フィレンツェの高台トレイ

こちらの商品はSOLD OUTしました

ビンテージの高台トレイ。

1960年代頃のイタリアはフィレンツェ製です。

フロレンタインウッド(フィレンツェ家具)と同じ、ルネサンス時代から続く伝統的な技法を用いた素敵な装飾によるものです。

脚の付いたトレイ。
時々ご紹介させていただいているこのシリーズのテーブルの、脚を短くして仕立てた作品で、まさにフロレンタインウッドの小さなテーブルと言った佇まい。

スカラップラインのトレイ、パインコーン(=松ぼっくり　豊穣のシンボルとされる)シェイプの支柱、そしてアラベスクのようなリーフと、ユリの紋章モチーフの装飾模様がしかるべき位置にしっくりとおさまって、普遍的な美しさ、どこかアーチスティックな感じ、それに渋さ・・など、色々な雰囲気を漂わせています。

ちょっとしたディスプレイや小物の台にいかがでしょう。

テーブルやバッフェに鎮座させておいてもいいですね。

木製。

天板はモールディング仕上げ。

本体のうえに石膏のような質感の下地を塗り、そこに型押しで装飾をほどこし、彩色仕上げがされています。

色は金箔のような上質なゴールドと、乳白色のコンビネーション。仕上げにダークカラーでさっとぼかしが入れてあります(とくに支柱とベース)。

年月で少し深まったり、シワ感が生まれたりしています。塗装が擦れて、下塗りの石膏肌や木肌(とくにベースの縁から)が少し顔を出した箇所も見られます。トレイには緑青(多くは縁部分に)があったり(手に付いたりするようなものではありません)、小傷も見られます。クラックのようなものも見られますが、塗装の表面に生じたもので、ぼろぼろと剥がれてくるようなものでもありません。
経年変化を挙げると多々ありますが、いずれもモノの持ち味になっていると思います。

トレイの裏側も金彩されています。Made in Italyの刻印あり。

ベースもモールディング仕上げ。
こちらにも裏側にMade in Italyの刻印あり。

しっかりとした状態です。

サイズ
H25.9cm

天板の直径/29.9cm

支柱の最大直径/6.7cm

ベースの/直径12.8cm