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こちらの商品はSOLD OUTしました
ビンテージのビューローキャビネット。
米・ミシガン州グランド・ラピッズにて1903年創業『Imperial Furniture Co』(後に他メーカーに吸収されたため現存はしません)の1930年代のものです。
グランド・ラピッズは古くより優れたメーカーが集まってきた家具の町。マホガニーを使った家具が多く、ヨーロッパにも広く輸出をおこなっています。そんな背景から、こちらの家具にも「made in Grand Rapids」という文句でラベルには刻印がされています。
こちらはライティングビューローとキャビネットが一体になった作品。
細身で長身のボディは、トップに透かし細工のペディメントを携え、とても美しい佇まい。ペディメントは、ブロークン・アーチと呼ばれる、間に空間をもたせたアーチ式。シャープな輪郭の中に、アールヌーボー風の透かしがあり、きれいです。
そして扉にはうっとりするようなガーランドの模様が描かれています。このサイズだからこそ模様も生きています。あえてこの仕上げにしたあたりのセンスも素晴らしいです。
フェミニンさを併せ持った、クラシカルモダンな、そして洗練のされた逸品です。
重厚な雰囲気のものと合わせても良いですし、ピンクやミントなどのペイント家具と合わせてもすごく素敵だと思います。
デスクとしてはもちろん、本棚やカップボードとして使ってみてもいいですね。下はチェスト仕様で、収納にも富んでいます。
設置がし易いのも嬉しいです。
材質はマホガニー。ペディメントや扉など面になったところには、きれいな杢の現れた化粧板で仕上げてあります。とくにペディメントの大きな鳥眼杢がきれい。
天板とペディメントは、モールディング仕上げ。ペディメントは間に球体の装飾がありますが、こちらはブロンズ色に深まった真鍮で、この存在も恰好良さにつながっています。
扉の絵はオリジナル。取っ手はブロンズのラウンドハンドル。
キャビネットには、可動できる棚板が二枚あります。内部の色はダークグリーン。オリジナルカラーで、ビンテージならではといった雰囲気があります。
蓋には鍵が付いていて、こちらが取っ手の役割も担います。蓋の右端・上部に、大豆サイズの化粧板の欠けがあります(画像でもご確認いただけます)。
扉を開けると、デスクトップはしっかりしていますが、下側からの支えがないので、両手を強くつくなどの負荷をかけないほうがよいです。中のデスクセクションは、間仕切りが波打っていたり、小ひきだしがグリーン色をしていたり、こんな仕様が嬉しいです。デスクトップですが、向かって右側・奥の方が黒っぽく変色しています。 ひきだしは組み木仕上げ。底板もグリーンで塗装がされています。取っ手は、ブロンズのロココハンドル。アシメトリーになった優美な取っ手です。 波打ったエプロンがついています。
脚は、ほんのわずかに反曲線を描いています。
背板も、縁がDシェイプ仕上げされた良い仕上げです。
向かって左側のサイドパネルですが、奥のほうに一本、うどんほどの太さの長い凹み痕があります。浅い凹みですし、光を当てないと分からないようなものですが、こちらとデスクトップの黒っぽい変色を価格に反映しました。 しっかりとした状態です。
ランク【D】
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*送料は当店で半分負担させていただいており、その内容で記載がされています
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合計(税込):¥0