アンティークのオークキャビネット

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商品コード：SCT200

アンティークのオークキャビネット

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アンティークのキャビネット。

1900-10年代頃のアメリカ製です。

キャビネットと謳っていますが、本来は上に洗面ボウルを載せて使うウォッシュスタンドで、背後のフレームはリネンを掛けておくためのものです。
時代背景を偲びながら、現代空間に活かせる・・・そんな一台かと思います。

ビクトリアンとウエスタンが掛け合わされた佇まいが魅力的。

一見、素朴ですが、天板のフロントは曲線を描いていたり、タオルハンガーを支えるフレームはスワンネックシェイプになっていて、色香も感じます。

こってりとした花柄やダマスク柄の壁紙にこんな古いキャビネットを合わせて、空間にロマンチックな味付けをしてみませんか。
漆喰壁にも良く似合いそう。
また、白いリネンでしつらえたベッド脇にもいかが。ランプの台にもぴったり。

キャビネットが飾り気がないので、クリスタルの垂れたランプなど、デコラティブなものとコーディネートしても丁度良いさじ加減です。
花を飾ったりして、生活にどんどんとけ込ませてみてください。
ハンガーには、アンティークレースや刺繍のタペストリーを掛けてみても素敵。

もちろんこれらとは反対に、グースネックのライトやメタルケースなどと合わせて、ビンテージ色の濃い工業テイストをお楽しみいただいても。

材質はオーク。

ところどころに、時おりオークらしい虎斑が現れています。
オイルフィニッシュによる仕上げで、黄色味を帯びたブラウン色をしています。

天板はモールディング仕上げ。
フロントの縁の左右に、何かに当たって出来た凹み痕が見られます。(画像でもご確認いただけます)
また天板トップの向かって左側に、インク痕かと思われる黒っぽい色がひとつと、画像だと分かり辛いのですが、線状の凹み痕が何本かかたまって付いている箇所がひとつあります。これらを価格に反映いたしました。

ハンガーは、しっかりと取り付けがされています。

サイドパネルは、色や杢目の異なる三枚のパネルを使用。コントラストが出ていて面白いです。

ひきだしは組み木仕上げ。当時らしい真鍮の取っ手が付いています。

ハッチは観音開き。取っ手はゴールドのラウンドハンドル。どこかの時代で新しく交換がされているように思います。
経年で開閉がし辛かったので、扉を調整して、新しいボールキャッチを取り付け、スムーズに開閉出来るようメンテナンスいたしました。
また、底板も割れがあったので、新しい板に取り替えました。

脚は角がDシェイプになっています。もともとはウッドキャスターが付いていましたが、擦り減ったりしてガタツキが出ていたので取り外し、脚裏にフェルトを張って仕上げました。

しっかりとした状態です。