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アンティーク照明のおはなし

ビクトリアンのフロアランプ

 

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先日のコーディネートブログに載せた画像。

 

ビクトリアンの大きなシェードをかぶったフロアランプ、

ときどきお問い合わせをいただくのですが、

ごめんなさい、、、

こちらは販売はいたしておりません、、、

 

 

かれこれ8年くらい前でしょうか、

ロングビーチのフリーマーケットで出会った子。

 

ビクトリアのものでここまでのシェードの実物を見たことがなく、

出会ったときは目を疑いました。

 

拳で突き破ったような大きなダメージが両側にありましたが、

むしろその程度で残ってくれていて良かったと思いました。

 

 

ではなぜ売りに出せないかと言うと、

問題は支柱なんです。。

 

シェードをかぶせる部分が壊れて半分無くなってしまっており、

シェードはなんとなく乗っかっているだけの状態なんですね。

 

しかもその部分というのは、ソケットも一体になっているため、

なかなか厄介なのです、、、

 

直せるかなと思って買い付けたのですが、

古くて特殊な作りのため、新しいパーツに変えようとしても規格の合うものが無く、

古いパーツで代用しようとしても、これまた大きくて特殊なため、やはり合うものがありません。

 

そんなわけで、しばらくオブジェとして店内にいましたが、

今は我が家の飾りとなっています。

 

 

それにしてもすごい大きさでしょう、

シェードの幅、80cm近くもありました!

 

 

店に飾っているときも注目を集めていたものです。

 

そんな折のこと。

 

Kioを立ち上げるときや、移転を決心したときなど、

節目になると何も言わずとも決まってやって来てくれ、

しばらくそばにとどまり、話を聞いたり助言をしてくれたりする、

そんなKioにとっての守護星(笑)のような女性が店を訪ねてきてくれました。

 

ハリウッド的なインテリアが好きで、Kioでもいくつかお求めいただいたことがあるので

このランプにもすぐ目をやられたのですが、

「これは享子さんのランプよ!」って、

そう言ったんですね。

 

ちなみに彼女からそんなことを言われたのは、これ一台きり。

それもあり、ランプはますます手放せなくなったのです。。

 

 

 

家使いならどんな仕上がりでも大丈夫なので、点灯はなんとかさせられると思います。

 

自宅のものはつい何でも後回しにしていますが、

ここでのお披露目を機に点灯させて、

またブログに載せたり、小道具(大道具??)でも使いたいと思います。

 

 

おまけ。

 

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ウエストハリウッドのホテル「シャトーマーモント」のロビー。

 

買い付けに行きだして間もない頃、

どうしても中に入りたくてお茶だけしに(笑)行ったときの写真。

 

【そのときの記事】

http://ameblo.jp/kio-deco/entry-10020680391.html

 

大きなシェードをかぶったランプがいくつもあり、

今でもその様子が忘れられません。

 

こんなクラシカルで暖かな雰囲気の空間を、

ビクトリアンシェードのフロアランプを使って自宅にも作ってみたいです。

 

 

 

 

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