フィレンツェの小さなキュリオシェルフ

 

ビンテージのキュリオシェルフ。
名称だけだど、キュリオケースのようなものを想像してしまいそうですが、キュリオ=骨董のシェルフということで、このような壁掛けタイプの小さなシェルフも、キュリオシェルフと呼びます。

1960年代頃のイタリア製です。

 

 

 

 

 

ショップ空間にも。


木製。

シェルフはモールディング仕上げ。

ブラケットは肉厚です。

上から石膏のような素材で厚くコートしてあり、そこに型押し技法で装飾がほどこしてあります。

色は、金彩(金箔と同じ上質なもの)と乳白色のコンビネーション。
仕上げに上からダークカラーでエイジングがされています。
年月による自然の色の深まりや、シワ感、少し塗装が剥がれて石膏肌や木肌が顔を出したところが見られます。
シェルフの面は、薄っすらとした緑青も見られます。金彩の色の深まりも濃いです。

シェルフやブラケットは、裏側も同じ金彩仕上げがされています。

壁掛け用の小さな金属製金具が左右に付いています。
金具ひとつに対してネジを二本使って、しっかりと付けてあります。


サイズ
H21.8cm/W18cm/D10.2cm

シェルフの厚み/1.3cm

ブラケットの最大幅/5.5cm