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ビンテージ&アンティーク家具「Kio」の日記

フロレンタイン・ウッドのこと、いろいろ

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HPにアップをしたフィレンツェのデスク。

 

同じくフィレンツェのネストテーブルとくずかごを左右に置いて、

そして小箱をデスクトップに載せて。

 

商品ページでいちどやってみたかった

フロレンタイン・ウッド(フィレンツェ家具)のレイヤードです。

 

 

主体がぼやけてしまったり、

全体がくどくなったらやめようと思っていましたが、

そんなことにはぜんぜんならず。

 

むしろ私としては落ち着いた気持ちになりました。

 

 

いっそうフロレンタイン・ウッドだけでかためたら、どんな感じになるだろう・・・!

 

ルネサンス建築の金箔張りの格天井みたいな雰囲気にもしなったら・・・

そう思うだけで、なんだかぞくぞくしてきます。

 

 

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ところで突然ですが、羽田空港。

 

いま再び国際空港になりましたが、

私の幼少の頃の国際空港時代のお話しを・・・・

 

 

時は1970年代。

 

お洒落なスーツを着たマダムや

きれいな民族衣装をまとった紳士淑女、

アラブの富豪・・・・・、

当時の羽田空港のロビーはそんな人々が行き交い

とても華やかで大人な、例えるなら『007』の世界のような(笑)ムードでした。

 

とくに夜が素敵で、

東京の叔父叔母のところに遊びに行き

「どっかドライブに行くかい?」と仕事から帰った叔父が訊ねてくれようものなら

決まって「羽田空港!」と答えたものでした。

(旅行で行けてたら良かったんですけどね。。。)

 

 

幼少すぎて記憶がだいぶ曖昧ですが、

羽田空港のロビーには、良く言えば「ワールドバザール」、

でも私の記憶にもとづくと「世界中の物を売っているお土産屋さん」、

そんなマーケットプレイスというか売店ですね、がありました。

 

そこが好きだったんですね。

 

ビーズの刺繍がされた香港製のシューズを叔母に買って貰ったことがあります。

 

マトリョーシカを初めて見たのもそこでした。

 

そしてあったのです、そこにフィレンツェの工芸品が。

 

お土産なので、ペントレイとか小さなお盆、それくらいだったと思います。

 

どう感じたかは忘れてしまいましたが、

赤で点々と彩色された金箔塗りの木の質感を覚えています。

 

 

フロレンタイン・ウッドとはそんな小さな出会いですが、

羽田空港の思い出は自分のなかでかなり色鮮やかで大事にしている思い出のひとつで、

今のKioにも影響を及ぼしていると思っています。

 

フロレンタイン・ウッドのビンテージを扱うようになって、

その魅力にどんどんはまっていっていて、

なんだか繋がりや巡り合わせというものに

宇宙的な面白さや不思議さを感じます。

 

 

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しかし、なんでこんな背面なんだろう・・・・!

 

ほんとに完全に虜です。。。。

 

 

 

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