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こちらの商品はSOLD OUTしました
1800年代後期のイギリス製です。 アールヌーボー(ビクトリアンとの言い方のほうがより当てはまるかもしれません)期の様式美が色濃く反映された作品。 シェルフ付きのミラーバック仕様になっていて、とてもきれいな立ち姿です。 横幅が少なく、まるでビクトリア時代の小柄な貴婦人のよう。 トップと扉には、リーフモチーフの装飾がほどこされていて、フェミニンな表情がいっそう出ています。 トップと扉下方のリーフは、パネルに直接彫りをほどこしたもの。彫りだけでなく、パネル全体を見たときにもエレガントでモダンな絵図になっていて、装飾効果がじゅうにぶんに発揮されています。 そして扉には、ステンドグラスが嵌め込まれています。 この頃の家具に時おり見られる仕様ですが、今の時代に見ると新鮮で心楽しくさせてくれるものがあります。 家具によってパターンも異なるので、そういった意味では贅沢ですし、あくまで家具の一部として作られた幾何学的な模様ですので、そこだけ浮いてしまうこともなく、部屋にもしっくりとけ込みます。 ランプを載せて、カップボードとして使ったり(絵付けのされたカップやピッチャーなどでロマンチックに仕上げてもいいし、銀器や白いリネンなどもすごく似合いそう)、サイドボードとして好きなものを飾って、どこかふわっと愛らしさが漂うシックなしつらえをお部屋に。 玄関ホール、それにショップ空間にもいかが? 材質はオーク。 天板トップや正面などには、虎斑(とらふ)と呼ばれる美しい杢が現れた上等な部分が用いてあります。 ミラーバックは、それを支えるブラケットも、シェルフも含めて、シェイプが小気味良くて、美しい仕上がり。 ミラーは、面取りがされたグレードの高いもの。 銀引きに仕上げによるオリジナル。年月で銀が酸化して出来た、黒っぽい点がひとつありました。 天板は、モールディング仕上げ。 フロントは、シェルフと呼応するシェイプで、手抜かりがありません。 ひきだしは組み木仕上げ。 中には間仕切りがひとつあります。 取っ手は真鍮製。シンプルなスワンネックのハンドルで、ブロンズ色に深まっています。 鍵付き(画像あり。大きいほう)。 扉も鍵付き(小さいほう)。 中は、棚板や間仕切りはありません。 経年を思うと、きれいです。 扉の左右のパネルは、嵌め殺しです。 ステンドグラスは、グリーンとクリアのコンビネーション。 下部のグリーンのにひとつ、クラックがあります。(画像でもご確認いただけます) この状態でしっかりと閉じており、指で押してもぐらぐらしません。ご使用にあたっての問題もありません。せっかくのオリジナルですので、このまま残しますが、こちらを価格に反映いたしました。 前脚は猫脚。 後ろはストレートです。 経年を思うと状態が良く、しっかりとしています。
ランク【D】
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*送料は当店で半分負担させていただいており、その内容で記載がされています
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