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ビンテージの壁掛けミラー。
1960-70年代頃のイタリア製です。
フロレンタインウッド(フィレンツェ家具)と同じ、フィレンツェの工房で手掛けられたひと品。
縦長八角形のフレームに、シェルとリーフモチーフのカチューシャをあしらったひと品。
フレームは厚みがあります。加えて角ばっているからか、ルネサンス風の華やかな雰囲気と、古代建築風の力強さがあります。 洒落た額絵を飾る感覚で、壁面に取り入れてみませんか。 ルネサンス絵画の額のミニチュアのような佇まいが、壁面を楽しく演出してくれそう。 映り込んだモノが絵になりますし、光りで陰影が生まれたゴールドの感じも趣きがあります。 飾り棚の背に立てかけたり、プレート立てに立てたりして、ディスプレイを楽しんでも。 ミニイーゼルに立てて、卓上ミラーに仕立ててみてもいいですね。
材質は木粉樹脂(粉状にした木に石膏を混ぜて樹脂で成型したもの)かと思います。 色は金箔のような上質なゴールド。 年月でところどころ色味が深まっていますが、制作時にもダークカラーを部分的にあしらってエイジング仕上げがされていて、奥行きや味わいを感じます。 少し塗装が擦れて、下塗りの赤鉄色が顔を出した箇所もあります。手に付いたりするようなものはありません。 鏡は厚みがあり綺麗で、歪みもありません。 裏側には壁掛け用の小さな金具がひとつ付いています。 また裏側ですが、もともとはフィレンツェミラーに多く見られる赤い起毛した紙が張ってありましたが、数ヵ所で大きな破れがありましたので、こちらで壁紙を張って仕上げました。イタリア製を謳ったシールだけ元の紙から剥がして、壁紙の上に貼りました。
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