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ビンテージのコーヒーミル。
1940-50年代頃のもの。 アメリカかイギリス製かと思います。(買い付け先はアメリカです)
オーソドックスなデザインの一台は、家庭用としては大振りなこともあって、「ザ・コーヒーミル」といった風情。
道具としての無骨さを前面に出しつつも、装飾をほどこした鋳物からはビクトリアンな雰囲気も漂い、重厚で格好よくてクラシカルな佇まい。 顔料でペイントをした大きなキャビネットに鎮座していたようなイメージ。
お手入れをすれば使えるように思いますが、壁や窓の上に作りつけた棚の上に、キャニスターなんかと一緒に飾り付けておくだけでもキッチンが楽しい景色になりそう。
カップと一緒にディスプレイしてもいいですね。
本体は木製。 メープル木材によく見られるような、黄色味を帯びた香ばしいブラウン色をしています。
台座は、モールディング仕上げ。 半曲線を描いていて、ミル全体がきれいに見えます。
ひきだし面は黒く塗られています。 向かって右側にクラックが見られます。制作時からの継ぎ目のところに生じたものとなります。買い付け時には外れかかっていましたので、接着をほどこしました。
ひきだしの取っ手は白い陶器。 内部は曲面に仕上げたブリキが張ってあります。 手に付くものはありませんが、経年の変色があります。おそらくですが、釘を外せばブリキは取れて、通常のひきだしになると思います。
鋳物部分は、経年の変化が少ないです。 グラインダーの蓋ですが、完全に閉じません。 ハンドルには天然木の持ち手がついています。ネジが甘くなってガタガタとします。ハンドルを回転させるにあたっての違和感や不具合は感じません。ハンドルはスムーズに動きます。
とてもどっしりとしており、しっかりとした状態です。
サイズ H27.5cm
本体(木部) H13cm/W16.5cm/D16.5cm
ひきだしの内寸 深さ3.5cm/幅8.5cm/奥行10.5cm
商品数:0点
合計(税込):¥0