくりに重要な役割を果たしています。 とくにグレージングは、スクロールさせた先端の仕上がりもきれいで、家具に対する分量もパーフェクトです。 ひきだしをあえて省いたことで、スワッグモチーフの取っ手のアクセサリー効果が高まり、家具はますます美しさを増したように思います。 上質なフレンチ&シャビーシックなリビング・ダイニングを手掛けている方、こんなキャビネットを仲間入りさせてみませんか? 食器棚として、または飾り棚として(本も一緒に納めてみたり)。 寝室や自室でしたら、ハンドバッグや香水瓶やお気に入りの雑貨、それに洒落たホルダーに掛けたアクセサリーや小さな額絵なんかを、ぎっしりデコレーションしてもいいですね。 背丈はありますが、幅や奥行きはさほど大きくありませんので設置がしやすいです。 ショップの家具にも。 材質はマホガニー。 トップのペディメントは、モールディング仕上げ。 真ん中は、透かしになっています。 ペディメントと天板の境目部分は、モールディング仕上げ。 扉の上側もまた、モールディング仕上げされています。 ガラス扉は、観音開き式。 向って右側は、下部にボールキャッチが付いています。 左側のほうは、上部でロック式になっています。 扉のフレームは、モールディング仕上げ。 取っ手は、ガラス製。 もともとは鍵式で、鍵が取っ手にもなっていましたが、鍵が無くなってしまっていたため、こちらでアンティークのガラスのものを取り付けました。 扉の中には、棚板が2枚。 取り外しは出来ますが、予備のダボ穴がないので、高さの調節は出来ません。 棚板の奥にはミゾが二本入っていて、皿を立てることが出来ます。 ガラスキャビネット部分の下には、モールディング仕上げの台座がついています。 上段(ガラスキャビネット)と下段は、二分割出来ません。 ハッチは観音扉で、こちらも内側にボールキャッチが付いています。 取っ手は、真鍮。肉厚で細工も細やかな良いものです。 柱はミゾ彫りがほどこされています。 エプロンは波打っていて、シェルの装飾がほどこされており、優美です。 前脚は、トゥーピー(駒)&テーパード。 後ろはストレートです。 色は、オフホワイト。マットな質感です。 ディーラーの手によるリペイント。 画像では分かりづらいかもしれませんが、表面に非常に小さくて髪の毛ほどの細さのコイル状の模様が付いています。これらはペイントが乾く前に、目の荒いスポンジを表面に当てることで出来た模様です。ペーパー掛けだけでは出せないニュアンスが出て面白いです。 ペーパー掛けもほどこされていて、ところどころから木肌が覗いています。 ガラスキャビネットの中と、裏側はリペイントされていません。 しっかりとした状態です。 サイズ H180.5cm/W91.5cm/D42cm 棚板のサイズ W78.5cm/D30.5cm 棚の高さ 上段/30cm 中段/25.5cm 下段/26.5cm ハッチの内寸 H50.5cm/W83.5cm/D35cm
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