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こちらの商品はSOLD OUTしました
ビンテージのコモード(コモードとは脚の付いた背の低いチェストのこと)。
1950代頃のイタリア製です。
流麗なボンベ(膨らみのある)シェイプのボディに、明るいペイントと花模様の絵付け・・・、イタリアンロココのとびきり素敵な作品。
おそらく高名なメーカーのものかと思います。そんなメーカー品であっても、最近のものですと装飾部分は樹脂で出来ていることがありますが、こちらはすべてが手彫り。取っ手を含むフロントの仕上げも端正ですが、サイドパネルなどは“ひだ”飾りがまるで今にもひらりと揺れそうで、表現に至るまでが素晴らしい手仕事ぶり。
工芸品としても芸術品としても価値のある逸品です。
シェルモチーフも随所にあしらわれ、まさにロココな佇まい。それでも可愛らしいと感じるのは、端麗な作りにもよると思いますが、ペイントにあるのではないでしょうか。 アイボリーとクリームイエローを合わせたような本体の色も優しい雰囲気ですが、花の絵は本当に可愛い。絵師のサインもあります。
白を基調としたフレンチ空間にこんなのを一台入れてみても素敵だと思います。 あるいは金彩された家具やインテリアと一緒にイタリアンフレンチな空間を作ってみたり、ピンクや水色などパステルカラーの家具や壁に合わせてもいいですね。
上に鏡を壁掛けてコンソールテーブルのように活用したり、寝室にも。額絵を壁掛けてもお洒落。
天板はモールディング仕上げ。
天板からひきだしにかけても、シェイプも細工も非常に美しいです。
ひきだしは組み木仕上げ。シェルのモチーフが取っ手です。
エプロンには透かし細工が見られます。
脚は4本とも猫脚。後ろは壁にぴったり付けられるよう、背面はフラットになっています。
本体の色ですが、画像よりももう少しイエロー味が強いです。少しだけ光沢があります。細工のミゾになったところは、ダークブラウンで彩色がされていて、ますます陰影があります。 花の絵は、くすんで緑味を帯びた水色と、ローズピンクが基調。シェルモチーフの端部分にも同じ色や赤の彩色が見られます(年月でかすれたところもあります)。絵師のサインは、天板トップにイニシャルでされています。
天板トップに、塗装の剥がれが少しと塗装に生じた亀裂が見られます。ボロボロと剥がれてくるようなものではありません。(画像でもご確認いただけます。剥がれは向かって右側です) それから、天板のモールディングのところに水色の塗料の付着があります。上段ひきだし右側と、ひきだしの上側のモールディングにも赤い塗料の付着がありました。画像でもご確認いただけます。少し落としたのですが、これ以上だと本体の塗装にも影響が出そうでしたので、ここまでとしました。 これからを価格に反映いたしました。
堅牢な作りで、どっしりとしていて、今尚しっかりとした状態です。
ランク【B】
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合計(税込):¥0