ピンク色のキャビネット

こちらの商品はSOLD OUTしました

商品コード：SCB075

ピンク色のキャビネット

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ビンテージのキャビネット。

1940年代頃のものです。

アメリカ製かと思いますが、ヨーロッパの可能性もあり、生産国ははっきりしません。

ピンクをまとった一台。

ピンクが前面に出ていますが、ライトイエローやグリーンなどが垣間見られたり、エイジングがほどこしてあったり、ピンクも刷毛でムラを出しながらラフにペイントがされていたりして、アートのような表情があります。

オープンのシェルフやガラス扉などがないため、フラットになったピンクペイントの感じは、素敵な風合いの建物の外壁や扉を見るようで楽しいです。

ラスティックなようでいて、トップがスカラップになっていたり、脚がリングターンなっていたりして、独特な佇まい。
装飾の配分やフォルムなど全体のバランスが良く、モールディングもしっかりと廻してあるので、毅然とした美しさも宿っています。

薄作りのキャビネット部分や、たっぷりと抜けのあるニーホール部分もきれい。

収納家具ですが、扉を開いた状態で飾り棚を兼ねて使ってもいいですね。
画像では主に食器を収めましたが、作家性のあるバッグや帽子、ニットなんかをディスプレイを楽しみながら収納したり。

そして、キッチンボードや本棚に。

玄関に置いても面白い空間が出来上がりそう。

ショップのインテリアにもいかが?

材質はパインかと思います。

トップは、モールディング仕上げ。
上に厚みのあるスカラップがあしらってあります。

扉は、蝶つがいもデザインの一環になっています。
パネルの内側はアーチ型になっていて、こちらも全体をきれいに見せています。
パネルには、木の節の跡がひとつありました。
取っ手は、木製のラウンドハンドル。
内側にマグネットが付いています。後から付けたように思われますが(古さはあります)、この存在のお陰で開閉がラクです。

中には棚板が二枚。
これらは固定されています。
白く塗装されています。

ひきだしは浅い作り。
取っ手は木製のラウンドハンドル。

波打ったカットのエプロンがあしらってあります。

前脚はリングターン。
後ろはストレートです。

色はディーラーの手によるリペイント。
ピンクは、少しくすみのある薄めのピンクです。
質感はマットです。
ムラは、凹凸が感じられるところもあります。
また、画像では分かり辛いですが、表面に非常に小さくて髪の毛ほどの細さのコイル状の模様が付いています。これらはペイントが乾く前に、目の荒いスポンジを表面に当てることで出来た模様です。至近距離でないと分からない程度ですが、ニュアンスがさらに追加されたと思います。

裏側は白でラフに塗装されています。

しっかりとした状態です。