アンピール様式のアンティークフォトスタンド

アンティークのフォトスタンド。

1900年代初頭頃のフランス製です。

女神モチーフがトップに、二体のエンジェルが足元に装飾された、アンピール様式の作品。

透かし細工をふんだんに用いて、流麗に構築されています。

一族や夫婦の写真をおさめるためにでしょうか、額が二連になっています。
それがまたこの写真立ての佇まいをこの上ないものにしています。
額の内枠のラインもとってもきれい。

素材も仕立ても良く、フォトスタンドを超えて調度品のような美しい佇まいを見せる逸品です。

写真を入れてしまえば見えなくなる部分ではありますが、モワレ模様のビクトリアンレッドの台紙が本体にぴったり。このままで飾っておいてもいいですね。

実際存在感たっぷりなので、こんなのでコンソールのトップやキュリオケースの中をぜひ演出されてください。

真鍮鋳物製。
ミゾになったところは少し色の深まりがあり、重厚感やモノの奥行きが増しています。

折りたたみ式。脚も大きなピアッシングになっていて、こちらもまたきれい。
安定上、立てる時には脚が本体に対して正確なT字になるようにして下さい。

ガラスが嵌っています。

裏側の台紙は最近になって交換がされたようです。

*画像でよりも実物の方が大きく存在感があるように感じられると思います。

サイズ(立った状態で)
H30.3cm/W28cm/D10cm

ガラス窓のサイズ(各)
H12cm/W8cm