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こちらの商品はSOLD OUTしました
アンティークのシャドーボックス。
1900年代初頭頃(あるいはそれ以前)のものです。 国ははっきり分かりませんが、ヨーロッパ製です。
シャドーボックスとは箱型の額のこと。 アート作品がおさめられたものもありますし、このようにミラーバックやシェルフ仕様になったインテリア作品もあります。
こちらはビクトリアンの雰囲気漂うひと品。 下塗りの金彩がうっすらと垣間見られる、チョコレートブラウンのフレーム。 色味もですし、装飾の細やかさや繊細な表情がとても趣きがあります。
そしてボックスの内側と外側には、コテで仕上げたような凹凸のある塗りがほどこしてあります。ビクトリア時代ならではの技法ですが、ニュアンスの異なる装飾を組み合わせて手掛けられたボディは、重厚感やモノの質感があります。
鏡とはまた違う、陰影と格好良さを持った素敵なひと品です。
こんなのを壁面に掛けるだけで、まるでそこに造作を施したかのような存在感がでます。 コレクションしているものを並べたり、ポストカードのようにごく身近の雑貨なんかを飾ってみるのも洒落ています。
フィギュアやアクセサリーなど飾って楽しんだり、小瓶に活けた花を少し飾ってトイレ空間を演出しても。 そしてショップ空間にも。空いた壁面に小さな陳列棚を・・・。
フレームとボックス部分は、木製。
フレームはモールディング仕上げ。 角に小さな、向かって右下のモールディングに指の第一関節ほどの欠損があります(画像でもご確認いただけます。モールディングの欠損は、上側にあります)。いずれも欠損してから相当の年数が経っています。その箇所も風化しているので、モノの雰囲気を損ねてはいないと思いますが、これらを少し価格に反映しました。
フレームの内枠にクラックが何本かありますが、表面的なもので、ここから壊れてくるようなものではありませんし、上記の欠損同様、このシャドーボックスには自然な感じに映ります。
箱の内外の塗装は、褐色味を帯びた金彩。裏側も同じ塗装です。 天面だけ緑青が出て、面の全体が青銅色になっています。 棚板はガラス。取り外しが出来ます。 鏡はきれいで、歪みもありません。 壁掛け用のワイヤーが一本付いています。箱のサイドパネルのそれぞれ二箇所に真鍮の小さなヒートンが打ってあり、その穴にロープ状に編んだワイヤーが通っています。 ワイヤーや金具は劣化しているものが多いので、通常は交換してお出ししていますが、こちらは取り付け状態も含めて大変しっかりとしていたので、交換はせずに雰囲気ごと残しました。 *画像で見るよりも実物の方が大きく感じます。 サイズ H64cm W30.8cm/D11cm ボックスの内寸 H54.5cm W21.3cm/D8cm ガラス棚のサイズ W21.1cm/D7.5cm 厚み0.5cm 重さ/約3.2キロ
商品数:0点
合計(税込):¥0