ロイヤルコペンハーゲンのカップ&ソーサー「フリセンボー」

ビンテージのカップ&ソーサー。

1775年デンマークにて開窯の「ロイヤルコペンハーゲン」社製。

こちらは「フリセンボー」というシリーズから出された作品で、1960年代製かと思います。
*1990年代に廃盤となっています。

フリセンボーは、デンマークに咲く花を描いたシリーズ。
様々な絵図がありますが、こちらは豊かなローズと矢車菊の組み合わせがドラマチックで野趣にも富んでいます。

矢車菊のオレンジブラウンと黒が、カップの心地よいスパイスにもなっていますし、どこかモダンさも感じます。

カップとソーサーには小花が規則的に描かれていますが、すべて異なる花。
他の食器では見られないような花があって、とても楽しいです。

ロイヤルコペンハーゲンらしい繊細な籠目と曲線の文様も、少しグレイ味のあるアイボリーの肌も、磁器ならではの透明感も、細く引かれた金彩も・・・、この作品だけに限ったことではありませんが、やはりここでも大変に美しいです。

磁器製。

模様は転写です。

画像はありませんが、こちらはカップの持ち手が口よりも低い位置に取り付けられているので、カップをソーサーに伏せた状態で収納が出来ます。

欠けやガタツキなどはありません。

カップのサイズ
高さ6.5cm/口径7.9cm

ソーサーのサイズ
高さ2.4cm/直径14.3cm