フォレストグリーンのキャビネット

こちらの商品はSOLD OUTしました

商品コード：SCB106

フォレストグリーンのキャビネット

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ビンテージのキャビネット。

1930年代頃のアメリカ製です。

珍しい引き戸のキャビネットは、扉がアーチになっていたり、随所に装飾がほどこされていたり、グリーンをまとっていたりして、おとぎ話に出てくる家具のような独特な佇まい。

実はこちら、蓄音機やラジオなどを収納するために手掛けられたもの。
もともとはブラウンカラーだったと思いますが、色彩感覚豊かなメキシコ人ディーラーの手によってリペイントされました。
中はピーコックブルーでペイントされ、扉を開けた様子などはいよいよファンタジックで、何か舞台装置のようでもあります。

そんな唯一無二の一台ですが、クラシックが基本となっていますので、何ら奇抜ではありません。
印象的な壁紙を張ったりして個性的なお部屋づくりをされている方でしたら、こんなのをブックシェルフまたはカップボードにされてみてはいかがでしょう。お部屋づくりがますます楽しくなりそうです。

ショップ空間にも。

材質はウォールナットかと思います。

天板はモールディング仕上げ。コーニス(庇)の仕上げも、角のDシェイプも美しいです。

扉の取っ手は、金属製。

中には固定された棚板が一枚。こちらは、後から付けられたものかと思います。
配線用に開けたのかと思われる丸い穴が数個あります(画像でもご確認いただけます)。
底板も後付け。四隅に丸い痕があるのですが、これらは脚との接地痕です。

脚も洒落ています。
H字形のストレッチャーが強度を保っていますが、向かって右側のフレームが、制作時に左と比べて4ミリほど高く取り付けられたため、真ん中のフレームがやや右上がりとなっております(正面からの画像でもご確認いただけます*肉眼ではあまり分からないです)。
ご使用にあたっての問題はございませんが、こちらを価格に反映いたしました。

本体の色は、少しミルキーなフォレストグリーン。マットな質感です。
ところどころにペーパー掛けがほどこされていて、木肌が顔を覗かせています。また塗装が乾く前に、目の粗いスポンジでとんとんと叩いて仕上げたところもあります(ニュアンスを出すための技法としてです)。

背面は塗装はされていません。

しっかりとした状態です。