ビンテージの額絵/アールデコの女性

 

アールデコ初期のカレンダーの絵の部分を、額装した作品です。

 

絵は1910年代。額は1970年代頃のもの。
額装も1970年代になされたかと思います。

 

ドレスをまとい、ウェーブをきかせたショートヘアーの女性が、紫陽花の花を抱えた絵。

ベルエポックの時代の残り香と、アールデコの時代の雰囲気が感じられて素敵です。

 

手彩色で仕上げた写真のような色合いもロマンチック。

 

ブルーの枠の台紙と、シルバーゴールドの額がとても良く似合っています。

 

アンティークの葉書を飾ると何とも言えないムードが出ますが、それ(葉書)をドレスアップ仕立てしたようなこの額絵を取り入れて、お洒落で独創的なデコレーションをお楽しみください。

 

 

額は木製。
外側から、丸ひだ、リーフ、ロープと、モチーフの異なるモールディングがほどこされていたり、厚みの部分は半曲線で仕上げてあったりして、良い作り。

 

 

 

 

ガラスが嵌っていますが、こちらは斜光ガラスとなっています。モノの映り込みも感じられません。

 

裏側の上部に壁掛け用の金具が付いています。

同じく裏側ですが、ブラウンの塗料の付着があります。かつて肉筆画が入っていたのでしょうか、この付着も面白いです。