白い猫脚のチェスト

1970年代のアメリカ製です。

ビンテージの二段ひきだしチェスト。

画像では分かりづらいですが、二段ひきだしチェストの中では、高さ・ワイドともにたっぷりとしたボリュームをもった一台です。

そのためか、脚にはボウル&クロウ(玉を掴んだ鳥の脚のモチーフ)が採用されていて、風格ある仕上がりになっています。

ピラスター(柱)やひきだしのフロントパネル、そしてサイドパネルに至ってもモールディング仕上げがされていて、家具のボリュームとの吊り合いがきれいに取れていると思います。

収納に重宝して、かつ空間を美しく整えてくれるので、各部屋にひとつは備えたいチェスト。
リビングででも寝室ででもランプを載せて・・、オーソドックスですがいちばん素敵に仕上がるコーディネートを楽しんでみませんか。

玄関ホールにも。

小型テレビの台にもいかが?


材質はオーク。

天板はモールディング仕上げ。

ひきだしの中は、きれいです。
(画像で見られる濃淡は、汚れではなく木の濃淡です)

取っ手は、真鍮。
透かしのバックプレートの、凝った細工のものです。
色味は深まっています。

波打ったエプロンには、大らかな装飾がほどこしてあります。

エプロンと脚の間もモールディング仕上げがされていて、ここでも風格をもたせる作りがされている様子がうかがえます。

ボール&クロウの猫脚は前だけで、後ろはストレートです。

色はアイボリーとオフホワイトの中間くらいの白。
刷毛で重ね塗りされていて、刷毛目も感じられます。
わずかにグロス感があります。
角や縁部分などに、ちょっとした塗装の擦れが見られます。

背面は塗装はされていません。

どっしりと、しっかりとした状態です。


サイズ

H69.5cm

W71cm/D49cm

ひきだしの内寸(各)

H12.5cm/W46.8cm