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こちらの商品はSOLD OUTしました
アンティークのオープンシェルフ。
1910年代頃のアメリカ製です。
弓なりのフロントに、プリンス(plinth=台座)脚。バッフェなど大型のクラシック家具に見られる仕様で、小型ながら風格ある面持ちをしているところが特徴的。代わりに上段のサイドパネルは透かしに仕立てて、軽やかに。きちんとバランスを心がけて手掛けてあるので、目にも気持ちがいい。
そして天板トップ。オーバル形のパネルが嵌めてあります。面取りミラーのように縁が斜めに下がった仕上げがされていて、決して高級家具として作られたわけではありませんが、こんな細工がアンティーク品らしいです。
デザインも飾り気も、何とも良い塩梅の一台です。
ブックシェルフに、そして飾り棚に。
材質はバーチかと思います。
天板は、縁がバンディング仕上げされています。向かって左・後ろ側の角部分が、擦り減って丸みが出ています(画像でもご確認いただけます)。トップのオーバルパネルは薄く、革のような質感やシワ感が出ているところが面白いです。
サイドの透かしは、アイアン製。アーモンドシェイプや細やかなミゾ彫り、中心の飾りパーツが洒落ています。
サイドパネル下側は、ブレイク仕上げ。
脚(台座)は、モールディング仕上げ。
色はリペイント。もともとは薄いミルクグリーンで、その上からフレンチグレイで重ね塗りがされています。まだら模様のようにムラになっていたり、時おりグリーンの肌が感じられたりして、表情があります。時おり塗装の剥がれもあり、木肌も顔を覗かせています。トップのオーバルパネルの塗装は、年月で貫入のような質感が生れていて、こちらもまた面白い表情になっています。ボロボロ剥がれてくるようなものではありません。
裏側は塗装されていません。
しっかりとした状態です。
商品数:0点
合計(税込):¥0