天使と鳩のモチーフのアンティークミラー

こちらの商品はSOLD OUTしました

アンティークの卓上ミラー。

1900年代頃初頭(あるいは1800年代後期)のイタリア製です。

バロックスタイルのひと品。

エンジェルと鳩のモチーフを全体にあしらうことで、卓上ミラーではないほどに立体的な造形となっています。

とくに足元の二体のエンジェル。
水がめでしょうか・・ここではトレーの用途にもなったシェルモチーフに腰掛けていますが、楽しく戯れる様子がそれぞれ異なる動きでもって見事に表現されています。

鳩たちもまたぞれぞれ羽や頭の動きを変えてあったり、トップの装飾も繊細で、全体的に細やかに作られています。

そんな造形ですが、素材はすべてアイアン。
ビクトリア時代のアイアン作品は素晴らしいものが多いですが、こちらは中でも突出した出来栄えを誇ります。

後ろのスタンドひとつとっても凝っていて、手抜かりがありません。

そしてどの角度から見ても美しいです。

コンソールなどの家具に立ててもキュリオケースに飾ってもいいですし、明かりのそばに飾って演出を楽しんでもいいですね。

ビクトリアンアイアンの重量感と、モチーフ達が醸し出す平和さや愛らしさがブレンドされた、独特な雰囲気をお楽しみください。

キャストアイアン(鋳物)。

フレームの色は、この時代のアイアンに多く見られるゴールド味を帯びた海老茶色とダークグリーン。花モチーフはダークレッドです。
エンジェルは、ブロンズ系統の肌色。ヘアや衣もゴールド味を帯びています。
鳩は、シルバーグレイ。

鏡はひとつだけ黒っぽい点がありますが、経年を思うときれいなので、いちど交換がされているかもしれません。歪みもありません。

鏡の裏側の台紙は、起毛した臙脂色の紙製。

折りたたみ式。
チェーンはストッパーですが、装飾の一環にもなっています。
スタンド側のチェーンの付け根のあたりに付いているグリーン色は、塗料の付着です。

サイズ(立った状態で)
H36.6cm
W22.8cm/D22.4cm

鏡のサイズ(最大で)
H16.3cm/W12cm

重さ/約2.6キロ