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アンティークのジュエリーボックス。 1920年代頃(あるいはそれ以前)の伊フィレンツェ製です。 Florentine Wood(フィレンツェ家具)と同じ、ルネサンス時代から続く伝統的な技法を用いた、たいへん素敵な装飾によるものです。 ボンベ(膨らみをもたせた)シェイプのボディにクラッシーな脚・・・、まるでフレンチイタリアンのコモードのような、美しい佇まいそして出来栄えです。 蓋もまたボンベシェイプ。 膨らみをもたせたところは、伝統装飾の飾り枠があしらわれ、中には薔薇模様の絵付けがほどこされていて、このうえなく素敵です。 絵付けはざっくりと剥がれたところもありますが、剥がれたところからは金属質のゴールドの下地が顔を出していて、そんな経年による風合いにも心惹かれます。 時代が古いためか、細工がいちだんと細やか。 蓋の端にはリーフモチーフのミゾ彫りがほどこされていますし、側面には花やドット、リングなどの小さなモチーフが帯状になって隙間なく装飾されていて、Florentine Woodらしさが存分に味わえます。 薄いモーブピンクの地の色味も、すごくいいです。 数あるFlorentine Woodの作品のなかで、クラシカルでロマンチックな雰囲気を放っています。 全体的にも、年月で色味が深まったり、塗装が少し剥がれたり擦れたりしています。 それらがものにますます魅力を与えているように思います。 ジュエリーケースにしたり、レターセットを仕舞ったり(こんな箱がデスクに載っていたら素敵ですね)、 また、リビングボードやバッフェに飾ったり、こんな佇まいなのでガラスキャビネットに収めても絵になりそう。 木製。 上から石膏のような素材でコートしてあり、そこに装飾が施してあります。 中は花とリーフモチーフの織り柄の入った、ボルドー色の布(モワレも感じられます)が張ってあります。 蓋の裏側にも張ってあるところも優美。 縁は、ほころんでいます。 底も金彩が施してあり、贅沢仕様。 蓋は、素朴なワイヤーの蝶番のようなもので留めてあります 。 *画像で見るより実物の方が大きく存在感があります。
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