アンティークのミキシングボウル

アンティークのボウル(鉢)。

1920年代頃のアメリカ製です。

まさに鉢と言った呼び名がふさわしい大振りなひと品。
ボウルの中でもミキシングボウルとして手掛けられたものかと思います。

ずしりとした陶器の大鉢は、キッチンの古くからの定番。
持ったり洗ったりするには重いですが、安定が良いので混ぜたりこねたりするのにはうってつけです。
陶器は道具の当たりも良いですし、汚れも落としやすく、かなり実用的。

縁がせり出していて素敵ですが、これも持ちやすいように出来ています。

ファーマーハウスから出てきたような雰囲気を楽しみながら、生活道具として活用されてみてはいかがでしょう。

果物を入れたり、大勢が集まったときにはこんなのにスナックを入れても楽しいですし、
キッチンツールを入れたり、お部屋で小物入れとして使ったり、植物の鉢カバーとして使ってもいいですね。

ベージュのテラコッタのような色味・質感も、建築的な縁の装飾も、ピンクとブルーの帯も、アールデコ風なボトムの作りも、どれもが感じが良く、ボウル全体を見ても美しいです。

陶器製。

縁は半曲線を描いて、きれいな出来栄え。

ガラス釉がかかっていて光沢があり、いちぶで貫入が見られる箇所があります。

帯の色は、くすみのあるピンクとブルー。エンボス仕上げになっています。

底の高台にいくつか欠けがあります。ここからどんどん割れてくるようなものではありませんし、ものの味わいになっているように思います。

焼成時に出来たディンプルもあちらこちらで見られ、これらも面白い景色になっています。

底にUSAの刻印あり。

サイズ
高さ13.5cm/直径24.3cm

内寸
深さ12.8cm/径22.7cm